タロット本シリーズをはじめに、拙著をお手に取ってくださり、ありがとうございます
タロットで時期を読む方法については、当ブログで以前から掲載しているものや、78枚で占いシリーズ、鏡リュウジの実践タロットシリーズ最新刊『タロット技法事典』でご紹介したものがあります。
(本書では、Amazonレビューでご好評頂いている時期読みコーナーを担当)
『タロット技法事典』では、”時期読み”に対するタロットをはじめとした卜術の位置づけを加味しながら、黄金の夜明け団が紐付けているタロット×時期でタイミングを読み解く方法、候補となるタイミングに合わせてタロットを展開する方法をご紹介しました。
時期読みプレッドとして、”ワンイヤースプレッド”や"春夏秋冬スプレッド"などを盛り込みつつ、『78枚で占うシリーズ』からずっと提唱しているカレンダースプレッドも収録しています。
<当ブログでの時期読みタロット記事>
今回は、【タロット】で時を読むでお伝えした、「いつ恋人ができますか?」「いつ結婚できますか?」という人気の時期読みについてです。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、「時を読むのか」「時期を読むのか」は別物になります。
では両者の違いについてです。
「今」という瞬間的な「時=タイミング」を占うのが「時読み」になります。
これについては、『タロット技法事典』の223ページから、事例をたくさんご紹介しつつ解説しています。
たとえば、今から行って間に合うかどうかを占うときです。
渋滞していたり、人が溢れていてなかなか進めない状況であれば、通常時より時間がかかり、間に合わなくなるかもしれません。
そんなときに、目的地までの道のり状況を占います。
<悪魔>混雑にドはまりすることが予想されたり、<塔>工事やトラブルでの回り道が示唆されるなら、早めに出る必要がありますね。
<ワンド8>なら、車はスムーズに流れるし、電車の乗り継ぎもよさそうです。
一方、「時期読み」は、「いつ恋人ができますか?」「いつ結婚できますか?」という、瞬間的なものではない「いつ?」を読む方法です。
『タロット技法事典』の218ページからに詳しく書いていますが、年内なのか、来年なのか、再来年なのか、それ以降なのかでカードを展開したり、237ページからに掲載のカードそれぞれに特定の時期を関連付けて占う方法があります。
この場合、365日のいつであるのかが、78枚に割り振られているので、1枚のカードを引くだけで、○月○日あたりなのか、季節はいつなのかがわかります。
○月○日と出た月でカレンダースプレッドを展開すれば、その日付の近辺にどんな流れが来ているのかがわかるでしょう。
また、ここで出た日付で命術を使い、ホロスコープなどを確認すれば、何が起きて、どんなところで出会えるのかが見えてくるかもしれません。
とても便利ですね。
ということで、ぜひ、拙著や当ブログをご覧になって、タロットを便利に使いこなしてくださいますように
78枚シリーズ第一弾:基本編
78枚シリーズ第二弾:リーディング編
78枚シリーズ第三弾:書き込み式レッスン編
78枚シリーズ第四弾:オリジナルカードでたのしむ編
78枚シリーズ第五弾:実践テクニック編
当ブログのタロット記事のもくじです。
LUAのタロット記事~もくじ~