酔弦庵

酔弦庵

弾いてみた動画の記録や機材のレビュー、ニューギアの言い訳など

 

 

 

■選曲について

せっかくGRAPEVINEのプレミアの付いたスコアを入手したので、名曲は弾いておこうということで弾いてみました。

注目され始めた時期の代表曲の一つだと思います。

 

渋めなアンサンブルに情感のある歌詞とエモいサビがある、グレイプバインらしい曲の一つですね。

サビ直前の1小節のキメがカッコ良くて好きなのですが、弾いてみてメインはベースだったんだと思い知りました。

 

また、タイトルもSLOWとTHROWが掛けられているというのも知りました。

 

長年聞いている好きな曲ではあるものの、深く聞けていなかったり背景を調べていなかったりすると知らないことが多いものだと実感です。

 

 

 

■演奏について

★田中氏パート

 

いわゆるオーバードライブでコード弾きのバッキングです。

SRODやJanRayだけでも良かったのですが、ギターボーカル向けのオーバードライブということで3ODをメインにしています。

スカスカにならないためにArcher、キンキンしないためにTSを挟んでいます。

 

2Aメロ前にピンになるところが一番目立つので、その部分を軸に音作りしています。

 

全体的に難しい点はないかと思います。

 

全部:CAE3+Clean + JeffArcher + TS9 + 3OD +blueSky

 

★西川氏パート

オカズを中心としたバッキング+ソロです。

ご本人リスペクトでレスポールでセンターポジションを中心に弾いています。

 

Aメロ前のフレーズはスコアには載っていなかったのですが、ライブ版で弾いている映像を参考に入れてみました。

ソロもスコア通りだと雰囲気が出なかったので、感覚で弾いています。

 

スコアの機材紹介の中で、この曲はファズを使っているようなので、基本的に全部ファズで音を作りました。

 

 

リフ:CAE3+Clean + JeffArcher + MyriadFUZZ + JBVibe(Vibe) +blueSky

バッキング:CAE3+Clean + JeffArcher + 夏FUZZ +blueSky

ソロ:CAE3+Clean + JeffArcher + TS9+ 夏FUZZ+blueSky

 

■使用ギター選定について

ギターボーカルはやはりテレキャスが似合うのでテレタイプ、西川氏はやはりレスポールがトレードマーク感があるのでレスポールにしました。

 

 

 

 

■選曲について

UNDERGROUNDライブで演奏された中で、一番グッと来たなと思える曲を弾いてみました。

初期の中では割と演奏される率は高く、10年に1度は聞けるくらいのレア率だと思います。

 

プライベートが忙しく、ギターを弾く時間がなくなっている中、モチベーションが上がる曲を弾きたかったのですが、それ以上に結構難しい曲だったため完成が遅れました。

 

と言うのも、公式スコアが結構いけておらず、イントロのリフからしてオクターブ違うという有様。

Bメロやサビなんかも怪しいのですがそこはスコアに寄せて弾いてみました。

 

 

 

■演奏について

キラキラしたイントロのフレーズが一番の肝で、音作りに苦戦しました。

Bメロのちょっとしたバッキングとサビのコード弾きメインのバッキングも目立ち過ぎないバランスに苦戦しました。

 

ちなみにA2メロはエレキが入っていないのですが、15thライブを参考に軽くクリーンでコード弾きを入れています。

 

Cメロのクリーンアルペジオは最近買った濃い目のコーラスを効かせています。

全体的にリバーブのモジュレーション強め音色の出番を増やしたり、コーラスを使い分けたり、昔のV系っぽさを意識した音作りにしています。

 

 

 

リード:CAE3+Clean + JeffArcher +Riot + CH-1 + blueSky

A1メロ:CAE3+Clean + JeffArcher +Riot + blueSky(MOD)

A2メロ:CAE3+Clean + JeffArcher + blueSky(MOD)

Bメロ、サビ:CAE3+Clean + JeffArcher + SHOD + blueSky

ソロ:CAE3+Clean + JeffArcher +805+Riot + CarbonCopyMini+ blueSky

Cメロ:CAE3+Clean +LYComp + JeffArcher +myriadFuzz + NeoClone + blueSky

 

 

★アコギ

ジャキジャキした軽快なバッキングです。

この曲を象徴する感じのパートな気がします。

 

