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Hit or Miss

いきあたりばったり

この一週間、ロベルトのことばっかり考えて悶々としていた。

今までは偶然に恵まれすぎていたから、これ以上は望めない。

これからは自分でどうにかするしかない。

積極的に攻めていこう!と決意してCHANELのCHANCEをつけた。


そしたら不思議!

またも偶然が訪れた。

たまたま勉強に疲れてカフェテリアに行ったら、あれ、いる!

トルコ人の親友とテスト勉強してた。

法学部の4年だからかなり勉強が忙しいみたい。

毎週3時間に及ぶ筆記試験が何回もあるらしい。


勉強してる横で一応勉強してるふりして座ってた。
話しかけてくれるからうれしい。

会うまでは強気で好き好き光線を出していこう、と思ってたけどいざ目の前にするといつものおとなしい子になってしまう。

ロベルトも「もともとおとなしいのか、それともドイツ語で話すのが恥ずかしい?」

って聞いてきて完全にお兄さん的で恋愛対象に見られていない・・・。

もともと話すほうではないけど、やっぱりドイツ語で話すのが恥ずかしい。

でもそう言ったらますますチャンスなくなる、って思って

「人見知りなの!」

となぞの言い訳をした。


かまってほしい雰囲気は伝わったのか、

「今日一緒に遊ぶ?」

って言われたときは思わず舞い上がった!

あまりの笑顔にロベルトも苦笑。


ロベルトと別れ、家でひたすら電話待ち。

化粧もしなおし、かわいい服に着替え電話とにらめっこ。

かかった!

と思ったら

「ごめん、今日テストですっごい疲れてもう家で、今日はすぐ寝たい。たぶん、明日?Mal schauen(まあ様子見てみよう)」

だって。

深いため息。


そして次の日。

もう12月23日で普通みんな帰省してる。

ロベルトもクリスマスはミュンヘンの実家に帰るって言ってた。

それでももう一回年内に会いたい!

そう願っていたらいつの間にやらロベルトから着信が。

夕方4時ごろ、悪くすると、というか現実的な線で

「ごめん、今からミュンヘンに帰るよ。また来年!」

か!?と不安がよぎる。

半ば絶望しながら電話した。


そしたら

「クリスマスのプレゼントを家族に買わなくちゃいけないんだけど、付き合ってくれる?」

って!!

想像を超えたうれしい事態にくらくら。


駅で待ち合わせして二人で買い物。

ってデートじゃん!!

どきどきして待っていたら来た!

かっこいい~。


おなかが減ってるとかでホストファミリーも行き付けの中華料理屋へ。

胸がいっぱいであたしはおなかへってないので水。

ドイツ語だと恥ずかしがってよけいに口数少ないあたしに気を使っているのか、たんにしゃべりたいのか、ロベルトは日本語。

あたしはできるだけドイツ語で答えたけど、あいかわらず驚愕のボキャブラリー。


今日のUmgangsprach


anmachen

ナンパする


krass

ありえない


Hauptsache,es schmeckt / ich kann essen.

うめけりゃいい/食えたらいい


leer Versprechung

口先だけの約束


naiv

単純


mies

ひどい、まずい


Des geschieht dir recht.

自業自得だ


Das tut schon weh.

痛いほどダサい


Kom schon!

もう!(いらいらしてるとき)


Meinem Zimmer sihet aus(In meinem Zimmer sieht es kaotisch/inordunung aus.)

