アメリカ大手銀行がサブプライム自動車ローンを抑制
アメリカのウエルズファーゴという銀行はリーマンショクの影響を最小限に食い止めていち早く切り抜けた唯一の大手銀行です。
2006年~2008年の空前の住宅ローンブームに浮かれずに、深入りしなかったためだ。
現在アメリカは自動車ブームです。
新車販売は1600万台を上回りリマンショックの水準を突破した。
そんな中でウエルズファーゴはサブプライム自動車ローンの抑制に乗り出した。
具体的には新規自動車ローンのうちサブプライムローンを10%以下に留めることを通達した。同社の新規の自動車ローンは昨年300億ドルにもなる。
現在自動車版サブプライムローンは急拡大している。
自動車ローン全体(約3000億ドル)の四分の一はサブプライムローンとしてカウントされている。
担保価値の110%、 7年ローンなど日本では考えられないようなローンが中心とOCC(アメリカ通貨監督庁)も警告している。
もっとも自動車が担保のローンでありその規模は住宅バブルとは違う。
例えば
2006年の「債務担保証券CDO(主にサブプライム住宅ローンを担保にした証券化商品)」は6000億ドル発行されている。
自動車版サブプライムローンはかつての住宅版サブプライムローンの10分の一~20分の一以下の規模と推定できる。
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