アコギを録音した前後でDAWソフトのバージョンアップを行ったり打ち込みをやったりした影響で、録音データが壊れてしまい、撮影時に使った音でMIXしています。

 

 

 

ブロックはされなかったですが、SARD UNDERGROUNDのカバーバージョンと同じと判定されてギリギリ公開OKという感じです。

うーん。

 

■選曲について

 

曲りなりにも打ち込みで形になることが分かったので、メジャーな曲でもやってみようという気持ちでの選曲です。

以前、普通に弾いているのですが、2021年にZARD全曲ブロックが入って誰も見ることが出来なくなっています。

そんなわけで、原曲は使わずに復活を果たしてもらおうという次第。

 

新たなチャレンジをするにあたり、知らない曲ではやりたいことが伝わらないし見てもらえないだろう、ということでZARDの中でもとにかく万人に分かりやすい曲を選びました。

そして、前回ブロックされたときと同じく、坂井泉水さんの命日にUPします。

 

前回弾いた時に使ったギターのテイクをそのまま使おうとも思ったのですが、原曲に合わせて弾くのとゼロから打ち込むのとでは勝手が違うのでテンポやタイミングの微修正が必要となり、それがめんどくさそうだったこと。前回と今では音作りのやり方が違っているため、今の方に合わせたかったこと。前回は原曲ありきなので多少の粗さがあること。

など、色々あってギターもゼロから録音しています。

 

また、キーボードパートもチャレンジとして入れています。

昔、打ち込みをやろうとMIDIキーボードを購入していたのですが、腰が重すぎて未開封のまま売却してしまいました。

今回、同じものを買い直しています。

 

さらなるチャレンジとして、ボーカルも歌声合成の打ち込みで入れてみました。

当初はカラオケバージョンにしようとしていたのですが、歌声合成ソフトの準備が間に合ってしまったので合わせてみると良い感じになったので採用ということで。

やはりボーカルが入ると一気に命が吹き込まれた感触が出て感動です。機械音声ですけど。

 

聞こえてくる音は全部自分で作ったものになるので、情報量が多くて頭が混乱します。

 

動画の構成を考えてから映像を撮って編集する必要があるので、動画作りが非常に面倒でした。

あと、歌詞を入れるのもかなり大変でした。

このあたりは出来ればやりたくない作業ですね・・・。

 

 

■演奏について

★ボーカル

SynthVのMAIを使用しています。

なにせ初めての歌声合成のため、出来栄えはご察しですが、できる限りの全力は尽くしました。

スコア通りに打ち込むと全然だったので、スコアとは変えています。

私が歌いたい節回しにしているので、音程が違っていたら私の耳がおかしいということです。

 

坂井泉水さんに寄せるのは無理すぎるので、コピーバンドで歌っているという体で歌わせています。

歌の滑らかさは極力調整しましたがそれ以外のパラメータはそんなに変えていません。それでここまで歌えるのは凄いですね。。。

 

サビやソロ後はコーラスが重なっているのですが、上手く耳コピも出来なければソフトでの表現も分からないということで、そこだけは完全に捨てました。

 

★ドラム

前回同様のドラム音源で打ち込んでいます。

ステップ入力でポチポチ打ち込んで、それぞれのベロシティー設定を行い、同じところはコピペというイメージです。

 

個人的に、ソロ途中のクラッシュ2発入るところと、大サビ前の長めのフィルインが好きなポイントなので少し気合を入れました。

 

リアルタイム入力をして補正する方が早いのか、もう少し音のダイナミックさを出せないか、など課題は残ります。

 

また、サビなど要所要所でタンバリンが鳴っている気がしたので、最後に別チャンネルに入れて整えました。

こうしてスコアに記載されていない音を拾って埋めていくのがゼロから作る醍醐味なのかもしれません。

 

★キーボード

音色の選び方がよく分からなかったので、よく聞く感じのオルガン風音色にしました。

微妙にパートによって音色が違うかもしれませんが、多分メインはこんな感じでしょう。

MIDIキーボードでリアルタイム入力をし、その後補正しています。

 

ベロシティーは入力したそのままなので、私が弾いた強弱感をそのまま採用しています。

キーボード自体は全く弾けません。一応五線譜は読めて鍵盤の対応も分かる、というレベル。

ざっと弾いて細かい点は補正するという勉強になりました。

 

動画にも一応弾いてますという体で一瞬入れましたが、映像が少ないのはちゃんと弾けないからと察してください。

 

