ところで、このワインは、年代によってChâteau le PuyというラベルとChâteau du Puyというラベルがあります。どのように違うのか、好奇心が湧きました。このシャトーから直接入手した説明書を抄訳します。
「18世紀・19世紀から1934年までは常にChâteau le Puyと言っていました。1934年春、Robert Amoreau(当時の当主)の学友であるリブルヌLibourneの印刷屋Jean BerthonがChâteau du Puyと間違えた名前でラベルを印刷してしまいました。当時は、当家は経済的理由から2~3年分のラベルを一度に印刷して、それぞれのラベルに収穫年を羽ペンで書いていました。
「Value Bordeaux 2009 & Bordeaux Under One Roof」と銘打ったボルドーワイン委員会(C.I.V.B.)とフランス食品振興会(SOPEXA)の共催の毎年開催されている試飲会に行ってきました。
Value Bordeauxとは、10人のワイン界の日本人代表が品質と価格のバランスで選んだ100本で、これらのワインを4つのシーンに分類しているのがフランス人らしい発想でした。[1.楽しさを分かち合う 2.幸せをよぶ
3.安らぎを与える 4.心を高揚させる]
会場の一壁に写真の様にこれら4つのシーンが造られていました。
Bordeaux Under One Roofは、「一堂に集まったボルドー」となるのでしょうか、34社の輸入元が各ブースで11~13種の試飲ワインを揃えていました。これに加えて上記100本のワインも試飲提供されていましたので、相当な数の種類のワインでした。
察するところ、ボルドーワインは高級で高価であるという一般概念を払しょくして、安いボルドーワイン(3,500円以下)でもコストパーフォーマンスの素晴らしいものがあるのだということを認知してもらう会だと解釈しました。