部屋汚いんだよね


日本のオタクについての番組をテレビで見たらしく話題はオタクについて。

なんでも番組では

"Otakisums"と紹介されていたらしい。

オタク主義?ドイツ語になってる・・・。

オタクの定義について聞かれ、困った。

オタクとは出不精の凝り性だとまだまだ思われているけど、現在のオタクは多様化して・・・とか答えになってない。

とりあえずひとつのことにかなりはまり込んでる人ということにした。


ロベルトは法学部だけあって定義するのが大好き。

「俺は定義オタク。」

ってなんか違うけど面白い。。


あたしがラーメンオタク、ケバブオタク、という話から(別にオタクまで行かないけど・・・)ロベルトの好物がざるそばだということが話題に。

「渋いな~」

と言ったら、渋いの意味が通じない。

たしかに日本語で説明するのも難しいし、辞書にも直接当てはまりそうなものがない。


とりあえず例としてリチャード・ギアをあげたら、ロベルトが得意の定義を確定。

①ある程度年をとっている、または年をとった人の趣味

②かっこいい

あっているような違うような・・・


「じゃあ鳩にえさをあげるのは渋い、早朝に公園を散歩するのは渋いってこと?なんか分かってきた。」

ってなんか違うけどまあいいか。


話しすぎて店が閉まった。

近くのバーも人がいっぱいで、映画かビデオ屋?ってことに。

ビデオのほうが一緒に選べて楽しそう、と思ったからビデオ屋に。


ロベルトの好きな映画のジャンルはやはりダサいやつ。

80年代の映画全般と、モンティー・パイソン系のナンセンスコメディー。

やっぱこの人いい、と思った。

二人でDVDのカバーでダサいのを探しては爆笑。


あたしは男前が苦手。渋いのが好き。

だからブラピやオーランド・ブルーム、ジュード・ロウとかだめ。

それを言ったらロベルトが思わず

「じゃあ俺もかっこ悪いてことじゃん!あ、渋いからいいのか」

って言った。

これであたしの気持ちが通じていると確信した。


結局モンテ・クリストを借りて、ロベルトのうちへ。

テクノオタクのロベルトの唯一の趣味は打ち込み。

ロベルト作のテクノを聞かせてもらったけど当然意味わかんない。

「ミニマム大好き」

「29日にテクノパーティーがあるからすっごい楽しみ!」

「ダフト・パンク大好きでかれこれ5年もファンクラブはいってる」

と目を輝かせてうれしそうに語るロベルトがすっごいかわいかった。


酒も入り、適当にビデオを見、お休みタイムに。

しぜーんと流れはエッチに。


次の日。

二回もエッチしたのにあいかわらずさっぱりしすぎ!

二人の関係がどうなったのかいまだにわからない。

「次に会うのは来年か、大晦日だね。Mal schauen.(お得意)」

ってそれは彼女じゃないだろう。

別れ際も軽いハグ。

ロベルトが何に考えてるかぜんぜん分からなかった・・・。


ロベルトに会った。

普通だった!

彼の日本人仲間の一人に過ぎなかった。

それになぜかこんなに傷ついている・・・。

一回エッチしたくらいなんでもないのかな??


最初は照れてしまってどう接していいかわからず、なんとなくそっけなくしてしまったけど、それが「なかったことにして」っていうサインに受けとられていたのかな。

ちょっとお酒入って、自分でどうしたいのかが分かった。

常にロベルトの近くにいたし、ロベルトにからんでた。

気持ちはぜんぜん伝わってないと思うけど・・・。

あたしやっぱりロベルトのこと好きなんだ。


クリスマスは当然ミュンヘンの家族のところで過ごすのは分かってた。

でも大晦日!

ブルガリアで過ごすかミュンヘンで過ごすかまだわかんないって。

ブルガリアだったらもう絶対無理!

しかも木曜日にテストがあるからそれまではタンデムもできない。。

「また来年」

って言われたときはへこんだ。

おまけにあたし携帯なくしたから連絡取れないし・・・。

「どうしよう」

っていったまま彼のバス停が来て別れ別れに。

ああ、一緒に降りればよかった・・・!


こんな中途半端な気持ちのままで年越すのか??

とにかく今週もう一回会わなくちゃ!!
















