78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』と『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK』と『4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』をご好評いただき、ありがとうございます。

 

正逆の読み方、扱い方について書いてみます。

 

【タロット】の正逆はとるべきかどうかに書いたように、正逆の採用不採用と扱い方は人それぞれです。

 

読み方も必然的に、人それぞれになります。

 

どのような扱いで正逆をみるかを、カードを混ぜる前に決めておけば、あとはそれに従うだけです。

 

はじめに決めておかないと、ルールが成り立たなくなり、虫のいい占いをして終わりになってしまうでしょう。

 

読み方は、扱い方で変わってきます。

 

【タロット】正位置と逆位置で、「戦車」を例に逆位置の読みをご紹介しましたが、逆位置の読み方には、大きく3つの方法があります。

 

1正位置と180度反対の意味と読む

わかりやすいように「死」で例をあげると……

正位置が物事の終わりとすれば、逆位置で物事がはじまりの方向へと徐々に向かっている。

 

2正位置の事柄がネガティブに出ていると読む

わかりやすいように「死」で例をあげると……

正位置は即死、逆位置は死に損ない。

失恋であれば、潔く終わりを認めて吹っ切る正位置か、ずっと思いを引きずる生殺し状態になるということ。

 

3正位置の状態にまだ到達していないと読む

わかりやすいように「死」で例をあげると……

正位置は物事がすっきりと終わり、新しいはじまりに向かっていて、逆位置は終わりが近付いているけれど、まだ終わってはいない状態。

最終的には正位置の状態になりそうだけれど、まだ未確定要素が強く、弱い状態という解釈です。

 

という感じでしょうか。

 

『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット(p.192~195)』と『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK(p.132~135)』には、さらに詳細をまとめ、いろいろなカードで例をあげています。

 

個人的には、1のカードの意味が正反対になるという解釈はしません。理由は、そのカードが出たということは、そのカードの意味が影響すると読んでいるからです。(でも、正反対の解釈が誤りであるということではありません。あくまでも好みです)

 

基本的には2の解釈で、結果や未来に逆位置が出ていたときに、3を採用しています。

 

このように、はじめにルールを決めておけば、どれか1つの読み方に限定せずに読むこともできるでしょう。

 

また、さらに個人的な解釈になりますが、占うときに、はじめに1枚引いていただいている「今のあなたカード」を見ながら、スプレッド全体を見渡し、その人の勢いや、お題に対する構えを感じとりながら、正逆の意味を重視するべきかどうかを決めることもあります。

 

これは、私独自のやり方で、私の感覚なしにはできないことなので、拙著にもブログにも、どこにも紹介していません。

 

こうした独自の感覚は、タロットをずっと使っているうちに、自然に生まれるものではないかと思っています。

 

人に習うことではなく、自らがタロットと一体化することで生まれる手法でしょう。

 

ぜひ、タロットと1つになってくださいねウインク

 

 

宝石紫78枚シリーズ第三弾:書き込み式レッスン編

 

宝石赤78枚シリーズ第二弾:リーディング編

 

宝石緑78枚シリーズ第一弾:基本編

 

 

 

 

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