ピノ・ノワールとは
フランス・ブルゴーニュ地方原産の
赤ワイン用ブドウ品種。
果皮が薄いため病気に弱く、
とても繊細で栽培が難しい品種と言われています。
あの超高級ワイン「ロマネ・コンティ」も
ピノ・ノワールから造られているんです。
チェリーやラズベリーのような華やかな香りで
タンニンが少なく、ブルゴーニュやドイツでは
繊細でエレガントな味わいになります。
最近ではアメリカ・オレゴン州、
オーストラリアやニュージーランド、
南アフリカなどの比較的涼しい地域で
生産されるようになり、
こちらは果実味のしっかりした
ジューシーなスタイルのワインが多く造られています。
ワイン検定ブロンズクラスでも
1ページを使って詳しく学ぶんですよ。
私のブログをお読みくださっている方は
ご存知だと思いますが、
私の家にあるセラーには
ほぼ「南アフリカワイン」と
「日本ワイン」しか入ってないので、
今日は南アフリカのピノ・ノワールを
紹介したいと思います。
Ataraxia Pinot Noir 2016
アタラクシア ピノ・ノワール 2016
【原産国/地域】
南アフリカ/ウォーカー・ベイ/ヘメル・アン・アード・リッジ
【タイプ】
赤・フルボディ
【主要品種】
ピノ・ノワール 100％
【アルコール】
13.0％
【熟成・醸造】
収穫後、発酵前に10日間のコールドマセラシオン。
オープンタンクでの22日間の発酵（最高で28度）。
発酵中は、１日２回のパンチダウンを行う。
その後プレスされ、225Lのフレンチオークに移して
100％マロラクティック発酵。
そのまま11ヶ月熟成（新樽21％）
(マスダさんのHPより転載)
アタラクシアの畑は標高400mの位置にあり、
「南アフリカで最もブルゴーニュ品種に向いた土地」と
醸造家のケヴィン・グラントが調査・判断し、
2004年にワイナリーを設立したそうです。
アタラクシアとは「天国のような場所」
ヘメル・アン・アードとは「地上の楽園」という意味で、
南アフリカに行ったら
ぜひ訪れてみたいワイナリーのひとつなんです。
さて、そろそろワインの紹介を。
ヴィンテージが2016年ということもあり、
少し熟成が始まってきていますね。
ラズベリーやチェリー、土っぽい香り、
豊かな酸味となめらかなタンニン、
華やかさやふくよかさも持ちつつ、
落ち着きを見せ始めています。
ちょうど飲み頃に入ったところかな？
そうそう、ワインを飲むときは
色合いもしっかり確認しましょう。
赤ワインの場合
若い → 紫ががっている
熟成が進んだ → オレンジがかっている
これ、覚えておくといいですよ。
まだ8月だというのに長雨で
少し肌寒かったりすると
赤ワインが飲みたくなりますよね。
今夜はピノ・ノワールが飲みたくなってくる♡
ぜひみんなで
#PinotNoirDay
をつけてSNSで呟きましょう！
南アフリカのピノ・ノワールならこの3本！
もうぼちぼち二次試験対策ワインも
考えないといけないんですが、去年は
「ドイツかニュージーランドのピノが来そうだよね」
って話してたら、ニュージーのピノが出てびっくり！
今年はマスカット・ベーリーAが来るのでは？と思っています。
二次試験対策ならこちら
【問題】
シャンパーニュの主要品種としても有名な
黒ブドウ品種はムニエと何ですか？
↓
↓
↓
↓
↓
【答え】
ピノ・ノワール
シャンパーニュの主要ブドウ品種は
白ブドウのシャルドネ、
黒ブドウのピノ・ノワールとムニエです。
白ブドウのみで造られたシャンパーニュを
Blanc de Blancs (ブラン・ド・ブラン)
黒ブドウのみで造られたシャンパーニュを
Blanc de Noir (ブラン・ド・ノワール)
ということも合わせて覚えておきましょう！
正解しましたか？
間違えた方はテキストをしっかり読んでくださいね。
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