部屋が汚いのには目をつぶっていただいて…
エルゴトロンの設置(従来)
エルゴトロンのアームをこのように設置した。
上から見るとこんな感じ。
支柱についている側をAアーム、モニターについている側をBアームと呼ぶことにして、このモニタアームはBアームが上下方向の位置気味をして、AアームとBアームの回転で前後左右の位置を決める仕組みだ。
一番上の写真は、普段妻が鎮座ましますソファの上から撮っている。もし、アームをソファ側に出すと、ソファに鎮座ましまする妻がテレビをご覧になる視界を邪魔してしまうので、アームが後ろに伸びる事は絶対に避けなければならない…これが唯一の制限事項。
AアームとBアームを「く」の字に折り曲げて横に出すことで、ソファ側への出っ張りをなくし、更にモニタの荷重が極力台座の片側に偏らないよう配分できる形になっているかと思う。そういう考慮をした上で、写真左側が食事をするスペースとなっているので、極力モニタを右に寄せられるように、机の脚の台座を避け、Zライトなどとの干渉を極力排除した場所がこことなった次第だ。
しかし、これには少し問題があるんだ。
モニタを前に引き出すのはまぁ多少無駄な動きが伴うかもしれないけれど、「く」の字に折れたAアームが前方へ回転しつつBアームが開く事で好きな位置に置くことができる。しかし、モニタを左右に動かそうとすると…
先にも書いたようにAアームは支柱を支点に回転する事しかできない。BアームはAアームとの接合部を支点に回転する事しかできない訳で、ほんの少しモニタを右(写真で言うなら左)に動かしたいと思っても、それを実現するためには、写真2枚目を参考にするならば、Aアームが時計方向に4時方向から6時より左側に回らなければ、モニタは動きようがない。逆にモニタを左(写真では右)に動かそうとしても同じだ。まずはAアームが逆方向に向いた上でBアームの回転で位置を決めなければならない。
不可能ではない。直線に動かそうとせず、常に支点を意識した円の運動をさせるように心がければできない事はない。けれど、面倒くさい。
エルゴトロンの設置(新案)
そこでどうしたらよかろうもん。助けてード〇えもんと心の中で叫んでみた。
ポクポクポクポク ちーん ひらめいた
(番組が変わっているけれど、良いのだ)
アームを「く」の字に曲げて真後ろに置くから面倒なんだ。
アームを机の後ろではなく、机の左側に配置して、そこからAアームとBアームを伸ばす形で配置したら、前後はAアームの回転で調整できるし、左右はそれぞれのアームの回転組み合わせで調整できるじゃん。そして、荷重は台座前方に掛る事になるので、これもまた好都合ではなかろうか。そう、体をのびのび動かせるほうが、縮こまっているより良い運動ができるのだぁぁ。
って事で、試してみた配置がこれ。
机がそれほど大きくない事と、机の脚の台座がついている都合でモニタアームの台座を少し手前につけざるを得なかったので、Aアームは後ろを向いた形になっているけれど、基本的考えは変わっていない。前後方向はこの場合Bアームの回転で賄えるし、左右方向はAアームの回転で調整できる。少なくとも先のモニタ後方に台座を置くより位置決めはスムースで「支点を中心に円運動を考えて…」なんて面倒はいらない。ただ…モニタアーム台座がモニタより前に出てきているため、この画面の前に座ると、左側がとてもとっ散らかっているように見えてうるさい。それに輪を掛けて、Zライトをその更に前方に取り付けざるを得なかった為、うるささが更に増している。
さて、どうしよう…
今現在、机の上には、ペン置き、ほうき、IKEAのQi対応ワイヤレス充電器を2つ、そしてAppleWatch用充電器を置いている。その辺りを整理しないと、この配置はうるさすぎる。
さて、モニタの位置調整は面倒くさいけれど、机の上がそれなりに停頓されているように見える方が良いか、モニタの位置調整は簡単だけれど、台座などが常に視界に入ってうるさく感じ、更に充電器などの置く位置も考え直さなければならない方が良いか…
まだエルゴトロンに変えて数日しか経っていないけれど、実は今まではそれすら面倒でやっていなかった使い方が既に生まれている。
うん、モニタアームを使う人には別に珍しい事じゃないんだ。単にモニタで本を読むとかする時に、リラックスした形に椅子に座る。そしてモニタをうんと手前に引き寄せて見る。ただそれだけなんだけれど、今までのモニタでそれをするのが億劫だった。できない訳じゃないけれどね。だから前後位置の調整はこれからも頻繁に行っていくと思う。でも、左右へずらすって何かあるかな。残念ながら、今現時点で私にはその状況が思いつかない。
と言う事で、試しに横へずらした台座は元に戻した。
前後に動かすくらいだったら面倒な動きもしないし、上下方向も問題ない。画面をソファに向けるのも問題なし(これで妻に「買っても良い?」と聞きやすくなる)。これだけできればいいんじゃないかな。そう思う事にした。
もしかしたら、使っていく内に「やっぱり不便だ!」と横に移動させるかもしれない。けれど、当面これでやって行ってみようと思う。
今回の追悼
AアームとBアームを繋ぐ支点の隠し蓋を取るために、精密ドライバを突っ込んだら、突っ込み過ぎたのか折れてしまった。
まぁ100均のだから仕方ない…そう思う事にする。
その奥の白い液体がドピュっと飛んでいるところは、机の上にモニタの角を落としてしまったクレータ跡。
木工ボンドを流し込んで補修中。乾けば透明になる予定。
本当は屑の木材があれば削ってボンドと混ぜ合わせて砥の粉にして詰めてやりたかったけれど、端材がなかった。残念。
この机を買った時は、こんな使い方をすると思っていなかったので、柔らかい材質の板を選択したのが今になっては仇になっている。
柔らかすぎて、クランプを締めるだけで後がついたり凹んだり…散々だ。それでも使えるうちは大事に使いたい。お気に入りの机だからね。
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