★ベース

前回同様、コンプ&ブースターをかけた設定で弾いています。

本来は指弾きだと思いますが、不慣れすぎてリズムがズレるのでピック弾きで弾いています。

そして、同じ個所はコピペしています。

 

ベースは曲によっては打ち込みでも良いような気がするのですが、それはそれで・・・という感じです。

 

★ギター(エレキ1)

メインのバッキングはFujigenで弾いています。

前回はディストーションとクランチを使い分けて弾いていたようですが、今回はディストーション一発です。

 

ギター入れまでたどり着く頃には疲れちゃっているので、普段よりテイク数がやや少ない感じで妥協が早くなってしまう気がします。

前回はスコアが参考にならなかった、と書いてあったのですが、今回は普通にスコア通りに弾きました。

感覚が鈍っているのか、参考にしたスコア自体が違っていたのかは分かりません。

 

メイン:CAE3+Clean +  JeffArcher + DS-1X + blueSky

 

★ギター(エレキ2)

リード&ソロ、サブバッキングはレスポールで弾いています。

原曲の助けなしで、この曲の最難関であるギターソロがどうなってしまうかが一番の課題でした。

前回、無駄にPU切り替えながらソロを弾いたので、それは踏襲してみました。

 

イントロ、アウトロ:CAE3+Clean +  JeffArcher +805+ DS-1X + blueSky

ソロ:CAE3+Clean +  JeffArcher +805+ DS-1X +CarbonCopyMini + blueSky

バッキング:CAE3+Clean +  JeffArcher + MorningGlory +CH-1 + blueSky

 

★アコギ

ソロ後に鳴っているのがアコギということですが、アコギなのか?と思いつつ弾いてみました。

同じ音がサビの裏でもずっと鳴っている気がしたので、サビやイントロやアウトロの賑やかなところは裏でコード弾きを入れています。

映像では最後のサビで出てきて賑やかになっている、ように見えますが、普通にずっと弾いてます。

 

■使用ギター選定について

メインのFujigenはとりあえず器用なポジションとして採用、ソロはYoutubeで伸びている人がストラトだったのでレスポールも良いものという布教をしたくて選びました。結果的に緑で被ってしまいました。

 

 

 

ストレスが溜まって某オークションで競り合っているところに横やりを入れてみたらそのまま落札してしまったものです。

 

BOSSのデジタルディレイシリーズですね。

現行の型番がDD-8なので、割と型落ちモデルになります。。

デジタル系は最新が一番良いという定説があるので、そんなに需要はないモデルなのかもしれません。

 

一つ前の型のDD-3が名機と呼ばれている影響でこのDD-5の影は薄く、デジタルディレイの中でもそんなに人気がない型番のようです・・・。

一応、田渕ひさ子氏やチャットモンチーが使用していたこともあるようです。

 

 

とはいえ、私の手持ちのデジタルディレイはアナログっぽい機能性のものばかりで、「デジタルです」というものは持っていなかったので使いどころはあるかなと思った次第です。

最新モデルではないにしても、長いディレイタイムを駆使したプレイをするわけでもないので、一昔前の型で十分です。

 

実際使ってみると普通に使い勝手が良いです。

短いものから長いものまで狙った効果に合わせやすいなという印象。

ショートディレイにしてソロで厚みを出すのも十分使えます。

アナログディレイはそれはそれで温かみがあると言えばあるのですが、デジタルでも良い気がするし、デジタルはアナログを兼ねる感じがあります。

 

ざっと試したのは基本のディレイ機能のみですが、このあたりは最新の上位機種でもそんなに変わらないと思います。

音質は良くなっていると思うのですが、別に古い機種が音質が悪いわけでもないし、そんなに違いはないのかなと勝手に思っています。

 

それ以外は飛び道具っぽい便利機能で、モデルごとに違いがある機能です。

実際私は使わないと思われるのでそんなに気にしていません。

しいて言えばリバースディレイが出番があるかもしれません。

 

アナログっぽいデジタルディレイや、アナログディレイとは一線を画したきっちりしたデジタル感は使いどころがありそうだと感じました。

ディレイを駆使したフレーズなんかはこちらのクッキリした音の方が映えると思います。

衝動買いの割に良い発見が出来て良かったです。

 

最新型が良いのかな・・・と思いつつ、そこまでの利用頻度はないのでこれで良いような気もしています。

 

 