ドイツではクリスマスにクッキー(Pletzchen)を焼いて食べる習慣があるらしい。


きのうはカティーの家で、カティー、シュテフィー、それにメルとクッキーを焼いた。

朝帰りの日でほとんど寝てなかったから最初はけっこうしんどかった。

しかしいくら大雑把な自分でも、彼女たちのクッキーの焼き方には驚いた。

大体レシピがないし、はかりもない。

「ちょっと小麦粉足りないみたいだから足してー」

「卵入れすぎたから、もう一回粉と砂糖!」

とかもう本当に適当。

案の定出来上がりは・・・


それにしても驚いたのはカティーの部屋。

見たことも聞いたこともないアニメのポスターがいっぱい張ってあるし、流れる音楽はガクト・・・

ガクトのクリスマスソングなんて知らないし。。

さらにパソコンの壁紙はラルク。

それを見てラルクが4人だということをはじめて知ったくらい興味がなかったので愕然。


メルはかなりのハイドファンらしい。

クッキーを味見しながらシュテフィーが

「Gutって日本語でどういうの?」

って聞いてきたから

「おいしい、だよ」

って答えたらメルが異常に反応。

すかさずカティーが

「おいしい、だから!!おおいしじゃないから落ち着いて!!」

ってメルをなだめてた。

何のことだか最初は分からなかったけど、ハイドの妻、大石恵のこと言ってると分かってそのファンぶりに感心?してしまった。

海を越え、言葉の壁を越え、人々を魅了するビジュアル系、ここに来てなんとなく見直した。。



飲みすぎた!


ここのところ毎週金曜日に、日本人留学生の女の子で集まって和食を作っている。

今回は肉じゃが。

しかし、だしもみりんもなくて、砂糖、塩、しょうゆのみの味付け。

それでも別によかったんだけど、誰のアイディアか、白ワインで煮込んだものだから出来上がりはもはや肉じゃがではなかった。

でもおいしいのはおいしかった!


料理中、食事中調子に乗ってがばがば酒を飲んだ。

フランケンやラードラーは飲みやすくって、いくら飲んでもいける。

自分でけっこう酔っているという自覚のないままビアシュトゥーベへ。


そしてこのあたりから記憶がとんだ。

なんだかろくでもないことがあったような気がするけど、覚えてないことはなかったことにする。


この日はいつになく大盛況。

ふだん見かけない人も来ていた。

ギュルカンを発見して一瞬きょどってしまった。

いつものにっこり、っていうかわいい笑顔だったけど、もうあたしのことはやめたみたい。

なんだか悲しそうに目をそらされて分かった。


そしてロベルトもいた。

けっこう飲んでてハイテンション。

これだけ酔ってるのに日本語がちゃんと出てくるからすごい。

彼のお気に入りというハーブのお酒をおごってもらった。

香りが強いけどおいしい!

ドイツにしかない特産品らしい。


すっかり二人で盛り上がって

「一緒に帰ろう!」

ということになり、二人で歩いて帰った。

たぶん一時間くらいは歩いたんだろうけど、覚えていない。

あっという間のことだった気がする。

そしてしぜーんに彼の寮の部屋へ。

何で近いのに家まで帰らなかったんだろうか。

それはやっぱりロベルトのことちょっと好きだったから。

そしてことは起こってしまった。


これってどういうことなんだろう。

ロベルトいわく「前の彼女とは一ヶ月前に破局した」らしい。

そしてあたしはけっこう彼を気に入っている。

彼にその気があれば付き合うのかな。それとも一度きり?

自分でもどうしたいか分からない。


それにしても彼は面白い。

その面白さがかなりツボ。


なぜかサタデーナイトフィーバーのちょっと懐かしくって恥ずかしい感じのポスターが張ってある。

さらにパソコンの壁紙もやっぱり80年代を感じさせるトラボルタ。

突っ込まずにいられなかったので、なんでまたこんなの張ってるのか聞いてみた。

彼曰く「ダサいから」。

「ダサいのが、好き」

っていう言葉に爆笑。


ちなみにドイツ語でダサいは

Scheise.

