ちょっと沖縄 その4 沖縄最終日。
この日は何も決めていなかった。
観光案内所になるパンフレットをパラパラとめくって首里城にいくことにきめる。
ゆいレールの終点から歩いて入口まで1キロちょっと。
琉球王朝の居所かつ行政府であった場所。
明治初期に王朝が追放されてからは、行政府。
中国の影響を色濃く受けた造りは日本の居城とはかなり趣が違う。
ただ、目の前で見ているものはすべて太平洋戦争のあとに復元されたものばかり。
1945年のアメリカ軍の攻撃でほぼ全壊。
展示物のほとんども、かすかに残る資料から復元されたものばかりだ。
世界遺産に登録されているそうだが、こういう事情でも登録が認められるのだ知った。
たった1泊の沖滞在で、沖縄についてどうの、こうのいう資格はない。
ただちょっと驚いたことをいくつか書いておきます。
・人の距離が近い(よく言えば親切)と感じることが度々あった。
旭橋駅という東横インのある駅につく。
駅員に東横インの場所をきくと、改札からでてきて、10メートルほど歩いて、陸橋から東
横インがみえることころまで連れてきてくれた。
「あそこに見えます」と説明してくれた。
通常だったら「右に曲がって陸橋渡れば見えます」と口頭で説明するだけだろう。
パソコンのバッテリーの調子が悪く、たまたま見かけたパナソニックの代理店によってみた。結局、代理店では用は足りなかったのだが、終始説明は、笑顔でニコニコしながらしてくれた。
首里城に向かう途中、度々タクシーのドライバーに話しかけられた。
「500円でおくっていくけどどう?」「一人旅ですか・?」
たまたまだったのかもしれない。
こんなわずかな経験で「沖縄は・・・」と言うのはおこがましい。
ただ何かの機会があったら、もう1回立ち寄ってもいいかなと思わせてくれる出来事だった。
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