若い頃、その昔は携帯・スマホなんてないですから

知らない人とは、文通と言う物をして交流しているのが当り前でした。

 

私は文章や手紙を書くのが大好きだったから、

文通相手・(ペンパルってカッコ良くもいう)が、たくさん居たんですが

 

本当のお子ちゃまの時から、(今、考えたらものすごいマセていた?)

エルヴィス・プレスリーが大好きだったんです。

 

やがて成長し、映画の本を通じて「Y君」という男子高校生とエルヴィスの話を

するようになりました。

それが続き、大人になってから・・しばらく途切れたのですが、あるとき

不意に手紙が来て、そこから再び手紙のやり取り

 

そうこうして、現代まで

勿論、今は、たまにスマホでLINEですけど(笑)

 

話の内容はエルヴィスの命日や誕生日以外では、フィギュアスケートの話で

盛り上がり

 

私だけでなく母の誕生日にもメッセージをくれるし、具合が悪いと言えば

まるで実の息子の様に私の母を気遣うLINEが。

 

いつの間にか私を姉さん、姉さんと呼ぶようになっていて、

私にとっては弟。母にとっては、親を気遣う息子として

インプットされて居る人です。

 

昨日の朝、スマホを見たら前日の夜遅く、彼からのLINEが入っていて

横浜にフィギュアスケートを見に来ていて一泊した。

時間が会ったら,会えませんか?って・・・

母の施設に行かねば・・と思ったけど、

 

ようやく、会う機会が?

何と、40年も年月は流れているんです!

 

 

時間を合わせて、ランチをすることにしました。

 

会った事ないのに、急に会う事になった40年来の見知らぬ「友」

 

待ち合わせの場所に人はたくさん居るのに、すぐに

お互いにわかった!って、すごいと思いません?

 

「やっと会えましたね!」とお互いに言って、

ランチして、それこそ積もる話が、あるは、あるは・・

あっちへ飛び、こっちへ飛びという話題に瞬時にして

盛り上がり・・・で、アッと言う間に時間が流れました

 

3時間ほど過ごして、また、いつか会いましょうね。と別れましたが

彼は母にも会いたかったようで、「もっと早く連絡すれば良かった」と

言っていました。

 

母にと、スワロフスキーの綺麗な花の置き物をプレゼントにくれました。

 

いや~それにしても、

まるで旧知の友に出会ったような時間でした。

 

こう言う関係って貴重だな~と

つくづく思いました。

 

 

それに、久し振りに

気の置けない相手と一緒に食事するって、

なんて、美味しく感じるんでしょう(^o^)

 

 

タイムリーに彼は、プレスリーを知らないながら、

ものすごい入れ込み様で、立派なプレスリー信者(笑)

本物のエルヴィスファンって、「信者」なんですよ~(笑)

 

私の場合もそうですが、Y君の場合も、エルヴィスに選ばれた忠実な

ファン

何となくね~

ただのファンでなく、「エルヴィス信者」と呼ばれるすさまじい人達って

どうやら、運命的にプレスリーから、選ばれているみたいな

感じがあるんです。

 

世の中の不思議の一つ(笑)

 

我が,永遠の恋人 

エルヴィス・プレスリー

改めて、心に蘇ったひとときでした。

私の母は7人兄弟(姉妹)なのですが、

大正生まれの98才

 

元気な、元気な98才で、しかも若い頃は23人の男性からプロポーズされたと

いう超・美しいお顔の母

今でも、化粧でなく骨格から整っているので、美人です。

 

入院して7キロ痩せたから、すっきりして顔立ちもメリハリが

戻ってきて、

 

「あら?また美人さん、復活じゃない?」なんて、

美人の遺伝子受け継げなかった私が褒める位(笑)

 

 

病院で、今日か明日か・・と言われたけど

今は元気いっぱいに復活

歩けないのが・・ちょっと・・ね。

 

まぁ、とにかく

98才になって、死にかけて

すっかり元気になって、新しく移った施設ではケアスタッフさんの雑用を

手伝って感謝されてるってすごいんですが、

実は母には、姉が居るのです。以前にも触れた事があると思いますが

 

2人は物凄い仲良し!

