SUMO STOMP #8 Tex | 酔弦庵

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弾いてみた動画の記録や機材のレビュー、ニューギアの言い訳など

買ってしまいました。

TS9を手放してしまったのが微妙に未練が残っていて、TS系に目が向いてしまいました。

 

そんな中、高級コピーモデルということで知られるSUMO STOMPに初めて手を出してしまいました。

見かけるたびに「高級だな・・・」という気持ちしかなかったブランドですが、遊び心と高級感が両立したデザインは唯一無二な気がしますね。

 

SUMO STOMPのTSモデルの中でも808コピーの「#8」、TS9コピーの「#9」があり、「#8TEX」は「#8」ベースにカスタムされたモデルです。

ビンテージコピーには(今のところ)興味はないので、「#8TEX」にしてみた次第。

こちらのモデルはSRV風のチューニングがされているということですが、SRVも特に通ってきていないのであまりピンときません。

とはいえ、SRVの音色は目指すべき音として指標になっている印象なので間違いはないでしょう、ということで・・・。

 

実際弾いてみるとTS系らしいモコモコ感はありません。

ミドルの詰まった感じはらしいのですが、ギュッとしていてハリのある音です。

普通に単体で使えるオーバードライブ。

 

「攻撃的」とレビューがありましたが、実に「ソリッド」という印象を受けました。

 

ゲインをゼロにすると普通にクリーンになります。

 

歪みの前段に繋いでみましたが、手持ちの805は目に見えてクリーミーな感じになるのに対して、こちらは元のソリッド感が出ます。

MIDをギュッと固めてその上からコーティングした感じ。

使いやすい音になるのはその通りですが、いわゆるTS系らしさは薄めな気がします。

 

TS系は単体で使える系とブースター用途メイン系の2種類があると、どこかのレビュー記事で見ましたが、まさしくその通り。

こちらは単体で使える系ですね。奥が深いと思います。

 

さらにビンテージ個体の違いにまで手を出してしまうとTS系だけで沼ですね・・・。