最低も最悪も全部Scheise。

日本語の微妙なニュアンスは表せないな。


今日覚えたUmgangschprach


Kein Bock.

めんどくさい。


Bock haben

いいと思う。してもいいよ。


geiler Bock

スケベ。


Awa!

痛いときに叫ぶ言葉。


-e Fernbezieung

遠恋


それにしてもあまりに日本語がうますぎてつい日本語で話してしまう。

積極的に日本語しゃべるロベルトを見習って、自信なくてもドイツ語でどうでもいいことでもしゃべろう。

それにしても言葉って人の印象を変える。

ロベルトの場合、日本語だとなんだかかわいくて、ドイツ語だとかっこいい。


これからどうなるのか、どうしたいのかさっぱり分からないけど、今度はタンデムで会うことになった。

しつこくないからいいな。

とりあえず今はロベルト以外の男のこと考えるのはよしとこう。


火曜日はカティーとタンデムの日。

今日はクリスマスプレゼントを買いに二人でショッピングセンターへ。


クリスマスプレゼントは今のところ最大の悩みの種。

ホストファミリーとお世話になったウェーバーさん夫妻へは絶対用意しなくては。

プレゼントって少しでも義務が入ると選ぶのが本当に重荷になってしまう。


ドイツ人は誰に何をあげるのか?

当然人によって異なるそうだけど、家族や恋人はもちろん、友達にも用意することもある。

贈り物として一般的なのはお菓子や紅茶、手袋なんかも多いらしい。

まさにクリスマスマーケットで売ってるものばかり。

クリスマスマーケットはクリスマスプレゼントを売っていたのか!


結局プレゼントは買えなかったけど、お店を回るうちになんとなく選択肢がわいてきた。

買い物に疲れたところでカフェに入った。

気になるのはあのニコラウスパーティーのあと、カティーと彼氏ラディンはどうなったのか??ってこと。

アグニェシュカがラディン本人から二人は別れた、と聞いたと言っていたのでまさか、とは思ったけど聞かずに入られなかった。


そしたらなんと事実。

カティーはニコラウスパーティーの次の日、すぐラディンにダニエル(スティーブじゃなかった・・・)とのことを話したけど、ラディンは許すことができなかったらしい。

そしてそれ以来会っていないし連絡も取っていないとか。

ラディンは怒っているのかと思ったら、「深く傷ついている」らしい。

怒ってるなら怒りがさめれば状況はよくなりそうだけど、深い傷はなかなか癒せない。


それでもカティーは

「彼を愛しているから戦うわ!クリスマスまでになんとかしてみせる!」

って痛々しいけなげさで宣言していた。

「幸いクリスマスまであと11日あるから頑張る!」

って前向き。


すべて悪いのはダニエルなのに、

「キスをしてしまったらそれは二人の責任よ。どちらかだけではないわ」

と言ってた。

ほんとにまっすぐで、強い。


言わなければ絶対にばれないし、酔っ払っていたときのこと。

それなのに自分に言い訳しないで、次の日に正直に話したカティーがすごいと思った。

そしてその失敗を取りかえすべく、ひたむきに頑張ろうとしてるところもなかなかできることじゃない。

そんなカティーがすごく魅力的だったから、絶対にラディンとまたうまくいくと思った。


そんなカティーになんて言葉をかけていいのか分からなかった。

日本語なら「頑張って!」だけど、ドイツ語なら”Mach's gut!"かな?

ちょっと違うなあ。

Umgangsprachの神様、ロベルトに聞いてみよう。

片思いのときって妙に意識したり、自分に自信がなくなったり、小さなことで一喜一憂してしまう。

ほとんど忘れかけてた甘くて切ないこの感覚をひさびさに思い出した。


不思議なのって別に特別な気持ちはなくて、たんに好感持ってるだけだったのに、友達に好きなんだよね、って言ったとたんなぜか気持ちが盛り上がってくる!