 

先月101才になりました。

 

電話したら、息子が出て

 

「お母ちゃんさ~この間、居なくなったんだよね。で、帰って来たから

 どこ行ってたんだ?って聞いたら、『お腹が空いたから

 駅まで行って駅ビルで天丼食べてきたよ』」だってさ~」と大笑い

 

※ ちなみに家から駅までは、私で12,3分かかるから、

  杖をついて,気をつけて歩くと20分くらいかかるのかな?

 

 

 

50才から新日本舞踊を初めて、85才まで舞台で踊ったので

今でもスッキリと姿勢が良くて、トイレもお風呂も1人でOK

 

すごいですよね~

 

ついでに、生存している身内では、母の妹が1人居るんですが、

先日、電話をくれて

 

「ねぇ~!!あたしだけど~(^o^)(^o^)元気してる~?

 今、1人で暮しているでしょ?心配だから電話したの~!!」

 

と、はじける様な声

彼女は、90才です。

どこへ行っても、70代と言われています(^o^)

 

 

ア~~!

いいなぁ~こう言うのを長寿っていうんですね。

今回は、ラストショーの撮影が禁止でしたので、それを除く残りの舞踊

 

 

小泉ライト

♪ シャドー(若ちゃんの歌だ!)

 

 

 

 

瞳座長との相舞踊

♪ 扇

 

 

 

あら?顔が隠れちゃった・・ごめんね~

 

 

 

 

 

ダイヤ座長

♪ どうにもとまらない

 

 

 

 

たつみ座長

 ♪ 楼蘭

 

このヘアスタイルって、中国時代劇ドラマでお馴染みですが・・

たつみ座長、お気に入りなのかな?

 

どうせなら、このトップの結い元に、長いリボン風の布を髪の長さ一杯まで

下げてくれると、より一層、豪華に見えるんですが・・・

で、ついでに、サイドも、長めの垂れる髪・・があると、これまた

更に、一層・一層・・(合わせて二層?とは、言わんが

カッコよく見えるんですよね~~(^o^)

 

 

 

 

 

 

 

この後、ラストショーがあってアンコールがありました。

大入りは当然ですが、ティッシュの雨は,無し

 

 

 

とても舞台が低い劇場でした。

な~んとなく西成地区って、あまり良い子達がランドセルしょって、ランランラン♪と、歩く場所ではないような噂を小耳に挟んでいましたが、劇場近辺は、ごくごく

普通です。コンビニあり、お店あり。

 

裏通りへ行かなければ、安全・・と言うのは、どこでも同じですね。

 

さ~~て!

次はいつ会えるんだろう~~

舞踊の続きです。

ただの舞踊じゃないからね~

言っちゃ、何ですが・・・

お口直しですよぉ~ったく・・

 

小泉たつみ見に行って、一度もワクワク・キャ~キャ~する場面のない芝居って

消化不良だもんね・・あら?言うつもりなかったのに・・言ってしもうた(笑)

 

 

♪ あなたを愛する想い

 

 

 

衣装に合わせたヘアカラー。細かい配慮が、たつみ座長!

 

 

 

 

こういう↑↓ イレギュラーな角度が、また抜群!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♪ 雨よ、あいつは

 

   客席からの登場

   この姿で、傘もって現れたら、言う事なしですわぁ~~キュン!キュン!

   (と、ブリッコならぬ、ブリババ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと少し、続きます~~

 

 

 

 

 

最近は誕生日公演が複数日ある・・のが、珍しくなくなったようで、ご多分に漏れず

たつみ座長も、二日間が誕生日

リア誕生日27日は「たつみday」

 

つまり、三日間小泉たつみ三昧出来ると言う、誠に関西の方々にとっては

涎もんの日々

 

関東人は、ひたすら羨望するのみ・・か、可能な範囲の参加となりましょう。

 

わたしゃ、気力はあっても財力と体力が不足で、1日だけの参加となりました。

 

 

さて、お芝居は・・

タイトル

 

”やくざ助六”

 

最初、ネット上で「やくざ双六」と出たので、なんじゃ?こりゃと思っていたのですが、助六でございました。

幕が開くと、歌舞伎風メイクの助六姿で、たつみ座長と出演者達が勢揃い。

相変わらず、一部の隙もない美しさでござんした。

 

期待しましたよ、え~~期待しましたとも!

