この蔵の記念館は何回も訪れた所です。立派な酒造展示室がありますが、以前と変わっていませんでした。道具を分かりやすく工夫して並べて展示しています。


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講師の雑記 唎酒コーナーでは、生の原酒を飲ませてくれました。希望すれば他の種類も試飲できるようでしたが、特にお酒を買う予定もなく時間が押していましたのでお断りして退室しました。


入口受付に、英語、ドイツ語、フランス語など10カ国以上のそれぞれが4頁にわたる図解付きの日本酒の解説パンフレットが置いてあるのが印象的でした。外国人に日本酒を知ってもらおうとする意欲が伝わりました。



入口左の庭園の入口に実際に水車が回っている水車小屋があり、中を覗くと昔の精米の様子が分かりました。



記念館のwebsite http://www.kikumasamune.co.jp/kinenkan/topmenu.html  の「記念ツアーガイド」や「記念館映写室」で映像の解説があるのが大変分かりやすいものです。



JR住吉駅から南に歩いて10分ほどで白鶴酒造http://www.hakutsuru.co.jp/ の屋上に目立つ看板が見えてきました。資料館の建物は大きく端麗な造りでした。中国やアメリカの観光客がバスで乗り付けて見学していました。

この蔵の特徴は、昔の酒造り器具の展示で等身大の出来栄えの良い人形を使って作業の様子をよく理解できるようにしていることでした。大変参考になりました。


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利き酒コーナーでは、しぼりたて生原酒が置いてありました。フレッシュフルーティな味わいで気に入りましので、販売コーナーで同じ酒を買おうと思いましたが、売っている原酒は熱処理しているとのことでした。この資料館で限定販売している原酒・蔵酒をお土産に買いました。

帰りがけに、映写ホールで酒造りの歴史の映画を勧められ100人席のホールで2人で観ました。15分の上映時間で英語版もあるとのこと、外人を案内するのには便利な蔵との印象を持ちました。

411()12()に酒蔵が解放され工場見学やいろいろなイヴェントが行われるそうです。

講師の雑記 神の雫の漫画は全く読んでないし、テレビの方もあまり興味はありませんでしたが話の種に観たのが最終回のものでした。神の雫にシャトー・ル・プイが選ばれているのを見て、このワインを一生懸命売っていた日仏商事http://www.nichifutsu.co.jp/wine/winery/01.html  にこれから良く売れるようになるねと話したところ、今年2月に急に生産者の方から取り扱い中止の連絡があった由。なんだか厳しいというか生臭い話です。


ところで、このワインは、年代によってChâteau le PuyというラベルとChâteau du Puyというラベルがあります。どのように違うのか、好奇心が湧きました。このシャトーから直接入手した説明書を抄訳します。


18世紀・19世紀から1934年までは常にChâteau le Puyと言っていました。1934年春、Robert Amoreau(当時の当主)の学友であるリブルヌLibourneの印刷屋Jean BerthonChâteau du Puyと間違えた名前でラベルを印刷してしまいました。当時は、当家は経済的理由から2~3年分のラベルを一度に印刷して、それぞれのラベルに収穫年を羽ペンで書いていました。


Robert氏は、友人のBerthonをこの問題で困らせたくなかったので、そのまま間違ったラベルを引き取りました。話には出ていませんが、恐らく値引きはしたと思います。



この新しいChâteau du Puyという名前が馴染んで評判も良かったので数十年の間続いていました。ボルドー地方には同じChâteau du Puyという名前が他に2つ在りましたがそちらからは問題にしてきませんでした。


10年ほど前に、当シャトーが世界的に有名になってきて、他の同じ名前と混同される問題が大きくなってきました。しかし、同じ名前が3人のオーナーによって登録されていますのでどうすれば良かったのでしょうか。


当シャトーは、厄介な係争に持ち込むよりも、200011日から初めの名前であるChâteau le Puyに戻すことにしました。この名前が当シャトーの実際の名前であり唯一のものです。」


ご参考になりましたか。













Value Bordeaux 2009 & Bordeaux Under One Roof」と銘打ったボルドーワイン委員会(C.I.V.B.)とフランス食品振興会(SOPEXA)の共催の毎年開催されている試飲会に行ってきました。


Value Bordeauxとは、10人のワイン界の日本人代表が品質と価格のバランスで選んだ100本で、これらのワインを4つのシーンに分類しているのがフランス人らしい発想でした。[1.楽しさを分かち合う 2.幸せをよぶ 

3.安らぎを与える 4.心を高揚させる] 

会場の一壁に写真の様にこれら4つのシーンが造られていました。
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Bordeaux Under One Roofは、「一堂に集まったボルドー」となるのでしょうか、34社の輸入元が各ブースで11~13種の試飲ワインを揃えていました。これに加えて上記100本のワインも試飲提供されていましたので、相当な数の種類のワインでした。

