78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』と『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK』と『4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』をご好評いただき、ありがとうございます。

 

タロットの大人気シリーズ、「78枚シリーズ」の3冊は、正逆の読み分けをしっかり掲載しています。

 

また、正逆に関する占い手の実情と、読み分け方の利便性やコツなどもご紹介しました。

(『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』P192~、『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK』P132~、『4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』P100~など)

 

 

タロット占いの書籍はたくさん出ていますが、22枚の大アルカナに限定したものも多く、78枚を扱うもののほうが少ないでしょう。

 

また、78枚のすべてのカードの意味を、正逆で解説するものは、拙著が出るまで、あまりなかったのではと思います。

 

本を作る側の話になりますが、78×正逆の2パターンを用意するので、156種の解釈となり、一気に数が倍増し、いくらなんでも苦しいよねという事情もあるので、仕方がないとも思えるでしょう。(参照:メイキング『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』

 

それに挑戦したのが「78枚シリーズ」です。

 

ところで、私の初のタロット本『簡単でわかりやすいタロット占い (説話社占い選書)』では、正逆の読みを融合し、読みを深めていくという、LUA的解釈の基本を書きました。

 

いいことにも、よくない側面があり、悪いことにも、いい側面があり、こうした意味合いが混じり合ったものが、タロットの1枚のカードの中にあるからです。

 

正位置=よい、逆位置=悪い、ではありませんし、そもそも、解釈がスパッと爽快に割り切れるものになるとも言いきれません。

 

同様に、いい【タロット】と悪い【タロット】にまとめたように、いいカードと悪いカードと分けることもできないのです。

 

【タロット】正逆の読み方、扱い方でもお伝えしましたが、正逆を採用するかどうかは人それぞれです。

 

「私は正逆をとっています」「私は正逆はとりません」というのは、どうでもいいことで、その人が見出したスタイルでタロットに向き合うことが大事です。

 

【タロット】の正逆はとるべきかどうかでも書きましたが、個人的には、正逆からニュアンスを掴む程度がほどよいと考えています。

 

また、正逆の基本的な意味が、きれいに結果にあらわれることもあるので、状況によって読み分けができるようになるように、実践を重ねていくことが大事でしょう。

 

正位置だからこう、このカードだからこう、という決め付けをしていては、なかなかここに到達できません。

 

タロットを手にしたばかりのときは、こうした読みでも十分に的中するでしょう。

 

でも、経験を重ねていくうちに、自分にとってのそのカードの解釈やニュアンスがあることに気づくはずです。

 

この気づきが、あなたならではの素晴らしいリーディングにつながっていくでしょう。

 

正逆をとらないから正統だ、正逆をとるから深く読み解いてくれているといった、超個人的な価値観で、自分と異なる読み方をする人を批判する方をお見受けすることがあり、それに対して、自分の手法は正しいのかどうかが不安というお声があることを知り、私なりの正逆についての考察をまとめました。

 

タロットは、心に平穏をもたらし、心にゆとりを生むものです。

 

そのタロットを使って、人を批判するのはやめてほしい。

 

それが、切なる願いです。

 

世の中が平穏になりますように虹

 

 

78枚シリーズ第一弾:基本編

 

78枚シリーズ第二弾:リーディング編

 

78枚シリーズ第三弾:書き込み式レッスン編

 

78枚シリーズ第四弾:オリジナルカードでたのしむ編

 

 

 

当ブログのタロット記事のもくじです。
宝石紫LUAのタロット記事~もくじ~宝石紫

 

 

 

 

 

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