『大和の心で読み解くルノルマンカード』(河出書房新社)


 

ご好評いただき、ありがとうございますキラキラ

 

基本として、カードの向きの正逆を判断しないのがルノルマンカードです。

 

しかし、一部のカードで正逆を採用する書籍もあります。

 

本書で正逆を読み分けているのは、以下の4枚です。

 

旗「28紳士」「29淑女」

旗「6雲」

旗「22道」

 

意味を読み分けやすいことと、読みが深まること、面白い発見が多いことから採用しました。

 

本書P32からにも掲載していますね。

 

また、個人的には、すべてのカードの正逆を見て、ニュアンスを読み解いています。

 

たとえば、正位置なら確定的で、逆位置なら、まだ不確定要素があると解釈します。

 

意味が変わるというほどの読み分けではありません。

 

人の気持ちとして出たときは、とてもわかりやすいでしょう。

 

愛情を表す「ハート」が出たとしても、逆位置であれば、まだ気持ちは揺れているととれますね。

 

という感じにニュアンスを添えてリーディングしています。

 

とはいえ、タロットもそうですが、正逆を読み分けると混乱してしまったり、そもそも逆位置なんてナンセンスであると思うなら、すべてを正位置として解釈すればいいでしょう。

 

自分のスタイルを決めたら、それで読み切れば問題ありません。

 

その人が占うスタイルに依存する正逆の判断になるのです。

 

自由に読み解ける占いですが、1つだけ重要なことがあります。

 

はじめにルールを決めたら、それに則って占うことです。

 

たとえば、逆位置は採用しないと決めたはずなのに、芳しくないカードが出たときは、逆位置として受け止め、まだ不確定だから可能性があると、結果を都合よくねじ曲げて解釈してしまう・・・

 

それでは、嬉しいカードが出るまで、カードを引き続けることと変わらないものになるでしょう。

 

また、逆位置を採用すると決めていたのに、逆位置が読めなくて、正位置だけで解釈することもオススメできませんね。

 

正逆の採用不採用は、カードを引く前に決めておいてくださいビックリマーク

 

以上のことから、逆位置解釈をしている人の横から口をはさみ、そんなの必要ないですよと言ったり、正位置解釈だけと決めている人に、逆位置は読まないんですかと、水を差すのもやめましょう。

 

異論があるなら自分でカードを展開し、自らの言葉で占うのがスマートです。

 

カードの正逆については、こちらのタロットの記事もご参考にひらめき電球

<タロットの正逆>
【タロット】の正逆をとるかどうかはスタイルの問題

【タロット】の正逆はとるべきかどうか

【タロット】正逆の読み方、扱い方

 

 

当ブログのルノルマン過去記事はこちら飛び出すハート

和のルノルマンカードのもくじ

 

 

 大和の心で読み解くルノルマンカード

 

78枚シリーズ第一弾:基本編

 

78枚シリーズ第二弾:リーディング編

 

78枚シリーズ第三弾:書き込み式レッスン編


78枚シリーズ第四弾:オリジナルカードでたのしむ編

 

78枚シリーズ第五弾:実践テクニック編

 

22枚のオリジナルカード付き書籍

 

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