事の始まりとなったGreco最初のP.A.F.クローン、1974年製U-1000!
これを活かすためにGrecoのレスポールカスタムが欲しくなり、作りの素晴らしい1990年製のレスポールカスタムEGC-750を入手!
換装先が決まってようやくU-1000に向き合えます(T ^ T)
さて、EGC-750に元から付いていたピックアップは…
GrecoカタログにはEGC-750は載っていないのですが…
1990年のカタログによると、レスポールカスタムではEGC900Dを除いて全てscream'in…
背面にも何も書いてありませんがおそらくscream'inなのでせう…
弾いてみての感想は、さして特徴も無く…
素直なピックアップでした。
抵抗値は…
なかなかビンテージライクな低めな抵抗値ですが…
やはりフロントの方が抵抗値が高い…
これは U-1000もそうなのですが、当時の風潮なのでせうか??
フロント8.13Ω、リア8.05Ωと…
普通はリアのが高めにセッティングされてますよね…???
まぁ良いや。
全体的にはU-1000の方が抵抗値高め…
また、手に持った感じはscream'inは標準的な重さなのですが…
U-1000は非常に軽い…
この時点で私は非常に不安になりました…
万が一 U-1000が酷い音だったら…
今、PURE-BUCKERがワンセット浮いているので、とりあえずそれを…
…とか考えながら、分解っ!
大キライなカバーのハンダ外し…(T . T)
私の所有するカバードハムバッカーは全てハンダを外し、グルーガンで固定してます。
カバードのコンデンサー効果をなるべく避けたいので…
…で、外れました。
scream'inも一応外して比較!
上がscream'inです。
重さの違いはカバーの重さの差が大きかったようです。
U-1000への換装はカバーのグネコロゴも大きな目的でもあるので、気にしない事にします。
(^◇^;)
かっちいい(๑˃̵ᴗ˂̵)
中のコイルにはテープが二重にしっかり巻かれ、ワイヤーの色などは見えません…
見たいけど…
今回は作業時間が2日しかないのでそのままでいきます!
ベースやボビンの仕様はほぼP.A.F.と同じ…
スペーサーは木のようですが、マホガニーとか濃い赤茶色の木材を使ってます。
リアルP.A.F.はメイプル材だったと思いますが…
スペーサーで音が変わるか、わからんけど…
(^◇^;)
さて、、この段階で、音がちょっと心配になっていた私は…
デフォルトで入っていたアルニコマグネット…
50年近い時を経て、未だピカピカの研磨型マグネットを無研磨のビンテージアルニコ2マグネットに替えてしまおうではないか!と!
本来はアルニコ5の立ち上がりの良い音が好きで…
最近、アルニコ4の少し渋い音も気に入って使ってたりしますが…
なんか、勝手にイメージするレスポールカスタムの音は…
「クリーミー」な甘さ…
触れてみた U-1000の感触から、なんか甲高い音がしそうな気がして…
そーするとアルニコ2か3かなと!
本当は U-1000オリジナルマグネットの音と比べてみたかったのですが、今回は時間がないので賭けに出ますっ!
無研磨アルニコ2マグネットの渋いルックスっ!
よし!次!
引き抜いたアッセンブリー!
こちらをブラッシュアップします!
以下次号