ストレスが溜まって某オークションで競り合っているところに横やりを入れてみたらそのまま落札してしまったものです。

 

TS系は今までSD-1やらAnimalsPedalのSBODやら、ダンカンの805などを使ってきましたが、本家本元は初めてです。

本家でも808とTS9がありますが、どちらも人気があって本家扱いという印象です。

 

昔は、モッサリした音だと思って使いどころが分かりませんでしたが、今はTS系の虜です。

単体の歪み系として使うのではなく、歪み系の前or歪んだアンプに繋ぐというのがメインですね。

「繋いだだけで音が良くなる」という魔法のエフェクターは多いですが、私の中ではTS系がナンバー1です。(歪みを良くするという用途に限りですが)

 

しかし、組み合わせ前提なので「ド定番のオーバードライブだから」と最初の歪みエフェクターとして初心者に薦めるのは違うだろうなというペダルだと思います。

 

現在現役で使っている805とTS9の比較動画がありましたが、私の耳には分からないくらい似ており、コメントでは805の方が好印象っぽい感じでした。

こちらの本家のメリットとしては、「本家であること」くらいかもしれません。

見た目も往年の名機っぽさがあってレトロで存在感があるのも良いと思います。

それも大事な要素ではありますが、現在の805から乗り換えるほどでもなければ、使い分けるほどでもない気がします。

 

 

 

 

 

 

ブロックされないかと思ったのに、著作権チェックで引っかかっている・・・!

 

■選曲について

初の原曲使用なしで弾いてみました。

コラボでは打ち込んでいただいたオケに対して弾くことはありましたが、全部セルフなのは初です。

 

全部ゼロから作ってみたいと思った理由として、

・打ち込みができると作曲してみたいと思ったときに役に立ちそう

・ブロックされた曲をフル打ち込みで蘇らせることも出来そう

・何か新しい技術を身に着けてみたかった

・仕事のストレスからの現実逃避で新しいことをやりたかった

などがあります。

 

原曲が大きくてギター演奏が聞こえにくいというご意見にも結果的にお応えできたかと思います。

 

そんなわけで選んだのがこの曲になります。

キーボードが入っておらず、ギターがそれほど難しくなく、スコアが存在し、好きな曲という観点で選びました。

ちなみにこの曲が発売された19年前、PCで録音する技術を知らなかった頃、MTRを使ってリズムトラックとベース、ギターを打ち込んで遊んでいたことがある曲でもあります(途中まで)。

 

陰陽座の中ではかなり取り組みやすい曲ではあると思います。

 

今回はボーカルを抜いたカラオケ音源的にしてみました。

シンセでメロをなぞるくらいはできたと思いますが、今回はカラオケっぽい感じで良いかなと思いました。

本当はボカロを使って歌わせたいという最終目標があるのですが、ツインボーカルなので難しかったという事情もあります。

 

ちなみに、陰陽座のオフボーカル音源はコピバン界隈の人がnanaとかいうサービスにUPして活躍しているイメージです。

そちらの方が歌ってみたい人向けには需要があるのかもしれないですが・・・。

フル打ち込みのプラットフォームとしてそちらも使い分けた方が良いのか、どうなのか、悩み中です。

 

 

ドラムの打ち込みやベース演奏は嫌いではないことが分かったし、数をこなせば慣れてくるとは思いますが、実際大変ですね。

原曲に混ざって誤魔化すことが出来なくなるので、普通にギターパートでも倍くらいのテイクがかかりました。

 

打ち込みのメリットは

・Youtubeに削除されない

・誤魔化せないので楽器の腕が鍛えられる

・打ち込みの技術が身につく

・達成感がある

 

デメリットは

・誤魔化せないので時間がかかる

・誤魔化せないのであまり気持ち良くない

・全部自分なので叩かれないか不安

・DAWやPCのスペックがきつい

 

という感じかと思います。

 

テクニック的に追いつかない曲だときついだろうな、という点はありますが、それさえ除けば、時間があればやっても良いかなという感想でした。

 

需要も分からない上に、知っている人も少ない曲を選んでしまったので、聞いた人の反応を拾いにくい気がするので、もう少し違う曲でチャレンジしたさはあります。

 

キーボードもシンプルなものでなければ入れてみたいし、ドラムとベースの音作りはまだまだ改善の余地があります。

主旋律をどうするか問題と、動画の構成をどうするか問題はまだ答えが見えません。

 

