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WBC

東京ラウンド準々決勝

日本VSイタリア

 

2023年3月16日

 

ついに東京ラウンドのファイナル!決戦の木曜日。

 

今日はWBC気分を謳歌し尽くそうと、午後から半休に変更。午前中は在宅勤務にしたので通勤時間が省けた分だけ、朝のワイド・ショーを楽しむことができた。

 

今回のWBC中継局の一つであるテレビ朝日は、随分力を入れて番宣してくれる!朝の『グッド・モーニング』から『羽鳥慎一のモーニングショー』に始まり、夜の『報道ステーション』に至るまで、かなりの放送時間をWBC特集に割いてくれた。

 

ワイド・ショーの番宣は、通常のスポーツ・コーナーで流れるプレー中心の報道のみならず、選手たちのサイド・ストーリーに焦点を当てて編成してくれるから興味深い。また、録画データはコレクションの一つになるから嬉しい!

 

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午前中のオンライン会議をやっつけた後は、都内で諸用を済ませて近くにあった『塩ラーメン専門ひるがお』で腹ごしらえも終えて、隣のスタバへ駆け込んだ。

 

渡米中の旅時間もそうなのだが、スタバに入り、ひとりでリラックスしながら撮影写真の整理やブログをしたためる時間は、自分にとって至福タイムだ。

 

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16時30分に開場と確認していたので、16時前にはドームへ着いた。

 

そこは平日のお昼間にも関わらず、人、人、人だらけだった。どのゲート前にも、いつも以上に長い長い長蛇の列ができていたので、開場後にすぐ入場するのはあきらめた。

 

ドーム内では夜ご飯を食べない予定でいたので、先にもうちょっと腹拵えというか、ボールパーク気分を味わうために、ドームに併設されている『Shake Shack』に入った。

 

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『Shake Shack』の存在を知り、はじめて食したのは、ヒューストン・アストロズの本拠地であるミニッツメイド・パーク内。

 

2018年9月、大谷のメジャー・デビューイヤーに、ビジターゲーム前のフリー・バッティングを観るためにヒューストンまで足を運んだ。

 

そこで初めて食した『Shake Shack』に痛く感動!日本には未上陸と勝手に思い込んでいたのだが、帰国してから調べると既に2016年に上陸していた…(苦汗)

 

翌年2019年9月にも食した。あれは、渡米3日前に大谷が左膝蓋骨の手術で急遽シーズン終了となり「大谷が居ないニューヨークの旅」を決行していた道中だった。

 

ニューヨークでエンゼルスに勝つ、ヤンキースの地区優勝を見届けて、次戦ヒューストンへ向かうために訪れたラガーディア空港内での出来事。

 

予約していたフライトが悪天候で勝手にキャンセルされていて、その夜のエンゼルス戦に間に合わない危機。あの手この手を尽くし代替えフライトを確保し、入った空港内で食した『Shake Shack』が、マジ美味しかった!

 

思い出豊富なバーガーを食しながら、決戦の時を待った。

 

途中、前日初めてリアル対面したTwitterランドのわのかさんが、自分を見つけて後をつけているとメッセージが届いたが、全くの別人だった…!

 

わのかさんのわのか語録は、唸る着眼点をもつ大谷ワールドを、いつも楽しませてくれる存在だ。

 

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意外に早く列がはけたので、自分もすぐにドーム内へ入ったが、日本代表の練習は終えていた。試合開始まで2時間はあったが、セブンイレブンで買ったおつまみをあてに酒を楽しんだ。

 

中でもWBC限定販売されていた応援グルメ!と題する「ジャパンブルー・サワー」は決戦にピッタリのお酒だった。ブルー・カラーのイタリアを飲み込み!勝つことを願掛けする!試合前から気分が盛りあがった。

 

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ちょっとした体験インプットから想起した、アウトプットの思い出備忘録は、こんなところかな!

 

ここから自分が撮影した写真に、試合展開や備忘録を交えて綴っていく。決戦の木曜日にシャッターをきった撮影枚数は、実に1,914枚。

 

厳選するのにも苦労したが、余すことなく残したい。

 

【試合前】

 

先発の大谷翔平が、午後6時15分を過ぎた頃にスタジアム内に登場。スタンドからは、割れんばかりの大きな拍手が送られた。

 

センター後方の壁際でのウォームアップを終えた大谷が、ブルペンへ入るために1塁ベンチ側へ戻ってくる際、3塁側のイタリア・ベンチ前に視線を向けながら歩いてきた。

 

そして、最後は誰かに向けて手を挙げた!自分はベンチ上に居るので、誰だがわからなかったが、同僚のフレッチだったのか!?

