高校時代に同じバンドのギタリストが…
1982年に新品購入した…
当時の高校生憧れの…
Greco mint collection
EG60-150
是非に!とメンテナンスさせてもらいました!
40年前のジャパンビンテージギター…
これが当時の演奏写真だっ!
白黒なのは写真部の撮影でカッコ良いからで…
当時カラー写真が無かった訳では無いですからね!(^◇^;)
弾いているのは持ち主の…
NiziUの追っかけ(マユカちゃん推しと書いておいてくれと本人からʅ(◞‿◟)ʃ)をやりながら…
大手放送局系の会社の偉いさんをやってる奴です。
やはり最初からオープンピックアップですな!
ギター探偵、正解っ!
さて、ここまでのメンテナンスで、いつものように配線まで進んでおりませんのは…
持ち主が、もう弾かないから売っぱらっちゃおうかな!とのご意向で…
そーすると、こう言ったビンテージものはオリジナルの方が有利なので…
簡単に交換が可能なブリッジとテイルピース周りだけで、音の調整をいたしましたが…
前回も申し上げましたが、ビンテージ配線材などで、Gibsonに張り合う必要は全く無く…
ジャパンビンテージの良き音を求めるのであれば…
現状でも十分なのでは??とも思っておりますので…
その視点から試奏をして見たいと思います。
完全に私見ではございますが…
ジャパンビンテージっぽい音!…とは…
YAMAHA SA1000でも…
Greco Les Paul カスタムモデルでも感じましたが…
低域から高域まで丁寧に繋がって、ソツの無い豊かな鳴り…かな。
上下のレンジや、空気感はGibsonとは比べるべくも無く、少しこじんまりとしてはいますが、一番耳に届きやすい中域の上の方からトレブルあたりがとても立つ良い鳴りをしていると思います。
故に音圧はGibsonより感じたりしますし…
サンタナやリー・リトナーなどが日本のギターを愛用していたように…
フュージョンやポップスでは使い易いギターかと思います。
なーんか、不思議な安心感がある音^_^
楽しみにしていたDRYピックアップは現代Gibson純正なんかより、全然レンジも広くてよいですが…
やはり、ナンバードPAF後期以降のちょっと潰れた感じのニュアンス方向のPAFクローンかなと思われます。
DRYに関しては、どうもデビューの1980年〜1981年の2年間がZのスタンプがある、いわゆる「Z DRY」期でMaxon製…
1982年から富士弦製造に移行して、パーツの流用をしつつも製造が変わった事による音の変化もあったようで…
開発者であらせられた高野順さんも1982年のある時期からマテリアルや製造によって音が変わった…とブログでおっしゃっていました。
Z DRYは未経験ですが、日本最初のP.A.F.クローンU-1000含め、GrecoのP.A.F.クローンは後期ナンバードP.A.F.〜T-TOP初期の音を目指してる感じ…が私の印象です。
最近のP.A.F.クローンの精密さ、かつ音の追求は素晴らしいので、比較してしまうと??な部分もありますが…
それでも現代GIBSON純正のピックアップよりずっと美味しい音だと思うので、DRYや手頃なU-1000など入手出来れば、交換してみると楽しいと思います!
いつものフレーズで大変申し訳無いですが
\(//∇//)\
音の差が顕著なフロントで比較音源作りました!
①フルオリジナルパーツでレンジが狭く、プラスティカルな音
②Gotohのブリッジと謎のテイルピース&鉄製スタッドで調整した音
③参考にGibson Historic Selectの音
の3本です。ɛ(⸅᷇᷅̑˾ͨ⸅᷆᷄̑ ⸌᷄̑˒ ेɜ
フルオリジナルの音はなんか不安定に感じますよね…
サスティーンも無いし…
TOMでの変化は音色もですが、安定性もずいぶん変わるんだなと思いました。
謎テイルピースの音は中々で、音圧もあって暖かく…
弾いていて気持ちよくなった事をNiziU男に伝えたところ…
売っぱらうのを一考してるようです
( ̄∀ ̄)
是非、一度改めて愛機を手に取って…
ギターを弾く気持ち良さを思い出してくれると良いのですが…
結果はまた報告しますねー!