だって、この出で立ちですからね~

助六ですよ。

絶対に、すっごい芝居だろう!!ワクワク!!

 

それが、よもや・・

ハッハッハ~~!!

アレが始まっちゃうなんて、ど~~この誰が予想したであろうか。

 

後は知らん、存じません・・

大阪西成地区の、おばさま達は、大喜びだったようで・・

ハァ・・結構でございました・・

 

大きな声じゃ言えないが・・小さな声じゃ聞こえまい。

 

「ついて行けない(笑)」笑ってごまかしつつ、この話はここまで(^_-)-☆

 

 

お芝居終わって、すぐにお祝いになりましたので、助六のお姿で・・

 

 

あ・・念のためですが、白い着物のジ~様は、ダイヤ座長です(笑)

 

 

 

では、では・・・

これぞ絶品は、やはり舞踊の方で、お口直しと行きましょう

 

最初は、群舞

 

 

 

 

 

 

 

ゲストの嵐山 瞳太郎座長

相変わらず、女形が独特の色っぽさを発揮しています!

 

♪ 恋草紙

 

 

 

 

ダイヤ座長

 ♪ 紫のタンゴ

 

 

 

 

 

こう言う独特の着物を着こなせるのは、小泉ダイヤ!の魅力ですね

 

後ろ姿は、こうなって居ます

 

 

 

 

 

しっとり系ではない、相舞踊

 ♪Hotel Pacific

 

 

 

 

 

パート2に、続きます。

 

そう、たつみ座長の、お色気ダダ漏れは、出し惜しみしてパート2に出す、意地悪な

私・・・

乞うご期待!

 

期待してね~~

 

 

純粋に、橘大五郎さんの劇団を見に行きました。

本当ですってば~

 

小泉たつみはゲスト出演していません(笑)←笑う所か?そうです!笑う所です

だってぇ、私が「たつみ様」抜きの所へ見に行くなんて、奇跡でそ?

ほら~笑うじゃん

 

今回は、演目に惹かれました。

 

『残菊物語』

 

これは、私の中では映画版が浮かびます。

 

長谷川一夫、淡島千景

 

TEBで、やってくれまいかなのぉ~~と、切望しながらも・・

全然気配なし・・

ダイヤと、小龍でしょう!!

なぜ、やらぬ~~!

 

大五郎さん劇団は、昔から有名な名作舞台を、しばしば上演するので

以前は、『鶴八鶴次郎』を見に行きましたわ。

この時は、お相手が大五郎座長のお母様。素晴らしい方でした。

 

で?今回、お徳は誰が?

ゲストの三河屋諒さんでした。

 

良かったです、さすがでした。

諒さんは、いぶし銀の様な演技と、その風情が魅力ですね。

 

言っちゃぁ、何ですが

ごくごく、それこそたま~~~に、他劇団を見に行く時があります。

そんな時、いつも後悔する私

 

客がバカ笑いしていると、シラ~~っとするし

台本を読んでいるだけの台詞を聞いていると

内心の声が叫びだす。

 

「ひっこめ~~たつみ出せ~!!」(居るはずない・・ないけど心は叫ぶ)

 

 

今回、

皆さんがそろって、見事!と言うわけではない。なのに

淡々と・・と言うか、当り前に『芝居』を見ていられたのです。

別にご贔屓がいるわけでもない、あの役者ステキ!も、ない・・

ただ、お芝居を、純粋にお芝居として観ている客の独りが私

 

退屈もしない、ときめきもしない・・

でも、心の叫びも起こる事なく、

静かに落ち着いて、芝居を見ていました。

 

珍しいなぁ・・と、後から気付きました。

 

ぶっちゃけ、大五郎さんてオーラないなぁ・・って以前から思っていた。

不思議な人だ

まぁ、オーラがないと言えば、若ちゃんだって出て居るのは、「面白いオーラ」

だけど・・アハハ

 

 