■演奏について

★ドラム

初の打ち込みです。

Cubaseに付属していたGroove Agent SEを使用してみました。

音色の設定方法はよく分からなかったので勢いです。

 

完全には使いこなせていないと思いますが、スコアを見ながら手打ちです。

一応セオリーらしいので、強弱は細かくつけてみるところまでが限界でした。

 

細かいベロシティー調整は25年前に打ち込みをやっていた頃を思い出します。

 

★瞬火パート(Ba)

初のベース録音です。

ベースの音作りのセオリーはよく分からないので、これも勘です。

 

ギターで使用しているAX8は挟まず、コンプとクリーンブースターを挟んでYAMAHAのTHRのベースモードにINしています。

 

コンプはベースで使っている人が多いというイメージで入れ、迫力が足りなかったのでブースターで圧を出している感じです。

 

演奏自体はそんなに難しくはないはずですが、そもそも不慣れな楽器です。

弾けますとは言えないレベルですが、頑張りました。

 

スペース的に動画には収まらないし、ギター以上に素人なので恥ずかしいのですが、一応打ち込みではなくて弾いてますよという意味で動画も小さく載せています。

 

★招鬼パート

普通にディストーションでのバッキングです。

特に凝った点はないので、音色は変えず、ソロでディレイだけ足しています。

 

普段とは異なり、ギターが重なっている箇所はバッキングもソロも弾いて重ねています。

 

メイン:CAE3+Clean +  JeffArcher +DS-1X+ + blueSky

ソロ:CAE3+Clean +  JeffArcher + DS-1X+CarbonCopyMini + blueSky

 

★狩姦パート

ほぼ招鬼パートと一緒です。音作りも一緒。

ソロは難しいですね・・・。

 

メイン:CAE3+Clean +  JeffArcher +DS-1X+ + blueSky

ソロ:CAE3+Clean +  JeffArcher + DS-1X+CarbonCopyMini + blueSky

 

■使用ギター選定について

ギターは陰陽座リスペクトセットです。

ベースはこれしか持っていないので。

 

■使用ピック選定について

すべて陰陽座モデルです。

またまたコーラスが増えてしまいました。

好きなんでしょう。

 

たまたま中古で安い値段で手に入ったので、定番中の定番として試しておきたい衝動に駆られました。

1ノブのコーラスだとMicroChorusがあまり使いこなせなかったことの後悔と、JOYOのAnalogChorusが割と良かったのでアナログの1ノブコーラスが今なら使いこなせるのではという気持ちになったのが主な動機です。

 

「NEO CLONE」ですが、エレハモ定番のコーラス「SMALL CLONE」の正統派上位互換のペダルになります。

「NANO CLONE」という似たようなモデルもありますが、こちらはDEPTH強めモードオンリーなので使い勝手を限定した廉価版というイメージのようです。

 

そんなコーラスの音ですが、どう調べても「カート・コバーンのあの音」という表現で終わっているレビューばかりです。

Nirvanaは聞いたことがあるものの、「あの音」と言われてピンとくるほど聞き込んでいないので、あまり分かりませんでした。

「Come As You Are」という曲の雰囲気なので、聞いてもらった方が早いというのもあるのかもしれません。

 

実際に使ってみるとDEPTHがONの状態だとウネウネした存在感のある揺らぎです。いかにもアナログコーラスという感じ。

RATEを最小にしてもそこそこ揺らぐ感じで、MicroChorusもこんな感じだったような記憶があります。

幻想的なアルペジオにピッタリな音色ですが、ギュワギュワした感じのエグみは意外とない感じです。

 

個人的に秀逸だと思ったのがDEPTHがOFFの状態です。

うねり感はかなり控えめで、RATEが最小だと「コーラスです」という感じではなく、何となく立体感を出す感じの用途に使えます。

私がよくCH-1をかけっぱなしの使い方ですがそれに近いイメージ。

RATEを上げていくとさり気ないうねり感がありますが、それはそれでかけっぱなしでも良い音だと思います。

 

DEPTHをOFFにして、さり気ない広がり感を追い求めるも良し、ONにしてアルペジオに幻想的な空気を足したりNirvanaコピーに使うも良し、超万能なコーラスペダルだと思いました。

1スイッチ1ノブというシンプルさながら、守備範囲が広く、コーラスの美味しいところを狙いやすいですね。

 