 

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【セレモニー】

 

ダルビッシュ有や佐々木朗希が登場!

 

今大会、唯一の心残りは佐々木朗希のピッチング写真が撮れなかったこと…(泣)

 

笑顔の栗山英樹監督とマイク・ピアッツァ監督のシェクハンド。そばには、水原一平通訳の付き添い…豊富な登場人物だ。

 

ブルーを纏うフレッチの姿も、正面で捉えた!

 

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【1回表】

 

先発大谷の登場!

 

今大会は、いつも以上に指差し確認が多い!?

 

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初球から唸り声をあげ続ける、大谷のピッチング!

 

3番フレッチの弟ドミニクには、早くも160キロを計測。

 

そのドミニクには詰まりながらもセンターへ運ばれて、初ヒットを許すが、後続を押さえて、無失点スタート。

 

ベンチに戻る途中には、大きな身体をたたみながら甲斐拓也と作戦振り返り。

 

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【1回裏】

 

1番ラーズ・ヌートバーのレフト前ヒット、2番近藤健介の四球で迎えた無死一、二塁の第1打席は、ショートライナーに倒れた。

 

低い弾道のライナーが、ピアッツァ監督指揮する守備シフト網に引っ掛かった。1ストライクからのツーシームを捉えたが、打球は二塁ベース右に守り、ダイビングしたニッキー・ロペスのグラブに収まった。

 

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【2回表】

 

先頭5番のビニー・パスカンティーノに今大会最速の164キロをマークし、空振り三振を奪った。カウント1ボール2ストライクからの6球目、唸りを上げた剛球が甲斐のミットにまさしくズドン!電光掲示板に164キロと表示されると、スタジアムがどよめいた。

 

このシーンは、連写で12カット押さえることができたが、164キロと表示された電光掲示板は、すぐさま大谷の表情に切り替わり残せなかった。

 

毎試合隣席となっている長崎から来られた”愉快な”おじさんは、「掲示板変わるの、早過ぎるよねー」とボヤかれていて、全く同意した…!

 

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続く6番マイルズ・マストロブオーニのファースト・ゴロを岡本和真がさばき、一塁送球を大谷が軽快な一塁ベースカバーで好アシスト!

 

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【3回表】

 

1死走者なしから、待望のデビッド・フレッチャーと初対決!初球に159キロのストレートを投じたあと、2球目も同じストレートで161キロを計測!

 

力勝負の後、カウント1ボール1ストライクからの3球目を、外角低めのスライダーでサード・ゴロに仕留めた。

 

この回、わずか6球の省エネ投球で、3回までを無失点と好投を続ける。

 

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【3回裏】

 

2番近藤が四球で出塁した後、大谷の第2打席。内野が一塁側に寄って守る大谷シフトを敷かれた状況。

 

初球、いきなりバットを寝かせた意表を突くセフティーバントをやってのけた。打球は三塁線へ転がり、ジョセフ・ラソーサ投手がなんとか捕球するが、焦って一塁へ悪送球。

 

近藤は一気に三塁へ進塁し、打った大谷も一塁セーフ。1死一、三塁とチャンスメーク。

 

このシーンも連写で6カット押さえた!

 

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バットに当てたシーンだけをピックアップすれば、少し斜めに転回させたカットの方がお気に入りかな…!!

 

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続く4番吉田正尚の内野ゴロの間に先制。5番村上宗隆は四球を選び、2死1、2塁のチャンスで、6番岡本が3ラン・ホームランを放ち4点リード!

 

岡本のホームランは、右打者ゆえ背後になるため少ししかシャッターをきっていなかった。直前の空振りシーンだけは捉えていたが…(泣)

 

大谷のホームイン後、村上とともに岡本を迎える光景はなんとも微笑ましい。

 

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【4回表】

 

走者1、2塁を許すが、無失点で切り抜ける。

 

ただ、少し序盤から飛ばしすぎたか表情に疲れが見え始める…!?

 

イニング終了時には、ガッツポーズで自分自身を鼓舞!