ただ、

何年か前に、送り出しで、スルーしようとしたら大五郎座長が

前に来てくれた。何も言う事なくて、あら・・どうしようと思って居たら

黙って、しっかりと手を包みこんで、無言で目を見つめて

頷いてくれた。それは、不思議な感覚でした。何かが私の中に静かな落ち着きと

安定をくれた。そんな感じだった。

 

 

そして今回、

どうしょうかな・・スルーでもいいか。行きずりの客同然だし・・と

思いつつ、列に並んでいたのね。

前の人達が団体で写真、写真・・と時間を取っているし・・

シャッター切る人がうまく行かず、モタモタ

見ていたら、大五郎さん少しもイヤな顔せず、ニコにニコ

 

いいや、時間かかりそうだ・・と抜けようとしたら、どなたかが、

割って入り

挨拶した。そうしたら、柔らかい笑みで、その人と握手していた。

 

そうか、これでいいんだ・・と、

私も、「お芝居・・良かったです」と声をかけました。

 

すると?

グループ写真ポーズをしつつ、しっかりとこちらを見て

まともに、目と目をバチッと捕えてくれた。

すごい!

純粋に1人の客にだけ向ける眼差しの強さ

 

ゆらぎもしない、泳ぎもしない・・

しっかりと真正面から、「声をかけてくれた客」に対する視線だったのです。

そして、手を伸ばし

ガッシリと握って、握った手から「感謝」が来た。

 

「お芝居よかった・・有り難う!やって良かった」

何ていうんだろう・・

媚びは、ゼロ

当り前だろ・・的なおごりもゼロ

ただ、感謝!心から・・と言うエネルギーが、その手から伝わった。

 

すごいな、この人!

 

舞台からは、オーラは感じない不思議な人ですが、

 

正に人徳と言うオーラが来た。

アァ・・それで、この人は

あっちでも、こっちでも、褒められているんだ・・

「大ちゃんは、本当にいい人!」

 

しっかりと言い切る大五郎ファン(大人)が多い理由は、これなのでしょうね

 

人間として、誠実の塊なのでしょうね

別の意味で、この人のファンになりました。

 

たつみ座長からは、悶絶級のオーラもらっているので(^o^)

希有な人格者としてのオーラは、橘 大五郎から

 

 

 

長く生きていると、色んな人に会えて良いですね~

それが、どんな職業の人でも・・です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当然のことながら、長く生きていれば居るほど、様々な人の死に立ち会ったり

直接関係なくても、その人の逝去を知り、寂しさを覚える事が増えます。

 

その昔、幼少の頃

新聞にマリリン・モンローが他界した記事が出た時

勿論、当時の私はそれが誰だか知らない。

両親が「あの、モンローが死んだんだって!」と仰天していたのは

今でもなぜか覚えている。

 

私には知らない人でも、知っていれば、衝撃を受ける。

 

そうなんだ・・? 漠然と置いてきぼりを食わされた気がしていた。

 

お陰様で、人間50年~~なんて織田信長の時代とは違い、日本人の寿命は

100才珍しくない現代で、私も高齢者

 

芸能人でも他界する人達の殆どが、懐かしき昭和世代の方々となると・・(特にハリウッド映画に青春時代のめり込んでいたので、共々)何と多い事か。

 

それでも、他人

 

そんな中で、先月

私の大好きな叔父が他界した。

母の兄弟姉妹は7人で、私が最初に生まれた子と

言う事もあり、彼ら全員から可愛がられて来た。

 

 

父方の兄弟(姉妹)達からは虐められた思い出しなかないが、母方の方は

とにかく、可愛がられて、私はわがまま一杯

 

誰もがいつも私の側にいて、言う事を聞いてくれて話を聞いてくれて、助けてくれていた。

 

それが年月が過ぎて行き・・

1人ずつ減って行く時代となった

 

ただ、私の中で関わりの薄い順に去っていた。

 

最初の叔父が亡くなった時は、晩年があまり良い関係ではなかったので

私の中には、昔の映像がス~っと流れただけだったけど、母は泣いて棺の中の

その手を握って居た。

晩年、意地悪されていたのになぁ・・

 