だからこういう場合単なる思い込みが多いから注意しなくては。。


彼は見かけもかなり濃い、いかにもなスペイン人。

スペイン語はもちろん英語、イタリア語、おまけに日本語にも堪能!

彼の日本語がとってもあいきょうあるから、ドイツ語で話すと冷たい気さえしてしまう。


アルを意識しだしたのは3週間前。

寮のバーでお互いほろ酔いになって踊って、そのあといい雰囲気に。

次の日に食事に誘われたんだけど、そのときは友達としか思えなかったから他の子に一緒に来てもらった。

それで彼もあたしの気持ち分かったみたいで、それからは普通に友達としての付き合い。


なぜかそのあとから彼が気になりだした。

もう遅いのに!

他の女の子と仲良くしてたら気になるし、ジェントルマンなところにときめいたり。

今日も同じ授業でとせっかく隣に座ったのに、意識しすぎて何もしゃべれなかった・・・。

これはほんとに好きなのかしら。


今日ロベルトと初めて二人で話した。

彼は試験前だというのに1時間半もいてくれた。

日本に半年留学してたとかで、日本に興味を持ってくれていて、すでに他の日本人留学生とも仲良し。

日本にいたのはたった半年で、そのとき初めて日本語習ったというのに驚異的な語彙量!

「ごますり」「びみょ~」「ヒモ」

とかええ!?なぜ!?って言葉を連発してかなり面白かった。


彼に負けじとUmgangsprachをいくつか教えてもらった。


schon

そりゃそうだ。


Passt schon.

①まあまあだ(例:映画の感想を聞かれて)

②大丈夫、間に合ってる(例:コーヒーもういっぱいいかが?と聞かれて)


Da kann man nichts machen.

仕方ない。


Zwei Fliegen mit einer Klappe

一石二鳥

ちなみにビミョーと言う言葉は日本人の国民性をあらわしているのか、ドイツ人はほとんど使わないそう。

delikatと言う言葉が一番近いけど、たとえば死刑問題、堕胎問題、といった政治的、思想的に「微妙」で、もちろん日常会話で登場することはない。


日本語を使う機会がなくて忘れかけてるので、練習したいという彼の希望でタンデム・パートナーになることに。

カティーとは恋愛とか流行とか、普通の女の子同士の会話をして、アグニェシュカとは文法、さらにロベルトとはUmgangsprachを習うということでそれぞれにおもしろい。



ドイツのクリスマスといえばクリスマスマーケット(Weihnachatsmarkt,南部ではChristkindlmarkt)。

規模の大小はあれ、各都市でクリスマスまでの一ヶ月間開催される。

その中でも3大クリスマスマーケットとして名高いのが、ドレスデン、ニュルンベルク、そしてシュトゥットガルト。


シュトゥットガルトはバーデンヴゥルデンブルク州の州都で、このあたりをシュヴァーベン地方と言うらしい。

中央駅には堂々とベンツのシンボルマークが!

そう、ここはメルセデス・ベンツやポルシェなどドイツの超有名自動車会社の本拠地なのだ。


中央駅からまっすぐ、にぎやかな大通り、ケーニヒ通りをぬけるとクリスマスマーケットを発見。

マルクト広場いっぱいにお店が広がり、その数と規模には圧倒される。

シュトゥットガルトのクリスマスマーケットの特徴は店の屋根。

屋根の上がまるでギャラリーのようにデコレーションされていて、中にはキリスト生誕の場面や、ヘンゼルとグレーテルの物語を人形とおもちゃの家で再現している店も。

その懲り方は本当にすごくて、屋根を見てるだけで十分楽しめる。


旅といえば食!

