基礎知識 「異次元緩和」「量的緩和」 | 50代で海外移住。少ない資産で最大限の満足を目指すデフレ投資家 吉村

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基礎知識 「異次元緩和」「量的緩和」

 



 景気が悪くなる

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 中央銀行が公定歩合などその国の基準となる金利を引き下げる。

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市中の銀行もそれにならって貸出金利を引き下げる。

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貸出の金利が下がるので、民間企業はお金を借りやすくなって、それで設備投資や新しいビジネスを始めてくれる

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 経済が活性化する。


これが基本的な経済の仕組み(と言われてきた)

多くの人は忘れているかもしれんが、

日本は1999年 16年も前に実質ゼロ金利になっている。

これ以上 金利を下げられない。

でも経済が回復しない。そこで


2001年に世界ではじめてとられた政策が「量的緩和」

日銀が国債を実質買い上げて、その分資金が市中に流通させて、お金をだぶつかせる。

  ↓

貨幣価値が下がってインフレになっていく


と予想したが、まったくそうならない。


201410月の黒田総裁の言いだした「異次元緩和」「黒田バズーカ」というのは実はこれと仕組みは同じ。


ただ「2年でお金の供給量を2倍に」「これまでと違う異次元緩和」というプレゼンテーションが分かりやすく、インパクトがあった。


そして1034円だったドル円が一気に120円近くまで円安(円の価値の減少)が達成された。

以上 基本豆知識でした。


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