講師の雑記 察するところ、ボルドーワインは高級で高価であるという一般概念を払しょくして、安いボルドーワイン
(3,500円以下)でもコストパーフォーマンスの素晴らしいものがあるのだということを認知してもらう会だと解釈しました。


各ブースで2種類位高価なワインが置いてある他は3000円以下のワインを揃えていました。とにかく膨大な数の試飲でしたのでゆっくり鑑賞できませんでしたが、総括すると、1,000円台のワインにはまだあまり納得するものは少なかったものの、2,000円台になると結構いけるなという風味のワインが増えてきているのを実感しました。


講師の雑記 主催者の一つのブースに、
SauternesCadillacLoupiacSainte-Croix-du Montの甘口ワインが20種類も並んでいました。各AOCの違いの特徴を掴もうと試飲しましたが、落ち着いた雰囲気でなかった故もありはっきりした違いは取れませんでした。ブースは人気があってなかなか主催者もやるなという感じでした。


ボルドーの主催者の意気込みと、安価なボルドーワインの将来性を充分感じましたので、今後も応援していきたいと思います。












講師の雑記 最後の5軒目沢の鶴
http://www.sawanotsuru.co.jp/ は今まで訪問した
4軒から一つだけ2kmほど離れた所にあります。沢の鶴に向かって歩いていると何人もの探訪している人たちがいろいろな酒蔵で買ったお酒を下げて歩いているのに出会いました。スタンプポイントが11か所にあるので相当の人数の人たちが灘の酒蔵街を歩き回っているのでしょう。結構若いカップルも目立ちました。


ここ沢の鶴の規模は今までの4軒に比べ相当大きく、資料館も充実したものでした。当日はオープニングイヴェントがあり訪問者も沢山いました。残念ながら酒蔵見学は時間が遅すぎてできませんでした。販売所で試飲サービスをしていましたが、樽酒1種類だけで物足りないものでした。


一度酒蔵見学をしてみたいものです。

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4軒目は、事前に蔵内見学を申し込んでおいたので、泉社長に案内してもらいました。
1995年の震災で蔵が崩壊して、木造で復興した灘で唯一の蔵だそうです。入口のたたずまいからして昔の蔵の趣がありました。


木造蔵内でしたが、醗酵槽などは木製でなくホウロウ内張りの鉄タンクでした。2月に酒造りは終わっていました。http://www.nadaizumi.co.jp/  親子二人で麹造り、酛造り、醗酵から瓶詰めまでしている大変小さな規模ですがそれだけに強い個性を感じました。



講師の雑記 社長の説明を受けながら試飲をしましたが、話し方に強い熱意を感じました。大酒造会社との大きな違いは何か聞いたところ、大酒造会社は、ブレンドをするが自分のところはブレンドをしないということでした。試飲は最初に、生酒が一番味がわかるのでと言って「しぼりたて生原酒」「純米しぼりたて生原酒」「にごり酒」の
3種類の生酒17~19%アルコールを試飲させてくれました。まさに灘の地酒の温かさを感じました。そのあと吟醸酒、大吟醸酒の試飲を頼みましたが、生酒を試飲した後では特別な味わいは感じられないからと興味がなさそうでした。結局試飲させてもらいましたが、確かに生酒に比べるとコクは劣りました。「特に冷やして飲むより、常温で飲んだ方がその豊潤さがわかる」という言葉がわかる味でした。



講師の雑記 今の時期にしかない冬季限定という「純米しぼりたて生原酒」を
1本買ってその晩さっそく飲みました。洗練さは無いがこくと何か主張しているこれが「灘泉」の地酒という風味に特徴を感じました。昔ながらの手造りの味と言えます。将来も買い続ける酒になりそうです。灘にもこのような酒があるということをもっと知ってもらいたいと思います。





講師の雑記 3軒目は、そこの門が、10年ほど前のNHK朝連続ドラマ「甘辛しゃん」のロケ舞台になった滝鯉蔵元で、昨年創業250年を迎えた老舗です。http://www.takinokoi.co.jp/  


玄関の看板に「この門及び酒匠館は江戸期に建てられ大正の初期にこのような内装を施したものです。NHKのテレビドラマ"甘辛しゃん"の蔵元の門玄関としてロケの撮影に使われました。」と書いてありました。


こじんまりした販売室で生酒の無料試飲をしていました。生酒の保存期間を聞いてみると、家庭の冷蔵庫に入れて2週間、蔵元で2℃のタンクに入れておいて2年くらいで少し熟成が起こるとのことでした。

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別室で大吟醸酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒の試飲をさせてもらいました。特に純米吟醸酒はブラッセルで開催されるモンド・セレクションMonde Selectionでここ10年連続して金賞を、大吟醸酒も金賞を獲得しているそうです。3つを飲み比べて、純米吟醸酒に食指が動きましたが、やはりその豊潤さで純米大吟醸を買いました。精米歩合45%で臥竜点という名前も気に入りました。








319日付「フランス、オーガニック&ビオディナミ農法ワイン」でDomaine Valentin Zusslinをご紹介しましたが、この会社の名前の正確な発音が気になりました.