ここでしか食べられないもの、今しか食べられないものに特に弱い私。

ここで見つけたヒット作はまず


Maultaschen(マウルタッシェン)

パッと見は水餃子。

もちもちした餃子の皮のような生地に、中身はやっぱり餃子のようにパセリを混ぜたひき肉。

コンソメスープをかけていただく。

ちょっと塩辛いけど、温かくておいしい。


Feuerwurst(フォイヤーブルスト)

なんと1/2メートルもある細長いソーセージをホットドック用のパンにはさんでいただく。

といってもそのままでは収まりきらないので適当にぽきぽき折ってパンにはさむ。

ジューシーで塩味がきいておいしいけど、個人的にはニュルンベルガーやヴァイスブルストのほうが好き。


Weissgluewein

赤以外のグリューワインは初体験!

白といってもりんごジュースのような色で、フルーティーな味わい。


G・・・

名前を忘れてしまったけど、沖縄のサーターアンタギーのような外観。

中までぎっしりドーナツ生地、かと思いきや、生地の外側はキツネ色にあげてあってさくさく、でも中はふわふわのカスタードクリーム状。

わりとあっさりと食べられて、とてもおいしい。

これはまた食べたい!


しっかりシュトゥットガルトのクリスマスマーケットを楽しんだあとは、ウルムへ。

小さな町だけど、中央駅を出るとすぐに視界に飛び込んでくる大聖堂の荘厳さはすばらしく、類を見ない。

何でもドイツで一番高いとか。

その堂々たる姿はケルンの大聖堂をしのぐのでは。


その大聖堂の前にクリスマスマーケットが広がる。

もちろんシュトゥットガルトの比ではないけど、町の規模を考えるととても大きい。

ここでも特徴的な食べ物を発見。


Doener

なんとケバブ屋さんを発見!

キリスト教のお祭りについに進出か!

ほかの都市にはありえない光景で、ウルムの寛容さを見た気がした。

でも今回はパス・・・


Schlit・・・

やっぱり名前忘れたけど、中東の料理を思い出させる。

串刺しにした牛肉をトマトクリームのソースで煮込んであって、辛い!

トマトのすっぱさとマイルドな辛さがぴったりでおいしかった。


クリスマスマーケットはどこでも同じ、と思っていたけど街ごとに個性があることを食で発見。

特にシュトゥットガルトは個性的な料理がたくさんあって楽しめた。

ウルムはエスニックな料理も出していたし新世代なのか?

