テイスティングはやっぱり実践形式が大事! | 熊本のワイン検定講師 くまべゆみのエンジョイワインクラブ

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ワイン素人だった私がJ.S.A.ワインエキスパートの資格を取得し、ワイン検定講師としてワインの楽しさを知ってもらうお手伝いをしています。
ワイン検定を中心にワイン会の企画、ビギナーさんのワイン入門、おすすめワインなどを紹介していきます。


時短ながらアルコールの提供ができるようになった熊本、

ようやくテイスティングの勉強会ができるようになりました。






長かったーーーーーっ!!!

 





いつものテイスティングメンバーに

今年二次試験を受ける

ワインスクールHASHIMOTOのメンバーを加え、

ここから追い込みを始めます。






昨日の参加者は3名、

アップデートしたい有資格者1名、

私の5名でスタートです。




今回のテイスティング品種は

基本のブドウ品種と

一度は飲んでおいてほしい品種を選びました。






3年ほど前、『トロンテス』が出題されたとき、


えーーーっ!

トロンテス出たの??


と思った人も少なくないはず。



そう考えると

ワイン検定ブロンズクラスで学ぶ、

香りや味わいに特徴のあるブドウ品種は

一度でもいいからテイスティングしておいた方が

いいなと感じました。






ここでの勉強会では白2品種、赤2品種、

それぞれ15分でテイスティングしてもらいます。



ワインエキスパートの二次試験は

5アイテムを50分でテイスティングするので、

ひとつのアイテムにかけられる時間は10分、

最低7分で最後まで答えて、

それから再確認として3分。

この時間を身体に叩き込んでもらいます。



ワインの準備をしたり、

持ち帰り用の小瓶詰めしてたらほぼ写真撮れず 泣

でも、有資格者のさおりんが

みんなのコメントを誘導して聞いてくれました。

さおりん、ありがとです♡






今回のワインはこちら。




【テイスティング】

白1:甲州(樽熟成)(日本)

白2:アルバリーニョ(スペイン)

赤1:テンプラニーリョ(スペイン)

赤2:マスカット・ベーリーA(樽なし)(日本)

 

【お持ち帰り】

白3:ミュスカデ(フランス)

赤3:メルロー主体(フランス)

 

産地偏りすぎたな…






こちらの甲州は提供温度が少し高めだったせいか

吟醸香がムワッと上がってきましたね。

ホントに日本酒のような香りでした、

これが取れれば『甲州』のコメントが書けます。



今回のアルバリーニョは

桃などのトロピカルフルーツの香りと

しっかりとしたミネラル感、

ドライで旨味を伴った苦みがありました。

私の好きな品種のひとつです。



テンプラニーリョは私が受験したときの

二次試験で出題されました。

ほぼ飲んだことのない品種でしたが、

当時のコメントリストをから

消去法で選ぶことができました。



あとからタバコの香りが上がってきたので、

この香りが取れればテンプラニーリョが選べると思います。



最後の赤は赤系ベリーの甘い香り、

でも味わいはドライ、

MBAかガメイか、と悩みそうなところですが、

そこは品種が間違っていても

しっかりとコメントが取れていればOKです。



今回は「綿菓子」の香りが特徴的だったので、

個人的にはMBA一択ですけどね。


 




ソムリエ試験に合格するためには

そのブドウ品種の特徴を掴んでおくことが大事です。



ブドウ品種を学んでいくと、

テイスティングでその品種が特定できなくても

『消去法で選ぶ』というやり方ができるようになります。

 


二次試験まであと3週間ですが、

しっかりとそのブドウ品種と向き合ってくださいね。





テイスティングコメントまでついてくる

二次試験対策セットはこちらがオススメ!




 






J.S.A.ワインエキスパート

ワイン検定認定講師

      隈部 由美(kumabe yumi)

 

 

ワイン&おいしいもの、英会話、クルマ、ネコのこと、

いろいろつぶやいてます

 

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私にとって最高の勝利は

ありのままで生きられるようになったこと、

自分と他人の欠点を

受け入れられるようになったことです。

(オードリー・ヘップバーン)

 

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最後までお読みいただき、

ありがとうございます。

今日もステキな一日を☆