そんなこんなで!
なんとか2日で組み上げたGreco EGC-750
日本初のP.A.F.クローン U-1000の音が想像できなかったので…
装着するコンデンサーはテイスティングシステムで選んでから!
ていすてぃんぐしすてむっ…つっても線と端子だけ
(^◇^;)
今まで集めたビンテージコンデンサーを…
まずわ、コンデンサー未装着の状態で…
アドリブでマグネットをビンテージアルニコ2に換装した…
日本初のP.A.F.クローン…
Greco U-1000の音は??
おおお!
良い音っ!(T ^ T)
まず、ちゃあんと、P.A.F.クローンです!
待ちに待った試奏なので、私見を畏れず申し上げると…
50年代のオリジナルP.A.F.が豊かな空気感と「コン」というある意味ウッディなアタック感だとすると…
ステッカーナンバードP.A.F.は「ヂャリ」っとした金属的なアタック感が加わり…
ステッカーナンバードT-TOPでは、その「ヂャリ」が強くなり、中域が締まって音がワイルド目になると思っておりますが…
T-TOPより「ヂャリ」の重心が少し低くなった感じ…
P.A.F.クローンというより、T-TOPクローンに近いかなぁ…(๑˃̵ᴗ˂̵)
T-TOPを少し落ち着かせて、低音をしっかりさせた感じかと思います!
Gibsonのこれ以降の刻印ナンバードT-TOPなんかよりも遥かにふくよかで、複雑で良い倍音感があります。
…ビンテージアルニコ2マグネットの効果もあるかと思いますが…
U-1000恐るべし!
さて、これに合わせるコンデンサーは…
出来れば、レスポールカスタムの勝手なイメージ…
シルキーでクリーミーな甘さが欲しいが…
U-1000はハイ抜けもよく、歪みが細かめなので
中域が甘いバイト感で低域もしっかりするものが良さそう…
ペーパーモールドワックスも試してみましたが…シルキーな枯れ感は、このピックアップの特性と同じ方向で、ちょっと違うかと…
bumble beeなど、プラスティックカバーのフィルムコンデンサーが良さそう…
BLACK beautyは歪みがキレイにはまって気持ち良く、ハイと分離した甘い中域もあって…特性的に全体的に音色が明るくなって…
良い音ではあったけど、ちと明るすぎてギターのルックスと合わないか…(^◇^;)
bumble beeドンズバ数値の0.022μF 400Vは、やはり凄く良いのですが…
ちと枯れ感強すぎに感じて…
数値を少し上げてみて…
bumble bee0.025μF の方がバイト感の位置が下がってクリーミーな甘さが出てきて非常に美味しい音になりました。
リアはベルデンケーブルの乾いた感じと相まって400Vでバッチリですが…
フロントではちょっと中低域が重すぎるのでフロントだけ耐電圧を下げて200Vにしてみると…
バランスも良くなってセンターポジションにテレキャスター感が強くなって素敵…
コンデンサーを何度も付け替えて試奏を重ねた結果…
bumble bee 0.025μF フロントに200V、リアに400Vのセットに決定!
明るめのBLACK beautyも捨てがたかったけど…
狙っていたクリーミーさが決めてです!
よし!完成っ!
かなり急いで組み上げたので、ちと疲れ気味のお恥ずかしい演奏ですがm(_ _)m
改造前後の音のサンプル動画つくりました!
U-1000、煌びやかでクリーミーだと思うのですが…
どうでせう?ʕʘ‿ʘʔ
iPhoneをアンプの前に置いて録っただけですが…
\(//∇//)\
改造前、screaminピックアップ
歪みが荒く不揃いで…コンピーで今ひとつ抜けない感じ…
配線材の違いも大きいですが…
改造後 U-1000ピックアップ
アンプからベールを一枚剥いだくらい音が抜けて聴こえます(^^)
輪郭もハッキリし…ハイの引っかかり方も好みだわ^o^
ちょっと低めの中域バイト感がクリーミー…
もちろん、Gibson TOM+PURE-BUCKERやJimmy Wallaceのような抜けの良いピックアップの空気感は少ないですけど…
レスポールカスタムはそれで良い気がする…
d( ̄  ̄)
うん!好きっ!
結果…
Greco U-1000は素晴らしいピックアップでした!
(T . T)ヨカッタヨカッタ
さて、出来上がったGreco EGC-750
アーティストのライブMV撮影にエントリーします!
使われたか否か???
またご報告いたします!!