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2023年6月13日

 

今シーズンのベストゲームだったんじゃないか!?いや、大谷がメジャーへ来てから7年目。これまでで5本の指に入る、最高のゲームだったと思う。

 

春に行われた、WBCの準決勝を思い出させるような粘り強い逆転ゲームだった。延長12回に決勝2ラン・ホームランを放ち、両手を広げて歓喜する大谷の表情が、全てをものがたっていた。

 

今日のゲームは、仕事中の為に結果速報を逐一チェックしながら追っ掛けていた。3回表にトラウトのタイムリーで1点を返し、反撃モードに転じた矢先。その裏すぐに、先発アンダーソンが2本のタイムリーを浴びて、1対5の4点ビハインド。

 

正直、この時点で自分は少し諦めかけた。逐一試合速報を追いかけるペースが自然と遅くなった。

 

しかしながら、チームの面々は全く諦めていなかった。気づけば、5回表に大谷の犠飛を含み3点を返し、1点差まで詰め寄っていた。

 

6回裏の守備では、遊撃のソトが三塁フェンスを恐れないスーパーキャッチをみせて、チームを鼓舞する。

 

すると、7回表の大谷第4打席。2球目の内角低めシンカーをジャストミート。確信歩きで眺める打球は、センター左奥の2階席へ突き刺さる19号の同点ホームランとなった。反対方向の上段へ、ライナーで打ち込んだホームランを、初めて見た気がする。

 

振り出しに戻したゲームは、ここから中継ぎ投手陣が耐えに耐えてみせた。

 

今季得点圏打率3割以上を誇るレンジャーズ打線相手に、2番手デベンスキーは、7回裏二死1、2塁のピンチを切り抜けた。

 

3番手ウェブの後を継いだ4番手のエステベスは、本来試合を決めるクローザー。同点ではあったが、延長戦に持ち込むべく9回裏に登場。一死2、3塁のピンチを招いたが凌ぎ切った。

 

10回裏には、5番手新人のバックマンが一死1、3塁のピンチを防いだ。二死からセミエンが放った強烈なショートへの当たりは、ソトが前へ弾きながらも思い切り力強い送球で間一髪のアウト。3年ぶりに一塁を守ったウォードは、ショートバウンドになった難しい送球を、よくぞ捕まえた。

 

勝ちたい。絶対勝つんだ。

 

絶対諦めないという、気迫が生んだプレーにみえた。

 

当初は、大谷の打席だけ『MLB.TV』のライヴ配信を視聴していた。それ以外は、試合速報をチェックしていたのだが、8回位からは、デスク前にスマホを翳し影ながら継続視聴していた…(汗)

 

11回裏もバックマンは失点を許さず、12回表の大谷第6打席へ打順をまわした。大谷はその初球の高めカットボールを逆らわずレフトへ放ち、フェンスの僅か奥側へ運んでみせた。決勝打となる20号の2ランホームラン。

 

3年連続の20号は、ホームラン・キング争いでも、ジャッジを抜いて単独トップに躍り出た。あのホームラン・キングを争った、2021年の初夏に味わった興奮が、再び帰ってきた。

 

この後、四球で塁に出たトラウトは、今季初めて盗塁を決めてみせた。2死からは、途中出場のウォラックが駄目押しとなる2ランホームランまで放つ。

 

どの選手にも、気迫ある集中力がみえた。

 

最高のゲームだった。

 

大事な4連戦の頭を奪った!

 

この連戦はゆっくりテレビ観戦したいが、金曜日まで全てウィークディ。残念だが、明日は再び影ながらスマホ視聴を続けないといけないかもしれない。

 

嬉しい悲鳴だ。

 

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本来、今日は別の内容を書こうと考えていた。今朝、Numberスポーツライティングの第2回講座を受けて提出した、課題宿題のフィードバックがあったからだ。

 

提出から10日以上経過していたが、日曜日までに返信が無かったので、今回は添削無しと思い込んでいた。

 

それが、今回はNumber編集局長の松井一晃氏からフィードバック頂けた。

 

 

自分が提出した、「大谷翔平特集号『二刀流の頂は、何処へ』」に対して、以下のような指南を受けた。

 

・シーズン動向によるが、この夏以降のどこかで大谷特集は必ずやるでしょう。

 

・エンゼルスが、もしポストシーズンに残っていれば、チーム残留を前提に、『大谷翔平とエンゼルス ワールドシリーズ制覇の道』とか。

 

・そうならなければ、『大谷翔平に最も相応しい球団は何処か?』あたりが、考えられるテーマではないか。

 

・大谷選手のことは、過去に何度も特集しているので、1本1本の企画はもちろん、必然的に特集テーマにも「明確な切り口」が求められる点が難しいところ。

 

・ただ、とりあげる人の人選については、大谷選手に興味があるだけに良く理解されている人選だと感じた。

 

以上、ざっとこんな感じだった。

 

人選だけかあ。

 

松井氏より2案頂いた内、後者は、自分の特集テーマに近いと思うが、明確な切り口に届いて無かったということだ。

 

まあ納得!

 

では、松井氏から頂いたテーマをもって、ファースト・インプレッションで企画案を考えてみた。

 

Number「大谷翔平」特集1
『大谷翔平とエンゼルス ワールドシリーズ制覇の道』 

 

目次

01[二刀流の頂は、何処へ]

文●石田雄太氏

大谷翔平

※もちろん、本人登場。エンゼルスとともに、どんな未来を描くのか?を聞きたい。

 

02[ワールドシリーズとは?!]

文●鷲田康氏

松井秀喜

※ワールドシリーズといえば、日本人唯一のMVP獲得を誇る松井氏。ポストシーズンの戦い方回顧。大谷へのメッセージ。

 

03[ワールドシリーズとは?!]

文●鈴木忠平

上原浩治

※ワールドシリーズといえば、クローザーで最後を締めた上原氏。ポストシーズンの戦い方回顧。大谷へのメッセージ。

 

04[ワールドシリーズとは?!]

文●???

井口資仁

※ワールドシリーズといえば、2つのリングを持つ井口氏。ポストシーズンの戦い方回顧。大谷へのメッセージ。

 

05[メッセージ]

文●石田雄太氏

栗山英樹

※やっぱり栗山さんには、大谷のメジャー・ネクストステージに向けて、メッセージを頂きたい。

 

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Number「大谷翔平」特集2
『大谷翔平に最も相応しい球団は何処か?』 

 

目次

01[ドジャブルーとは!?]

文●石田雄太氏

野茂英雄

※東西の名門チームを語るに相応しいレジェンド。

 

02[ピンストライプとは!?]

文●鷲田康氏

松井秀喜

※東西の名門チームを語るに相応しいレジェンド。

 

03[ボストンとは!?]

編集部

松坂大輔×上原浩治

※解説者も担う二人の対談は面白い?

 

04[相応しい球団は?]

編集部

番記者座談会

柳原直之、川村虎大、丹羽政善

※番記者予想!

 

05[メッセージ]

文●石田雄太氏

栗山英樹

※やっぱり栗山さんには、大谷のメジャー・ネクストステージに向けて、メッセージを頂きたい。

 

あくまでも、ジャスト・アイデアだ!

 

単純に企画案の思考を楽しんだだけかな。

 

明日には、第3回目の講座が迫っている。課題宿題の思考は大変だが、ブログネタにもなるし楽しめている。

 

明日も、奮闘を期待するぜ!エンゼルス!