Elgato Wave Mic Arm LPを設置した | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

マイクアーム(Elgato Wave Mic Arm LP)が届いた。
 
一応設置してみた。
モニター裏に設置するか、机左側面に設置するか散々悩んだけれど、今はモニター裏に落ち着いた。
 

マイクアームを設置した後の机(パソコン作業用の部分)

 

今まで左側面に鎮座していたマイクアームがなくなり、机左に設置したパイプラック(WinodwsPC収納兼MacBookProや小物収納用)へのアクセスが快適になった。

 

この状態の時のモニター裏を俯瞰で見るとこんな感じ。

 

モニターアーム(Elgotron LX)、本当はこの状態で、アームが机と水平に横に収まって欲しいのだけれど、残念ながら机と垂直に後ろのソファ方向へ飛び出すようにおさまっているのが今の悩み。左右にモニタースピーカが鎮座しているため、て(*2)横に逃がせないため、ここしか設置する場所がないのだ。

マイクアームはきちんと机と水平になるよう、そしてモニターアームの下にぴったりおさまったのは偶然だけれど、朗報だった。


水平位置から見るとこんな感じ。

 

マイクをアームにどう接続するか悩んだけれど、マイクを正位置(ケーブルが下に出る形)で収めようとすると、ロープロファイルのこのアームでは、結構アームを持ち上げないとケーブルが机に設置してノイズを拾ってしまう。マイクを横位置にしようとすると幅をとってしまって、今のスピーカー間の隙間に収まらない。結果として、選べるマイクの接続はこのマイクを逆位置(ケーブルが天井を向いた形)に収めるしかなかった。

モニターアームと微妙に位置がずれていて干渉し合わないのでこの形が一番問題ない。

 
ちょいと見えにくいけれど、マイクを伸ばしたところ。モニター右側にマイクがある。

 

マイクを取り出す時は、一旦モニターを手前左側に引き出して、マイクアームを伸ばしたところでモニターを戻す。この時、下マイクアームの上端を超える高さにモニターをあげておくのを忘れずに。

 

そしてモニタの水平を取り直して落ち着いたら、上マイクアームを動かして収録にちょうど良い位置に持ってくる。

 

マイクアームを伸ばしたところを俯瞰で見るとこんな感じ。

 

少し、手前に持ってきすぎかもしれない。

マイクは口元から少し右側にあり、斜めに音を拾う感じになる。

実際どうするのがベストかは実際に使ってみながら微調整をする必要がありそうだ。

 

マイクを伸ばした時のモニター裏はこんな感じ。

 

これを書く直前までは、以前のマイクアームに合わせて先日購入したUGREENの2mのXLRケーブルを使っていたのだけれど、このケーブルだと余裕がなさすぎて、ZOOM PodTrak P4と繋げると、P4はほとんどスピーカースタンドにくっつく一番奥から動かせないし、マイクアームを動かす時にケーブル長に余裕がなく、アームに収納したケーブルが飛び出してくる始末。

これでは良くない。と言うことで、その前に使っていた5m長のケーブルを引っ張り出してきて付け直した(ので、この写真と下の写真だけマイクのXLRケーブルコネクタが違っている)

 

モニターを一番手前に引っ張り出して収録作業をする状況をシミュレーションしたところ。

 

それを俯瞰したところ。

キーボードを叩ける最低限のスペースを残してモニターを手前に引き出し、P4やLoupedeck Liveも手前に引き出して操作できるようにしている。

 

この形でも、マイクは十分使えそう。

 

マイクを収納したままで、モニタを手前に引き出したところ。

 

この状態もマイクアームが見えないのが思いの外爽快。

 

俯瞰した写真。マイクを引き出し、手前に設置した時と変わらない(けど、マイクアームを変える前なので、P4が前に引き出せないでいた。この写真を撮った時、ケーブルを変えなければと思いついた)。

 

モニター裏はこんな感じ。俯瞰したところ。

 