音色の広さ的にはCE-5の方が広くて万能だとは思います。

セッティングの楽さと音作りの決まりやすさはこちらかなという感じ。

 

 

欠点として巷で言われているのが、スイッチを踏んだ時の「ボッ」というポップノイズです。

なぜか1回目だけとはいえ、結構目立ちます。

静かなところで効かせたいエフェクトなので余計目立つと思います。

 

「トゥルーバイパスだから」と言われていますが、他のトゥルーバイパスのペダルはそんなことはないので、この機種なのかエレハモ特有の問題だと思います。

セッティング前に1度踏んでON/OFFを切り替えておくとか、スイッチャーを利用するなど回避方法はあるものの、地味にストレスだと思います。

 

音色と使い勝手は最高レベルなのですが、そこだけは本当に惜しいですね。

そのノイズのワイルドさが美点とされていたりもするのかもしれません。

 

その欠点さえ目を瞑れば、カートコバーン好きでなくとも万能かつコスパの良いコーラスと言える良ペダルだと思います。

 

 

 

メインで使っているDAWソフトになります。

 

YAMAHA系列の製品を買うと付いてくるCubaseの無料版です。

同じ無料版でもCubaseLEとCubaseAIがあり、AIの方がYAMAHA管轄ブランドにバンドルされる上位グレードです。

 

以前はACID Music Studioというソフトを使用していたのですが、PCを買い替えた際にライセンス関連の情報を紛失して移行が出来なかったために、たまたまsteinbergのオーディオインターフェースについていたこちらを使用したのがキッカケです。

そのしばらく後、YAMAHAのアンプについてきたライセンスを登録すると新しいバージョンを入手することが出来ました。

長年9.5を使用していたのが、一気に13にバージョンアップしました。

追加のライセンスがなくてもバージョンアップができるのかもしれませんが、その辺はよく分かりません。

 

そんなCubase、トップクラスにメジャーなソフトなので、使いこなし方の情報が非常に多いのが一番のメリットだと思います。

デメリットがあったとしても、乗り換えるほどの理由にはならないためシェアが広いのだと勝手に思っています。

 

私の用途としては、作曲をゴリゴリするわけではなく、いくつかのトラックに録音や打ち込み、MIXをしているのみです。

おそらく一般的な使い方の20%程度しか使いこなせていないのかな、というイメージです。

そんなわけで特に致命的な欠点は見当たっていません。

 

有料版を買っても良いかという気持ちはあるものの、特に不満がないのでそのまま使っています。

将来的に、使いこなせる範囲が広がってきたら課金しても良いかなと思います。

 

 

DAWソフトは私を含め機械音痴には何を言っているか分からない点が多く、使いこなす難易度が高いというのはどれでも似たようなものなのかなと思っています。

iPhoneにデフォルトで付いているGarageBandもかなりハイクオリティーという話があるのですが、私には全然使いこなせませんでした。

(そもそもスマホでちまちま作業するのが苦手というのがあります)

 

DAWソフトは「作曲してみたい」「ボカロPになりたい」という気持ちを叶えてくれるイメージですが、思うように使いこなせず挫折する確率はギターと同レベルだと思います。

ギターなどと違って、完全インドアで一人でできるので、取っつきやすいかもしれませんが・・・。

しっかり習うなり勉強するなりして技術を身につけるハードルを越えないと、やりたいことはできません(何でもそうですが)。

 

とはいえ、最近のバンドマンは、最低限の打ち込みは必須技術として出来ているイメージです。

機械に強くない人もいると思うのに、それでもある程度は使いこなせていることを思うと、人並み程度にはやればできるんだろうという気持ちで使いこなそうとしています。

ボーカル音声合成用ソフトになります。

 

いわゆる「ボカロ」といったほうが伝わりやすいと思いますが、厳密には棲み分けが異なる感じのようです。

ボカロで歌わせてみたいという思いはずっとあった一方でハードルが高いと感じて手が出ずにいたのも事実。

 

たまたま通りかかった島村楽器でデモ音源が流れていたのと同時に、音声合成ソフトの違いが分かりやすく書かれていたのを見て決心したという次第です。

 

 

 

いつの間にか、ボカロも進化を遂げていて、人っぽさが格段に上がっているということを今さらながら知りました。

そして、操作も簡単になっているらしい。

 