商談会入口で貰った出品者一覧表には、Zusslinがジュスランと書かれていました、一方輸入元である山信商事のパンフレットにはチュスランとあります。Zusslinのある場所がアルザスなので、歴史を考えればドイツ語とフランス語の発音が混ざっているのは納得できますが、オーナーの苗字ですから、正確にはどちらが正しいのかと好奇心が湧きました。

てっとり早く、会場で話したことのあるオーナー夫人のMarie Zusslinさんに直接eメールで問い合わせたところ、親切な返事が来ました。「どちらかというと、チュスランよりジュスランだが、正確にはシュスランの発音に近い。」ということでした。


昔、アルザスの県名であるHaut RhinBas Rhinの発音が気になったことがあります。サントリーの解説書にはオー・リン、バー・リンと書かれている一方、ソムリエ協会教本では、オー・ラン、バー・ランです。アルザスのIllhaeusernにある三ツ星レストランL’Auberge de L’Illのシェフソムリエで1989年世界最優秀ソムリエになったことのあるSerge Dubsセルジュ・デュブス氏に会った時に聞きましたら「オー・リン、バー・リン」だという返事でした。別に、アルザス・ワイン委員会にeメールで問い合わせた時は「オー・ラン、バー・ラン」だとの答えでした。「フランスで正式にはオー・ラン、バー・ラン。現地のドイツ的な人はオー・リン、バー・リンと発音するのだろう。」と自分なりに勝手に解釈しています。


そういえば、プロヴァンスワインセミナーで来日していたプロヴァンスの生産者に対しAOC Casisの発音をカシスかカシーか質問していた人がいましたが、答えは「地元ではカシスが正しいが、他の地方ではカシーと発音しているかもしれないということでした。」


ちょっと好奇心が強すぎるかと少し反省しています。


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2軒目は清酒福寿の醸造元の、神戸酒心館http://www.shushinkan.co.jp/  です。門を入った中庭にちょうど五分咲きの素晴らしいしだれ桜があり、春を感じました。


講師の雑記蔵直売所、東明蔵に入ったところに昔の酒造りの道具が飾られていました。その奥で5種類のお酒の無料試飲ができ、既にいい気持になっている人がいました。


直売所の隣の建物がイヴェント・ホールになっていて、50年くらい前にしては保存が完全なお雛さんが飾ってありました。このホールは1995年の震災後1997年には完成して現在いろいろなイヴェントに使われています。少しでも日本酒に親しんでもらう機会を作ろうとしている気持ちが良く分かります。イヴェントは、桂文珍の年2回の落語が人気だそうです。他にコンサートなどがあり、いずれも利き酒付きで料金も安いのでいつか行ってみようと思いました。


「さかばやし」という立派な料亭もあるので、いろいろ時間をつぶせそうな蔵です。


酒蔵は見学できなかったのでビデオを見ました。大吟醸の精米歩合が35%だとか、暖気樽が木製でなくステンレス製なことに現代を感じました。上槽(プレス)には伝統的なものを使っているという説明が印象的でした。

320日から56日まで灘の酒造探訪がスタンプラリー付きで開催されています。JRの駅にパンフレットが置かれている所がありますがhttp://www.feel-kobe.jp/pdf/saka2.pdf  で詳細が見られます。11か所にスタンプポイントがあり、3か所のスタンプを集めると商品が当たる応募ができます。日本酒を楽しみながら勉強するには良い機会と思います。



西宮の酒蔵はいくつか訪ねていますが、灘方面の酒蔵にはなじみが少なかったので行ってきました。特別に運行されている酒蔵ループバスには乗らず、暖かい快晴で気分よくホロ酔いのそぞろ歩きで5か所を訪問、万歩計記録では15000歩以上歩きました。


1軒目は、JR六甲道駅から一番近い「こうべ甲南武庫の郷」。http://www.konanzuke.co.jp/mukonosato/index2.htm  奈良漬の老舗ですが一応スタンプラリーの訪問先になっているのでその資料展示に入ってみました。個人的には漬物に全く興味がありませんが妻の好物です。まず資料館で、塩漬けで逆浸透圧の作用があることなど、甲南漬の造られるまでの解説を興味深く勉強しました。昭和初期の豪華なお雛さまの特別展示もありました。いろいろなカルチャー教室もありました。最後に販売店に寄ると早速、奈良漬とお茶のサービスが出ましたが妻に進呈。漬物のお土産を買って2軒目に向かいました。


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