 

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【5回表】

 

制限投球数が迫る中、気合いでのりきろうとする気迫がみえる大谷だったが、2度目のフレッチとの対戦では、詰まりながらも1、2塁間へヒットを許す。

 

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その後、2死満塁のピンチからドミニクに右中間へタイムリー2塁打を浴びて、2点を許して降板。2番手には伊藤大海が登板し後続を断った。

 

大谷は準々決勝から増えた球数制限80球にあと8球と迫る71球を投じ、4回2/3を4安打2失点、5奪三振、3四死球と粘投した。

 

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【5回裏】

 

リアル二刀流の真骨頂!5回表途中に降板した大谷だったが、その裏には先頭打者として第3打席に入り、ストレートで四球を選ぶ。

 

続く4番吉田は死球で歩き、今日5番に入った村上がタイムリー2塁打を放ち、大谷は生還。

 

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【6回裏】

 

第4打席は2死走者無くまわってきたが、平凡なショートゴロに倒れた。

 

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【7回表】

 

ダルビッシュ有が5点リードの7回に4番手で登場!

 

名前がコールされる前から、場内は大きなどよめきと大歓声が起きていた。ダルビッシュのリリーフ登板はファイターズ時代の2010年9月28日のオリックス戦以来、4552日ぶりだという。

 

7回は先頭打者から見逃し三振、サードゴロ、ショートゴロで3者凡退。最速は152キロをマーク。

 

8回も続投するが、1死無走者から3番ドミニクにレフト最前列へソロホームランを浴びたが、後続を断ってリードをキープ。

 

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【8回裏】

 

WBC東京ラウンドの最終打席。第5打席の大谷は、空振りの三振に終わる。

 

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【9回表】

 

9回のマウンドには、大勢が上がった。

 

2打者連続で安打を許し、無死1、2塁とピンチを招いたが、8番ベンジャミン・デルジオを153キロのストレートでキャッチャーフライ。9番フレッチャーをセカンドゴロに仕留めた。

 

最後の打者は低めに投げた154キロのストレートで見逃し三振。今大会初めての守護神役を無失点で切り抜け、マイアミ行きの切符をチームにもたらした。

 

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【試合後】

 

またもや恒例となった、大谷のカメラ目線が待っていた!!!!!

 

冒頭に入れたカットが、そうだ!

 

4分割でも再掲してみた。

 

今シーズンは、スプリング・トレーニングから完全に”カメラ目線”付いている。

 

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大谷がベンチへ引き上げる際にも、こちらに視線!?

 

Twitterランドのゴンタさんからは、まるで「応援ありがとう。行ってきます」って見えますねと、コメントをいただいた。

 

うまい…!

 

運が良かった!カメラ目線のWBC観戦となった。

 

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ファンやイタリア代表に向けた最敬礼の後、アメリカ放送局による東京ラウンドMVPの受賞撮影を終えた大谷は、栗山監督の勝利者インタビューが始まっているにも関わらず、一平通訳とともに、こちらサイドの3塁側へ、誰かを探す光景が見えた。

 

すぐさま、ノーサイドとなったフレッチを探しているんだろうなと察しはついたが、はじめにイタリアのベンチ前に登場してきたのは、ピアッツァ監督だった・・・!

 

ピアッツァ監督との記念撮影を終えた後、お眼鏡のフレッチと対面。たくさんの記者に囲まれながら記念撮影におさまった。

 

自分からは、背面側しか撮影できなかったが、間近でみるふたりの光景には熱いものがこみあげた。

 

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スーパーヒーローが去った後にも、栗山監督や岡本のインタビューは続いた。岡本の「最高です!」の6連発には、もう少し言葉を頂戴や!と思ったりもしてみたが、これが岡本のキャラなんだろうと自嘲。

 

帰宅時には別席で観戦されていた、タッキーさんやyukoinphxさんから驚きの写真付きメッセージが届いた。

 

なんと、大谷のご両親と和かに記念撮影している風景だった。。なんで?!うらやましい!

 

とっても、気さくに応じて頂けたそうだ。

 

長時間を要した写真選びと試合ドキュメントの補足であったが、これで自分の東京ラウンド観戦記も、無事終えられた気がする。

 

このまま火曜日に始まるマイアミ決戦を、最後まで楽しもう!

 

ありがとう、翔平&侍ジャパン。