島村楽器でPro版のスターターパックを購入しました。

パッケージにキャラクターが書いているものもBasic版が付いているので、当初はそちらにしようとしていたのですが、アドバイザーの店員さんにPro版でないと真価を発揮できないと熱弁されて負けた感じです。

実際、使ってみるとPro版で正解だったと思います。

そんな詳しいアドバイザーの方に簡単に使い方のコツも教えてもらいました。

 

自分の環境でインストールし使用してみると、本当に簡単です。

メロディーを打ち込んで歌詞を当てはめるだけで8割がた完成というのは嘘じゃないです。

※最初は打ち込んだ音が「lalala」ではなく、「ピーピー」としかならず焦ったのですが、適当すぎて音域が高すぎたことが原因でした。。。

 

音節のバランスや母音と子音のバランス、ビブラートのかけ具合や感情表現の強弱が分かりやすいパラメータで調整でき、自動で良い感じになってくれるのはさすがAIだと思います。

 

Pro版で良い点の一つとして、AIリテイクがあります。

1音単位で「歌い直し」が出来て、好きなテイクを選べる感じです。

楽器の録音だと何回も弾き直すのは心が折れるのですが、こちらはボタン一つ。

いくらでも調整が出来て沼です。時間が溶けていくのを感じます。

 

 

歌声データベースとしてのキャラクターも多いですが「AI」というのがメインの人間っぽいデータベース、「Std」がボカロっぽい音声のデータベースで分かれているようです。

「Std」もコーラスに使うとハマるとのことですが、基本は「AI」の方が使えるのかなという印象。

 

Cubaseにも普通に連携出来て、Cubaseの画面からプラグインとして呼び出す感じで操作ができます。

ざっくりMIDIデータを作って、歌声はSynthesizer V側に読み込ませてそちらで編集するという方法が主流で早いのかもしれません。アドバイザーの店員さんもあまり連携はしていないとのこと。

 

歌声合成はこれが初めてで、いわゆる昔ながらのVOCALOIDは使ったことがないのですが、こちらの方が全体的に使いやすいんだろうなと思います。

機械らしさを活かしたい狙いがなければ、現在はSynthesizer V一択なんだろうなという感触。時代は変わってますね。。。

 

購入して数週間でこの程度のレベルは作れました。

 

Pro版はフルスペックで使える一式に加え、無料でデータベース「MAI」が付いてきて、さらに好きなキャラクターを一つ選べるクーポンが付いています。

私は「弦巻マキ」を引き換えました。

しかし無料の「MAI」が非常に私好みなので、使っていきたいという気持ち。

それぞれ個性があるので集めたくなってしまいますね。新しい沼を見つけました。

 

 

 

 

プラグインがセットになったパッケージです。

 

MIXではCubase付属のデフォルトプラグインを利用していたのですが、別売りのプラグインを利用した方が使いやすかったり質が上がるのではないか、という甘い期待で導入しました。

 

このメーカーだけかもしれませんが、この手のプラグインは割引率が高すぎて定価がよく分からないことになっている印象です。

このプラグインも定価は50,000円以上するのですが、サウンドハウスでは17,600円になっています。私は何かのセールで5,000円程度で購入しました。

どのタイミングで、いくらで購入するのが最安なのか見えてこないです。

 

プラグインの大手WAVESの中でもRenaissanceシリーズと呼ばれるものが入ったバンドルですね。

 

主にRenaissance Reverbを使ってみたかったのですが、こちらはマシンスペックが足りないのか使い方が悪いのか遅延が発生してしまって使っていません。

 

代わりに、Renaissance Equalizerは使っています。

Cubase付属のイコライザーとの違いはよく分かりませんが6バンドなので細かい調整が可能だと思って使っています。

 

あとは、Renaissance AXXというコンプレッサーは重宝しています。

雑にスレッショルドを下げるだけで音圧が変わるので、細かいパラメータが分からない私にも使いやすいです。

これだけでも購入した意味があったくらいです。

 

利用しているのはこれくらいで、他は持ち腐れ感があります。

まぁ、バンドルなんて全部使うわけではないし、何らかの機会に出番があれば・・・というものが大半だと思います。

 

このWAVES自体、長年使われ過ぎて今となっては古いプラグインと言えるらしいです。

最新テクノロジーを駆使した良い感じのプラグインがあるのだとは思いますが、沼にハマりそうなので止めておきます。

こうした伝統ある定番の方が活用テクニックなどの情報が多いのはメリットだと思います。