『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』と『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK』と『4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』『オリジナルカード78枚ではじめる いちばんたのしい、タロット占い』をご好評いただき、ありがとうございます。
タロットで時期や期間を占う方法についてご質問にお答えします。
「いつ決まりますか?」
「いつ頃になりますか?」
などと、いつになるかを占う方法です。
ポイントをまとめてお話しますね。
タロット占いの特徴
タロットは、今、この時点の状況から見てみると、「こんな答えになります」という占いです。
なので、現状が変わったときには、再度、占い直さなければ、予想した未来が変わってしまう可能性が高くなります。
基本的には3カ月以内程度の期間までが、タロット占いで推奨する最長の期間になるのではと考えています。
ただし、先にお伝えしたように、たとえ推奨の期間内であっても、状況が変わったときは、占い直した方が精度を保てるでしょう。
※ここで重大な注意!
日々、同じことを占い続けて、最新の状態にしていればいいということではありません。
状況が変わってからでなければ、何度占っても同じで、気に入らないカードを引き直すことと同じになり、タロット依存を招いてしまいます!
タロットでも時期や期間を占えます
タロットは、何について占うかを決めてカードをめくるだけの占いです。
生年月日のわからない相手との相性も占えてしまうのは、「相手」というカードを引けるからなのです。
時期や期間などの時間軸についても、「いつ」のカードを引くかを決めてしまえば、占えるということです。
タロットで時期や期間を占う方法
①占いたい時期や期間を整理する
「今年、来年」といった年単位、「今月、来月」といった月単位、「今週、来週」といった週単位、「○日」といった日にち単位、「朝、昼、晩」といった時間のタイミング、「○時」といったピンポイントの時間まで、具体的に占う内容を決めます。
②決めた時期や期間についてカードを引く
年単位や月単位になると、先にお伝えしたように、状況変化の影響で、結果の精度が保てなくなる可能性はありますが、たとえば、今年中に引っ越したいけれど、いつ動くのがいいかについて占いたいとします。
この記事を書いている現在で占ってみると、2022年9月が今なので、9月、10月、11月、12月と、4枚のカードを引きます。
その中で、スムーズに動けそうなカードや、心地よく住んでいる様子が浮かぶようなカードが出ていたら、その月がオススメの引っ越し時期になるでしょう。
また、さらに詳細を知りたいなら、10月が良さそうだとわかったところで、10月の前半と後半で2枚のカードを引き足して、最後に1日ごとのカードを引いていきます。
こうすると、長い期間であっても、タロットで占いやすくなり、これを繰り返していけば、時間まで占えてしまうのです。
1年間について占うときも、1月から12月までとして12枚のカードを引くホロスコープスプレッドがありますね。
『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』P162より
スプレッドとして確立されているスタイルですが、これも考え方は同じです。
また、同様に1年間について占う場合でも、春(3月~5月)、夏(6月~8月)、秋(9月~11月)、冬(12月~2月)と四季で分ければ、4枚のカードで占うこともできるでしょう。
1年の上半期と下半期という占い方もありますね。
また、拙著『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』と『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK』でご紹介しているLUAオリジナルのカレンダースプレッドも、時期占いに使えるスプレッドです。
『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』P166より
カレンダースプレッドについては、こちらもご参考に
ぜひ、本書とあわせてご活用ください
78枚シリーズ第一弾:基本編
78枚シリーズ第二弾:リーディング編
78枚シリーズ第三弾:書き込み式レッスン編
78枚シリーズ第四弾:オリジナルカードでたのしむ編
当ブログのタロット記事のもくじです。
LUAのタロット記事~もくじ~
LUAのはじめてのタロット本