さて、前回からの続きです。

こちら前回分です。

「Beyond the Waves「」NY上映会が決まるまで①

 

アラン監督からプロデューサーの連絡先を聞いた友人は、京都とNYで自主上映会を開きたい旨を

早速メールで問い合わせた。

しばらくして来た返信には「今、この映画を出品できる映画祭を探しているところだ。 そして、この映画はプロフェッショナルな

場所での上映が望ましい」と書いてあった。

 

私達は考えた。

映画祭はいつ見つかるのか? 場所は? 時間が重要だと思った。

私達は年内、そして年明けの早い時期での上映をと思っていたので、いつ決まるかわからない映画祭を待っているわけには

行かなかった。

そこで友人が私達の想いを伝えた。

返事が来ない。。。

私も伝えた

返事が来ない。。。

 

そうこうしているうちにもう5月だ。そして日本はゴールデンウィークに入った。

返事が来ない。

ダメなのか。。

ずっとヤキモキしていたのだけど、せっかくの連休中の友人の手を煩わせるのも嫌だし、NYと日本国内は多少事情も

違うだろうと思い、とりあえず私がNYについて進めよう。NY上映が決まれば日本国内でも可能になるのではないかと思った。

 

そこで考えた。

そうか、想いを伝えるだけじゃダメなんだ。先方が自分たちと同じ思いであるわけがない。これはビジネスだ。

「プロフェッショナルな場所か。。」

先方が納得するような提案を考えよう。

 

設備の整った映画館など到底借りられない。

どうしよう。。

悩んだときは仲間に聞く。 幸いなことに私には色んな分野で活躍してる仲間がいる。

早速相談してみた。

 

コロンビア大学に通う仲間の1人が、コロンビア大が使えるかもしれない。

この映画の主軸、山本太郎参議院議員を呼べたら。。。いや無理だw 遠すぎるw

だったらスカイプでQAセッションができたらどうだろう。

 

映画館ではないけれど世界的にメジャーなコロンビア大学。ネームバリューがある。

 

世界的に名のある大学で、映画の主軸の山本太郎議員とのスカイプセッション。話題性があると思う。

これで行こう!

でも、この時点ではコロンビア大学も山本太郎議員とのスカイプセッションも問い合わせる前で

何も決まっていなかったのだが(笑)

 

それからハリウッド映画業界で働く仲間からアドバイスももらってメールを書いた。

 

私は必死だった。なぜだかわからないけれど、この映画は絶対広めなければいけないと思っていた。

 

祈るような気持ちで送信ボタンを押した。 続く

時間が経つのはあっという間で、山本太郎参議院議員を主軸としたドキュメンタリー映画「Beyond the Waves」のニューヨーク上映会から2ヶ月が経つ。

そして、来週11月25日には日本国内初上映会が京大で開催される。


さてニューヨーク上映会。結果から言えば大成功だった。上映会の様子は友人達が書いていたので、私は、自主上映会に至るまでの事を書こうと思う。

この映画の存在を知ったのは今年3月。FBのタイムラインに流れてきたフランス語の情報。直ぐにYouTubeでトレイラーを探した。
観たい!と思った。

そして4月。今度は知人がFBにアップしているのを見つけた。その投稿のコメント欄にベルギー在住の方が「日本国内上映は難しい。何故ならこの映画は現政権を痛烈に批判しているから」と書いていた。

そっか、難しいのか。でもここは米国ニューヨーク。なんとかなるんじゃないのか。
1人でも多くの人に太郎さんの日々の活動、想いを知ってもらうチャンスだし、何より私は観たい!w

私は今まで何度かイベントを企画運営してきたし、手伝ってくれる友人達もいる。やりたい!やろう!と自分の中ではやると決めた。

でも、この時はまだ何処から手をつけて良いかわかっていなかったw 取り敢えず監督にコンタクトしなくては。監督はベルギー人のアラン・ドゥ・アルー監督という事が分かった。

そして、FBに「この映画の上映会をNYで開催したい」とアップしてみた。
そうしたら、京都在住の友人が「アラン監督を知っているから連絡しようか?私も観たいし」とコメント。

私は即コメ「お願いします!」

早速友人が監督に連絡。監督からの返信には「このプロデューサーに連絡を」とメルアドが記載されていた。

そしてこれまた速攻友人がプロデューサーにメールを送った。

ここまでは順調。
ああ、上映会が開催できると浮かれていた。

この後、我慢比べのような事態が起こるとは思ってもいなかった…続く
芸人のキングコング西野さん。彼が絵本「えんとつ町のプペル」を書いていると知ったのはいつだったろう。多分、友人のFB投稿を見たのが最初だったと思う。

そもそも、私はお笑い番組には興味がない。故に彼の事は知らなかった。

それが、最近また彼の名前と絵本の事をFBで目にするようになった。

ん?ニューヨークで個展?
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場所も知っているし、入場無料だ。いい機会だから行ってみようか。

