78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』と『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK』と『4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』をご好評いただき、ありがとうございます。

 

タロットの正逆は、タロット初心者さんに限らず、実践している上級者さんの中にも、自分のスタイルを確立できていない人もいるのでは?

 

正逆についてのご質問をいただくことがあるので、正逆をとるべきかどうかを考えてみることにします。

 

まず、「べきかどうか」という考え方がナンセンスです。

 

もととも占い道具ではなかったタロットですから、カードの意味が絶対でもなく、正逆なんて、もっとどうでもいいものかもしれません。

 

でも、ラウンドシャッフルをした際に、正逆の向きが生まれてしまいます。

※『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット(p.168~169)』と『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK(p.20~21)』参照

 

コインの裏表のように、正逆に意味をもたせることにも納得できるでしょう。

 

偶然に出たカードで占うタロットですから、偶然の要素の1つの正逆と考えれば、解釈の仕方に工夫を凝らしてみるのもありのはず。

 

78枚のタロットシリーズでは、正逆をしっかり採用していますが、その理由は、正逆のイメージを広げて解釈する参考にしていただくためです。

 

私個人の話をすると、正逆をとらないことにしていた時期もありました。

 

正逆をとることで、意味が間反対になるわけではないという解釈を採用していたので、カードの向きに関係なく、出たカードそのものの意味がもっとも重要だと思ったからです。

 

でも、実際に対面占いをしていると、ネガティブな考えの人には、逆位置のカードが多く出ることがあり、心が決まっていないか、不安を抱えているときや、不確定な状況のときに逆位置が出やすいことがわかりました。

 

完全に逆位置を無視してしまうと、このニュアンスを読まずに捨てることになるのです。

 

ということから、ニュアンスを知るためのものとして正逆を扱うことにしています。

 

正逆の意味を、厳密に分ける必要はなく、スプレッド展開した際のカード全体の勢いや流れと一緒に、正逆のニュアンスをとらえていくことが大切です。

※『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK(p.108~109)』参照

 

また、1枚しか使用しないワンオラクルでは、私は正逆を採用しないことに決めています。

 

全体の流れを読むことができないので、はじめから不採用と決めているのです。

 

『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット(p.180~181)』と『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK(p.52~57)』のキーワード集に正逆の意味が分けられていないのは、このことが理由です。

 

このように、正逆を採用するかしないかは、カードを引く前に決めておくことが重要です。

 

そうしないと、逆が多いから採用をやめようなどど、虫のいい読み方をしてしまうことになるでしょう。

 

ルールははじめに決定し、それを最後まで守ることが基本です。

 

 

当ブログのタロットの正逆の過去記事はこちら
【タロット】正位置と逆位置

 

 

 

宝石紫78枚シリーズ第三弾:書き込み式レッスン編

 

宝石赤78枚シリーズ第二弾:リーディング編

 

宝石緑78枚シリーズ第一弾:基本編

 

 

 

 

当ブログのタロット記事のもくじです。
宝石紫LUAのタロット記事~もくじ~宝石紫
 

 

 

 

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