祭りということで考えないようにしてるけど、ほんとにこっちの料理は小麦粉と砂糖と塩でできてるなあ。。





恐怖のトルコ人が帰ってきた。

なぜかこの時期に里帰りをして二週間ドイツにいなかったんだけど、長いようで短い二週間だった。。


そもそもトルコ人に対して多少偏見があるのは否めない。

ドイツ人も本音は彼らを受け入れてはいないなと感じることがよくある。

よく聞くのは「トルコ人は絶対トルコ人としか結婚しない。結婚前に外国人の女の子に手を出すけど、それはみんな本気じゃなくて遊びから彼らを信用するな」ってこと。

偏見じゃないかしら、と思ってたけど確かに「トルコ人のハーフ」ってあまり聞かない。

まだ移民が始まったばかりだからだって言う友達もいるけど。


もちろんトルコ人とドイツ人の間に生まれた子供はたくさんいるんだろうと想像できる。

けど、知り合いで麻薬構成員として働いてるドイツ人が言うには、彼の患者の典型的パターンが「ドイツ人のシングルマザーに育てられたハーフの子供」らしい。

父親は入籍しないで、母子を捨てる、というケースが多いんだって。

彼の見解ではムスリムの男性の多くが「男性は女性より上」と考えているのが根本的な原因らしい。


しかしなぜかたいていのトルコ人は日本に対してかなり好感を持っている。

歴史的に難破したトルコ船を日本が助けたとかいう背景もあるらしいが、文化的にもシンパシーを感じるみたい。

たとえば「男性が女性より上」「女性はつつましくあるべき」という考え方が伝統的にトルコと日本で共通してる。

今ではそんなこと言ったらかなりの女性が反発するけど、トルコ人はいまだに日本人女性はつつましくおしとやか、と思っているみたい。

自立してはっきりしてるヨーロッパの女性よりそういう日本人の女の子が好き、というトルコ人も多い。


そして私も大学でトルコ人の男に話しかけられた。

そもそも私はトルコに対しては好感を持ってた(ケバブが好きなだけ)し、来たばっかりで知り合いも少なく、友達が増えてうれしかった。

しかし。

いつの間にか彼氏のように振る舞いだし、一歩間違えばストーカーだよ!という行動に出始めてからが困った。


「空気を読む」というのは日本人の特技だということを再認識。

こっちの人は言わないと分からない。

でも今まではっきりノーと言わずにかわすことに慣れていたから、「好きじゃない」っていうのがすごく難しい。


「その気ないから」「会いたくない」

と勇気を出して言うたびにあとで一人へこんでいた。

しかし彼はめげない。

決定的な一言を言われるまで望みがあると思っているのかな。

その強さ、たくましさに比べて日本人の男たちはすぐあきらめるし、自分が傷つくことを恐れている気がする。


とりあえず電話しかと!

もうやだー。

今度こそはっきり言わなくては!

サンタさんは12月25日に来るものだと思っていたら、6日に来るんだ。

きのうは「ニコラウスの日」といって、ドイツではこの日に聖人ニコラウスがよい子にプレゼントをくれるんだって。


この日は別れたセバスチアンのパパもニコラウス気取りで3歳の連れ子エマニュエルを連れてやってきた。

ニコラウスのセバスへのプレゼントはお菓子とお金。

断然お金を喜んでた。

夢がない・・・とか思うけど現実的に一番喜ばれるわね。

こっちの子供は友達の誕生日プレゼントもお金らしい。。

小さいころからお金に対してしっかりしてるのは大人になった時にいいんだとは思うけど、日本人の感覚からいくと・・・かわいくない。


さてきのうはニコラウスの日と言うことで大学のメンザでニコラウス・パーティーなるものが開かれた。

でもいつもどおり、あまりの人の多さにチケットがソールド・アウト。

タンデム・パートナーのカティーとその親友シュテフィーとスティーブ(?)と私はしかたなく学生のたまり場的クラブへ行くことに。

初めて来たクラブだったけど、まあどこも変わらないなー、という印象。

ヒット曲ががんがん流れて、店の個性は感じられない。

それはそれで誰でも楽しめていいんだけどね。


カティーはかわいいのになぜか彼氏はお久しぶり、のビンラディン似。

にやけたラディン顔になんとなくなじめず、カティーに気があるスティーブの方がかっこいいしお似合いだよ、と思ってた。

しかし。

スティーブはしゃべり方もしたったらずだし、空気読めてないしとにかく子供っぽい。

3人とも最初はあきれてたけど、酒が入ってなんとなくいやな展開に。


ここでドイツ流?テキーラの飲み方をメモメモ。

ていうか日本でもいつでもビール派で飲んだことないから世界共通なのに知らないだけかも。。


オレンジ

①テキーラを一口で飲み干す!

②オレンジをかじる!


レモン

①塩を手の甲に振る

②なめる!

③テキーラを一口で飲み干す!

④レモンをかじる!


いやな予感どおり、酔ったのりでカティーとスティーブが急接近。

ラディン~!とテレパシーで彼を呼んだけど来るわけない。


カティーとシュテフィーとはよく遊ぶけど、いつもお茶かジュースだし、飲んでるところもタバコすってるところも初めて見た。

意外な一面にちょっとびっくりしたけど、話を聞いたらシュテフィーは昔ドラッグもちょっとやってたらしい。

こっちの子たちは大学までにいろいろ経験して、さまざまな誘惑に打ち勝って今では何事もなかったかのように生活してる。

と考えると日本人というか私より精神的に鍛えられているのかな~、という気がした。