金曜日は引き継ぎで、職場へ行きました。

今までの倍の時間を朝の準備時間として充てたのに、やっぱりバタバタしてしまう。

動くスピードが大幅にダウンしてます。



何か気になることがあると、すぐにお腹にくる私。

早速、数日前から、お腹下してます。



玄関を一歩出ると、頑張るぞーという気合いと共に、この八ヶ月はあっという間だったなぁと、何とも言えない気持ちになりました。



久々の電車通勤。

何気なくケータイをチェックすると、友人や乳友さんの励ましのラインが!!

こちらでも復帰を気遣うコメントをいただいたりと、皆さんご自分の生活もあるのに、なんて素敵な人なんだろうと思います。

それに比べ自分は、エエ歳して自分の事ばっかりだなぁっと、恥ずかしくなるばかり。


病気になったからこそ、自分のことだけでなく周囲のことも考えられる、ホンモノの大人になりたいものです。



復帰後はポジションも変わり、まったく新しい仕事を覚えないといけません。

引き継ぎを受けながら、大切な事が頭の中で留まらず、ツツーと滑ってこぼれ落ちて行くのを感じました。



恐るべしブランク。



メモをとっても、手指に違和感があるのでうまく書けず、ちょっと悲しくなったり。


そうこうしてるうち、思いっきり頭痛も始まりました。おー!緊張してるな私。




大好きな先輩(一番始めに病気を告白しました)から、『髪の毛ちょっと染めた?』と言われ

え、もしかしてウイッグてバレてへんの?


別の同僚からも雑談中『ちょっとーぉ髪の毛クレオパトラみたいやーん』

もうお一方からも『かおりん、クレオパトラかおもた』

後輩からは『なんか、かおりんさん雰囲気変わりましたねー』


えー??やっぱり、ウイッグてバレてないのかも。



私はてっきり、こーんな風に見えたり









こーんな風に、ズラ感、かぶってますよ感が出てると思ってました。



私のことは、職場の皆、噂で病名も含め知ってるはず。

それもわかってて、ウイッグをクレオパトライジルなんて、ちょっと意地悪過ぎるだろうし、大声でクレオパトラやーんとは言わないはず。


やっぱりウイッグ感出てないんだ!


とはいえ、名誉の勲章であり、治療上仕方の無かったことなので、信頼してる先輩には、こっそり頭のことも話をしました。



復帰にあたっては、主治医から特に一年~一年半は少しセーブして、疲れをためない程度に働くようにアドバイスを受けています。

最初に、安請け合いはせず、出来ること、出来ないことの線引きをしっかりする。

退社時間も守る。

管理職にも、勿論了承を得ています。

そして私が復帰する前に、同僚達にも配慮をと伝えてもらっています。


でもねぇ、私が仕事をセーブするという
ことは、同僚達にそれをカバーしてもらうことなんだよね。



職場へ行くと、途端に以前と同じ働きかたをしたくなります。

仕事の根本的なところは、大好きなので。

アレもコレもと思ってしまう。



34年前から、私の担当する仕事量がぐっと増えました。

仕事への負担感、ストレスも同時に増加。

日に与えられた時間は同じなので、結果、睡眠時間と子ども達と過ごす時間が大幅に削られました。


私の病気には、これがいけなかったんじゃないかなぁと、密かに考えています。


だからこそ、もう同じことはしたくないのです。


帰宅すると、やっぱりドッと疲れが出ました。


そして翌日も何だか体がダルい。

やっぱり、元の体ではないんだなぁ。


これからは、仕事をし過ぎて疲れ果ててしまう前に、休養時間や自分の時間を確保することが目標です。





働いた後のビールは美味しかった~。

これもやめないと…わかっちゃいるけど
やめられません。