その後

叔母の1人が他界した。

彼女は、柔らかい物腰と口調。優しい優しい顔をしていた人だが、ちょ~~っとだけ

知識面での見栄っぱりさん(笑)だったので、私とぶつかる事が少なくなかった。

今は笑える内容です。

 

その叔母が他界した後、「アァ・・母の病気で困った時、しょっ中、日用品などを買って家に来てくれたっけ」と、思い出した。

 

今、母の事で切羽詰まった状態になっているが、その叔母を思い出している。

もし、居たら助けてくれたろうな・・って。自分勝手ですね~

 

そして、先月は大好きな叔父

私の父に恩があるから、この先100年生きて居ても恩返しが仕切れない。とは

言っていましたが、私が生まれた時から、ず~~っと一緒の写真が今でもある。

 

自分の家では、ものすごく怖いパパさんだったそうだが、私には、いつでもどこでも

100%恵比寿様(笑)

その叔父が他界した。

信じられなかった。まだ電話がかかって来そう。

 

「あのよぉ~、今日なに食べに行く~?」って。

毎月一度必ず、どこかへ母と私を連れて、振る舞ってくれたっけ

 

 

もう1人の叔母が、いつまでも無邪気で子供っぽさの抜けない人だが

私が1人で家にいるのを心配して、時々電話してくれる。

 

ちょっと天然っぽい(笑)から、時々イライラするけど

考えたら、もう、損得なしで私を心配してくれているのは、この叔母だけ。

 

掛け値なしに貴方を心配して、味方でいるのは母親だ。と言われる。

それはわかっているけど、身内の情って理屈では説明できないものが

あるんですよね。

 

そうした物が、いつまでもあると思い込んでいるのって、傲慢だなと思った。

いつか彼らが居なくなってしまった時、その存在の有り難さを当り前に思って居た事を後悔するんだな・・と、感じている。

 

 

いつまでも、あると思うな親と金・・・なんて言葉があるけど

いつまでも、あると思うな親(心ある身内)の情

 

身に染みます。

 

エネルギーを取り戻しつつある母に、もう少し頑張ってもらおうと

奔走している私です。

 

 

近所に遊歩道があるのですが、端から端までズズズ~~~ッと

自転車・スケボーその他、乗り物(乳母車は別)は禁止・・

そう、遊歩道でありますからね。

 

立て札に、ちゃんとそう書いてあります。

所が、昨今のTVクイズ番組を見ておわかりのように

漢字が小学生以下のごとく読めないおバカタレントが居るように

一般人も、漢字が読めないのか、はたまた日本語が解釈できないのか・・

 

まぁ、大学受験に失敗した優秀である筈の学生が、何がわからなかった?と

聞かれて「問題の意味がわからなかった」と、平気で言うなんて所からも

察するにあまりある。

 

つまり、日本人が日本語を理解できないと言う令和時代の賜物・・

そんなもの、賜りたくもないが・・

 

さてさて、

今日も・・向こうの方から楽しそうに自転車で遊歩道をス~イスイと

やってくるのは、20代半ば過ぎのネクタイをしたサラリーマン風の青年2人

 

♪サイクリング、サイクリング~アッホ~アホ~状態だ

 

こいつら、包装紙はいいけど頭の中身はオガクズ並みか?

と、前の方に居たおじちゃん・・注意してくれないかな?と思っていたら

連れて居たワンちゃんが、

ワンワワワン!!ワン!と、吠え立てた。

 

私の横を通過するとき、

自転車のアホ男たち

笑顔で「吠えられちゃった~」「だな~~」

満面の笑顔だ。何が可笑しいんだ?

 

 

わんちゃんの居る所へ近づき、私は言いました。

 

「ワンちゃんのがず~~っと偉いね!」

すると、ワンちゃん、私にすり寄って来て尾を振った

それで,良い子、良い子してやった。

飼い主のおじちゃんも、笑顔

いやぁ~シワクチャのおじちゃんの笑顔のが、さっきのイケメン青年笑顔より

遙かに、遙かに美しいわい!

