朝一番にご訪問いただき
ありがとうございます！
今のお子さんは
自由に外に出られないこともあり
言葉のシャワーを浴びる機会が
激減しています
大人との会話は
お父さんとお母さん
学校と塾の先生だけなんです
信じられますか？
でも、そういえば
そんな気がしませんか？
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昨夜
女子学院の国語の問題について
あれこれ語ってみましたが
そこでもうひとつ
気にかけて欲しいことを
お伝えしたいと思います
この絵
↓↓↓
なんて表現しましょうか
どうやって他人に
説明しましょうか
よく子どもたちは
「普通」
「微妙」
「やばい」
と言うと思うのですが
この絵
どうしたって
「普通の絵」とは
説明出来ませんね
この絵を見て
一応頭の中では
何かをイメージしている
はずなのです
なんとなくでも
感想を持ったはずなのです
ただ「ふーん」と思ったわけでは
無いと思うのです
でも
この絵を
自分の持っている言葉で
何と表現したらいいのかが
分からないんですよね
当てはめる言葉を
持っていないということになります
言葉は意思伝達の道具です
意思伝達の道具として
言葉が「唯一のもの」と
おっしゃる方もいるくらいです
考えたことを頭の中で
イメージするときにも
必ず言葉に変えているはずです
この絵
好きだな
変なの
そんな感想で
終わってしまいがちですが
言葉を知っていないと
思考も育ちにくいということが
何となく理解できますでしょうか
子どもなりに拙い言葉であっても
人に意思を伝えたり
説明する機会が
あまり無かった子どもたちです
学校では「黙っていなさい」
「しゃべってはいけません」
と言われて育った子どもたちです
だんだん
どう伝えてよいか分からないから
伝えなくなる＝考えなくなる
そのうち「伝えたい」という意思も
育たなくなる・・・
こわい
以前、
兄弟と比べて
兄のほうが大人しく
親に反抗もせず
聞き分けがよく育てやすい
弟のほうは
直ぐに屁理屈を言ってやらない
と言っていたお母さんがいましたが
数年経っておっしゃっていました
先生、上の子は
聞き分けが良かったんじゃないくて
何にも考えてなかったんですね
ようやく分かりました
弟はいちいち面倒な子だなぁ
と思っていましたが
「どうして」「なんで」と
小さいなりに考えていたんですね
塾に行くようになって
それがよく分かりました
これは結構「あるある」です
上のお子さんの場合
第一子ですから
基本的に自分が中心です
本人も本当に不満は
無かったのかもしれません
それはそれで幸せなこと
でも、こういうところで
差が出ることはよくあります
言葉の量で思考の幅も決まるでしょうね
ニュースを見ていて、
知らない言葉ばかりだと
なんとなく映像を追うだけで
終わってしまうけれど
アナウンサーが
何を言っているのか単語が拾えれば
それについて必ず
自分なりに頭の中で感想を持ちながら
映像を見ているはずです
ニュースを見るときは
なるべく大人が一緒に見ましょう
そして
言葉を育てましょう
思考力を育てましょう
本当の意味で
賢い子を育てたい
品のある合格を目指して
今日も一日頑張りましょう
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