水平位置から見たところ。

 

奇跡的にマイクアームとモニターアームの角度が一緒。

ものすごく綺麗におさまっている。

俺天才?って言いたくなるよな。

 

今回の設置に合わせて、スピーカー位置を少しだけ右にずらした。

結果、スピーカーの左側にDACを収めることができた。

 

写真はDACがここに収まったと示すためにP4やLoupedeckLiveをずらしているけれど、実際は、P4とLoupedeck Liveは左に寄せている。
DACのボリューム調整はちょっと面倒くさいけれど、いざとなればリモコンもあるし問題なかろう。その内使いやすいよう最適化されていくはず。
 
 
 
 
写真は撮っていないけれど、マイクアームを机左側にも設置してみた。
結果としては、悪くはなかった。けれど…
 
ベースを机奥に設定すると、アームの回転半径にものがおけない…つまりP4やLoupedeckを別の場所に移設しなければならない。
 
ベースを机手前に持ってくると
  • 机側面の幅に収まりきらず、机からはみ出して邪魔。
  • 下アーム回転半径に物がおけない
  • 下アームの回転方向を逆にしようとしたら奥のパイプラックにぶつかって回転できない。
結果、下アームをほとんど動かせず、自由度がない。
利点としては、それでも使いやすい位置にマイクを持ってこられる。
けれど、その位置にマイクを置くと、P4への視界が塞がれて操作しにくい。
と言うことでこちらへの設置は却下となった。
 
 

 

 

今時点での評価(*1)

 

ロープロファイルだから視界を妨げない?

 

実は全然そんなことはない。と言うか、マイクは基本口元(から数十cm離れた場所)に置く必要がある。
それは上から吊るそうが下から伸ばそうが同じ。
つまり、普通に考えたらマイクが正面のモニターへの視界を妨げるのはどちらの方式を使っても一緒ってことだ。
だから、その意味でのアドバンテージはほぼ無いと思われる。
 

 

ロープロファイルだからコンパクトに収まる?

上の写真を見ていただければ分かる通り、結構嵩張っている。

じじいの場合、自分の口元に来るよう上アームを少しだけ上に上げているので特にそう思うのだけれど、やはり縮めた姿は結構な「壁」だし、伸ばしたところも上アームが結構高い位置にくるのでコンパクトとは言い難いし、邪魔にならないとも言い難い。

 

もしかして、きっちりコンパクトに折りたためるなら2軸式アームの方がコンパクトに収まるんじゃなかろうか。

 

 

扱いやすさ

このアームはスプリングなどを一切持っていない。高さを調整する時は、いちいち関節部分のネジを緩めて調整してまたネジを締め直さなければならない。

ここ間違っちゃダメ。試験に出るからね。

面倒くさそうに思うかもしれないけれど、一度位置決めしちゃえばそう簡単に動かすこともなかろうと思うので、調整する時は面倒臭いけれど…まぁ及第点としておく。

 

で、アームの動きやすさは優秀。ストレスなくクルクル回る。水平方向の調整はとっても楽。

 

ただ…個体差かどうか知らんけれど、マイク(またはショックマウント)を取り付ける部分のボールがとてもゆるくて、壊れるんじゃ無いかと思うくらい締め込んでも左右に少し回ってしまう。これはAmazonの評価でも見た気がする。

部品を変えられるなら変えて対処したいけれど、果たしてどうなんだろう。


 

使いやすさ

これは人それぞれ求めるものが違うので意見は分かれるところだろう。

じじいの偏見で言うなら

  • モニター裏に完全に隠れてくれるのはGood
  • モニター裏でその奥のソファから邪魔にならないのもGood
  • 奇跡的にモニターアームと干渉しない位置を見つけられたのもGood
  • マイクを使おうとした時の手間はちょっと大変
  • マイク位置の微調整が簡単なのはGood
 