 

 

近くのベンチのお婆ちゃま達2人もウンウン、と頷いて

 

「全くね~。最近の若いのはって言うなと言うけどさ・・情けないよね」

 

「ボク~ほんとうに良い子だね」と、私がもう一度言ったら

皆で、拍手して

「いいこだ、いいこだ」

 

ワンちゃん、言葉がわかるようで嬉しそうに飛び跳ねた。

 

おい、自転車の若造共!!

 

日本語、このワンちゃんから教えてもらえ!

 

同じ横浜市内でも広うござんす・・で、中心地区から本の少し離れただけで

ローカル色が実に強いのを知った。

良い意味で。です

 

母を入居された施設の帰り、最寄りのバス停で待っていたら・・

もう、そこへ来るバスは〇〇駅へ行くバスだけ・・とインプットしていた私

時刻通りに来たバスに疑いもなく乗った。

 

行き先のアナウンス・・は近頃,当り前だが、

なんと!このバスは運転手さんが自ら放送・・

懐かしき、昭和のおっちゃんのダミ声で(笑)

 

「次は〇〇~~」浪花節みたいな声だ・・いと楽し(^o^)なんて

良い気分で居たけど、フト気付くと・・な~んとなく景色が違うんだよね。って

駅に向かっているとは、どうしても思えない周囲の雰囲気

 

それで、聞いて見た

「すみません、〇〇駅行きます?」すると、おじちゃん運転手さん

「行かないんだよね~お嬢ちゃん(多分、マスクのお陰で私はえらく若く見られてか、それとも、隠しきれない美貌がマスクから溢れ出て居たか・・)

 

「じゃあ、降ります」と言ったら、その次が終点だから、そこで降りた方がいいよ。との事

で、終点で降りたら、一緒に降りた乗客の中の1人のおばあちゃまが

「あんた、おいで、こっちだよ。」と、反対側のバス停を教えてくれました。

 

お礼を言って、そこで待っていると、お婆ちゃまが戻って来てくれた。

ん?向かいの家の方なのね?

「あのね~ここから〇〇駅行きのに乗ると、大回りで20分以上かかるから、

 横浜へ帰るんだったら、5分後に来るバスで地下鉄の駅がすぐだから、そこで

 降りると便利よ。こんな何もない田舎で降りちゃって心細いでしょう。一緒に居てあげるよ」

 

と、何と!バスが来るまで居てくれたんです。そしたら彼女のご近所さんらしき

別のおばあちゃまが来て、「何してるの?」

「間違えてこんな所へ来ちゃったのよ、気の毒じゃない?だから一緒に居るの」

「あらまぁ、それは心細いね。あたしも居てあげるよ」

 

嬉しい!何なんだ?この方達の優しさ!

そうする内にバスが来た。

あら?さっきの運転手のおじさん(^o^)

 

乗ろうとしたら

「あんた〇〇駅行くんでしょう?このバスじゃダメだよ」

「地下鉄の駅でおります」

「そうか、そうか。じゃあ、降りるとき教えてあげるよ」

 

かくして、お婆ちゃま2人にお礼を言って、バスへ

そして、おじちゃん運転手に教えてもらって最寄りの地下鉄駅で降りた

「ありがとう~」

 

さて?地下鉄・・

乗り場は、このエレベーターか?あっちか?

と、後ろから二人連れのオバちゃま達が来た

道路沿いに植えてある木瓜の花が白と赤で、綺麗だね~と話しているから

 

「丈が短くて、よく花が見えますね」と、声をかけたら

「そうなのよね~あたし達も今、そう話していたのよぉ~。どこ行くの?」

「地下鉄で横浜行くんですけど・・ここで良いんですか?」

「こんな所、初めてなのね?いいよ、おいで。途中まで一緒だから、

おいで、おいで」

と、誘導してくれた。

そして、地下鉄に乗って、降りるときも、

「こっち、こっち」

と、手を引いてくれて・・

エスカレーターに乗って、

「大丈夫?荷物もってあげようか?」

 

そして、そして・・

「横浜は、あっちだよ、あそこのホームだからね、気をつけて帰るんだよ」

 

な~んて暖かいんだ!!

こんなに、違うの?

 

横浜・東京・・

中心地じゃ、あり得ない優しさと・・

ウ~ン、昭和の人情か!!

