3月19日付「フランス、オーガニック&ビオディナミ農法ワイン」でDomaine Valentin Zusslinをご紹介しましたが、この会社の名前の正確な発音が気になりました.
商談会入口で貰った出品者一覧表には、Zusslinがジュスランと書かれていました、一方輸入元である山信商事のパンフレットにはチュスランとあります。Zusslinのある場所がアルザスなので、歴史を考えればドイツ語とフランス語の発音が混ざっているのは納得できますが、オーナーの苗字ですから、正確にはどちらが正しいのかと好奇心が湧きました。
てっとり早く、会場で話したことのあるオーナー夫人のMarie Zusslinさんに直接eメールで問い合わせたところ、親切な返事が来ました。「どちらかというと、チュスランよりジュスランだが、正確にはシュスランの発音に近い。」ということでした。
昔、アルザスの県名であるHaut Rhin、Bas Rhinの発音が気になったことがあります。サントリーの解説書にはオー・リン、バー・リンと書かれている一方、ソムリエ協会教本では、オー・ラン、バー・ランです。アルザスのIllhaeusernにある三ツ星レストランL’Auberge de L’Illのシェフソムリエで1989年世界最優秀ソムリエになったことのあるSerge Dubsセルジュ・デュブス氏に会った時に聞きましたら「オー・リン、バー・リン」だという返事でした。別に、アルザス・ワイン委員会にeメールで問い合わせた時は「オー・ラン、バー・ラン」だとの答えでした。「フランスで正式にはオー・ラン、バー・ラン。現地のドイツ的な人はオー・リン、バー・リンと発音するのだろう。」と自分なりに勝手に解釈しています。
そういえば、プロヴァンスワインセミナーで来日していたプロヴァンスの生産者に対しAOC Casisの発音をカシスかカシーか質問していた人がいましたが、答えは「地元ではカシスが正しいが、他の地方ではカシーと発音しているかもしれないということでした。」
ちょっと好奇心が強すぎるかと少し反省しています。