と良いことが多かった。
でも、一般的にはこうだろうと予想すると
  • よほど大きな机でなければ大きさを持て余す(うちは180cm×70cm)
  • モニター裏から取り出すのは結構大変かも。モニタ横の机後ろに設置くらい?
  • 机側面に設置するのはかなり無謀(余程机の上に物を置かない人向け)
多分、120cmくらいの机ならVIJIM LS26の方が使いやすいと思う。

 

アームが短いと言うけれど、アームの長さ+十数cmマイクの長さが加わるし、マイクと口元の間にも30cm程度のスペースが必要と考えると、このサイズは(机奥にアームを設置して、机前で椅子を思い切りリクライニングさせて使おうとしなければ)とても使いやすいと思う。

 

また、これを使ってみて改めて2軸拡張式のアーム(CACENCANとElgato Wave Mic Arm )を使ってみたくなった。

 

上に突き出るのは視覚的にマイナス要素だけれど、使いやすさはこのロープロファイルアームより良かろう。そう言う意味ではElgato Wave Mic Armが良さそうだな…

 

 

2軸式のVIJIM LS25も興味深い。

 

 

 

 

付属品

付属品にネジ径を変えるアダプタが2種類と、六角レンチが付いてくるはず。

しかし、見当たらない。

箱の中に入っていたのは

本体とベースと脱酸素剤?のような袋だけだった。

 

おかしい!と思ったけれど、部品がこれしか無いので間違い用えよう(*2)も無い。

仕方がないので、Amazonに部品が足りないと言うことで返品しようかと思ったのだけれど、これ楽天で買ったんだった。となると返品が面倒臭い。どーしよー…と悩み始めた時に、こんな簡易包装のこれだけの部品の製品に脱酸素剤なんて入れるか?と疑問になったので、その袋を調べてみた。

 

しっかり中に付属品が入っていた。

 

下手に知ったかぶりをすると間違って捨てちゃいそうなので、間違っちゃあいけねぇよ。要注意。

 

それが見つからなかったので、じじいは自前のレンチセット用意しちゃったよ。

労力を返せー!

 

ちなみに、前述のボールが締め込んでもゆるゆるな件、説明書を見ると、手前のネジをレンチで締め上げれば締め付けられるはずなのだけれど、まずは付属のレンチでは径が合わない(付属は3mm。ネジは2.5mm…逆だったかな?)

そして、緩めたら、逆位置の丸い蓋のようなものが一緒に回り始め、ネジが空回りを始めた。どうなってんねん。壊しちゃったか?

一応多少ゆるゆるではあるけれど、実用には使えているので、もう少し調べつつ様子を見ることにする。

と言いつつも、一応明日にでもその症状を伝えて初期不良として交換できないか確認はしてみるつもり。

 

 

ケーブルカバー

アーム上部は磁石でくっついているカバーで、アームの中にマイクケーブルが収納できる。

このアームを設置する時は、アームを伸ばしたり縮めたりをしっかり行い、ケーブルに余裕があるか確かめておいた方が良い。

 

中途半端に確認をした時、最悪の場合アームを伸ばしたら思ったより短かったケーブルが浮き上がって蓋を押し上げて落下し床を傷つけたり足にぶつかって思わぬ怪我をする可能性がある。

 

磁石にくっつけるためか、見栄えの問題かは知らないけれど、金属製の蓋で、ケーブルを抜く丸い穴を開けたため、先端が結構尖っている。床なら突き刺さる可能性があるし、足に当たっても…

 

こう言うところの部品はプラスチック製にして欲しかった。

じじいの場合は2mケーブルを使っていた時は余裕がなかったので、何度かのテストで落ちかけたことがあった。5mケーブルにしてからは十分すぎるマージンを取(*3)ったので問題はなくなった。

 

*1:2024/01/06 06:59 文字装飾

*2:2024/01/06 08:55 文章訂正

*3:2024/01/06 08:57 誤字訂正