 

母の事で、気持がダウン・ダウン・・・落ち込んでる私に

ほっこりした、優しい暖かい手が、たくさん

差し伸べられた感じで、嬉しくなっちゃいました。

 

泣いちゃうぞ~~!

4月1日

退院の日

 

病室で看護士さん達が親切に母に着替えなどさせている間

皆の食堂になっている広い部屋で待っていると、見慣れぬ女医さんがやってきて、

 

「先日から担当になった、Hと言います」と、挨拶

 

前のギャル医師とは違って落ち着いた感じの女医さん

色々と最近の様子を話してくれている、

 

長谷川伸の「まぶたの母」の中のセリフに

「女将さん、どうみても、その顔はまともじゃねぇ。あっしを知っていなさる

 んだね?」と言うのがある。

 (ちなみにこの歌;五木ひろしさんが歌うと素晴らしいが、 この部分だけは、『あんたに言われたくない』けど(笑)

 

 

いや、笑ってる場合じゃない、この際、大衆演劇は、そっちへ置いといて

 

この女医さん、どう見ても『まとも』だ。

 

それで前のギャル医師はどうしたのか聞いたら、婉曲に言ってたけど、

どうも、打ち首になったらしい。そ~だ、そ~だ。

市中引き回し・・もとい、院内引き回しの上、打ち首獄門じゃ~!

(だから、芝居は忘れろって?)

 

 

もっと早くこの医師に変わって居て欲しかった。

しかも、高い施設に行かなくても、私がもう少し早くお会い出来ていれば

他の病院に転院で良かったんですが・・・ですと!

 

なら、今からどうにかならんか聞いたけど、ダメなんですって。

 

それで、もう今の状態だと痰の吸引処置も、夜の酸素も必要ないとか。

 

 

施設に医者からの申し送り書が行っているが、それは母の初期の状態が

書かれている筈。となると?施設での上乗せ分が随分削られるだろう。

 

何しろ

都内の高級マンションの家賃位の月額なんですじゃ~~目が回る!

 

 

介護タクシーで施設へ

高いんですよね~2万円も取られた!

 

 

施設へ入ると、皆が出迎えてくれたので

ホーム長に、「すみませんが、母がまだ実感沸いてないので、施設って言わないで

くれますか?」と、小声で頼んだ。

 

病院を出るときも、若い看護士の男性に、同じ事を頼んだら

彼は、わかりました・・と言って、母に

 

「はい、お母さん、これお薬ですよ。別の病院で元気になりましょうね」

と言ってくれたのだが・・

ホーム長は、何て言ったと思います?

 

「なんだよ、それじゃ、何て言えばいいんだよ!」

   ↑

これ、パワハラで訴えられるでしょう、この言い方。

 

それから申し送り書に関して、現在は・・と医師の伝言を伝えようとすると

 

「そんな事は書類に書いてあるのをもらっているから、いい!余計な事を

 言うな」

 

って、お前なぁ、当節そんな言い方したら、奥さんに言ったとしても

一発くらっとるぞ!

 

もう、ここから完全にこの施設ダメだ!と

私の頭の中は暗雲たちこめた

 

 

 

こんな所に居たらどうなることやら

 

 

契約書を交わしたり、説明を担当者から受けたり・・延々と続く手続き

 

医療関係の各科の医師と連携が取れているので、何かあれば

医療施設への往復は施設側がやってくれるし、健診もあるのが

有り難い。(後から調べたらどこでもやってくれる)

入れ歯が合わないと言ったら、「じゃあ、ここの歯科医師に治してもらいます」と

言っていた・・・

さて、これがどうなったか・・・

 

 

3日後に医師との面談があるとの事で、見舞いがてら施設へ

 

 

グニャ~っとなって入居した母だったが、

ベッドで、

「寝てばっかり・・ここ、どこなの?」と口調がしっかりしていた。

 

 

てっきり、病院で逝っちゃうんじゃないかと

メチャクチャな気分になっていただけに、目がパッチリ開いて

文句を言い出したのには、わずかながらも希望が!

 

と、なったら・・・

 

こんな所とは、時期をみて早々に逃げ出してやる!と言う思いが

一杯になった

 

 

 

続きます