絵本も読んだことなく、ご本人についても全然知らない私がギャラリーを訪れたのは水曜日。仕事帰りの午後7時半。

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絵が光っている!って言うか、これは絵か⁉︎ まるで写真みたいだ。
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お気に入りを見つけた↓
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線が細い!
細かい!
一体どれだけの時間を費やして書いたのだろう。夢中で見てまわった。
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絵本は勿論購入した。
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残念ながら西野さんは不在だったので、サインは貰えなかった…

そして土曜日。
家でゆっくりFBを眺めていたら、「2時半頃ギャラリーに行く」と西野さんの書き込みが。それなら私も!と、水曜に買った絵本を持って出かけてみた。

おーご本人に会えた💖
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水曜にお会い出来なかったから、サイン貰いに今日来たと伝えたら、
「おー嬉しい!」
と言ってくれた。なんだか気さくな人にみえた。

勿論サインも頂いた。
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家に帰る前に絵本を読もうとカフェに入った。これ大間違いだったw
読んでいくうちに涙腺が、、、崩壊しそうなのを堪えるの辛かった…家に帰ってから読むべきだったと反省。

あんなに繊細なタッチの絵と物語に出会えて良かった💖

素敵な出会いに感謝です💖


今年のニューヨークは本当に冬が長かった。今年は雪も少なく暖冬だねって話していたら、、、3月に入って毎週のようにやってくる雪嵐…

暖かくなったと思ったら氷点下の繰り返しで、身体を壊した人も多かったと思う。

もう4月も終わりなのに全然暖かくならないねと話していたら、先週末突然春が来た。そう、ここではいつも突然夏が来たり冬が来たりするw 季節の移り変わりを楽しむとか、情緒がない。でも嫌いじゃないw

昨日(日曜)の朝セントラルパークまで桜を見に行ってきた。
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貯水湖まで南下した時、遠くに桜並木を見つけた。

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見事な桜達に出会えました。

暫しベンチに座ってお花見。
私はいつも桜を見るとちょっと寂しくなる。何故だろう。

この白に近い色のソメイヨシノ。桜は儚い花だと思う何故だろう。
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桜は春先のひと時にしか咲かない。そして咲いている期間も短い。満開だと思ったら、あっと言う間に散り始める。そこに儚さを感じるのだろうか。

さあ、咲き誇れ。その薄ピンクの美しさを皆に見せつけて。そしてその日が来たら散り始める。それはもう潔く。

だから来年も会いたくなる。ちょっとした寂しさと共に。


昨日は待ちに待った(私にとって)2回目の味噌作り会。
前回作ったお味噌がとっても美味しくて、美味しくて、なくなる前の2回目をと切望していた。

確かに味噌は作りたいと思った時に1人で作る事も出来る。

でも食事と一緒でね。
食事は1人で黙々食べるのと、気の合う友人達とワイワイ食べるのでは同じ物でも美味しさが格段に違う。

味噌作りも同じ。格段に美味しいものが出来ると信じてる。

と言うことでニュージャージーに住む友人宅へ行ってきた。ニューヨークからは私ともう1人。そしてニュージャージー在住者2人の計4人が今回のメンバー。
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楽しそうでしょ😁
女子4人もいれば話は尽きない。
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真剣に味噌をコネコネしてるんだけど、口も動きっぱなし😁
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さあ完成❤️
それぞれの笑いや愛も練りこんだ愛情たっぷりの味噌になった。半年後の再会が楽しみだ。

さて味噌作りの後は、みんなが持ち寄った美味しいもので空腹を満たして
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和やかに賑やかに話は続く、、、😁

そしてジュゴン折りへと続く、、、
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初めて折る友人もいたのだけど、一回教えて難なく習得。

千羽鶴にあやかって、沖縄に想いを寄せて祈りを込めてひとつづつ。
1人で折ろうと折り始め、気づくと仲間も一緒に折り始めてくれた。

こんなの嬉しいことはない。
良い友人達に恵まれて私は幸せだ。
昨日の日曜に観たいと思っていた映画「Woder」を観てきた。17日に公開されたばかりだからか、多くの家族連れで殆ど満席状態。日本ではいつ公開されるのだろう。
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この映画には「トリーチャーコリンズ症候群」の小学五年生の男の子が出てくる。

トリーチャーコリンズ症候群とは、頬骨の欠如等の顎顔面形態の不調和が特徴的な症状として見られる染色体異常の先天性疾患で、精神延滞はない。

顔面形成が不完全な為、何度も形成手術を受けなければならず、その容貌の違いから好奇の目に晒されて、精神的にも辛い。

故に、映画に登場する男の子も四年生まではホームスクールで学び、同年代の子たちと接することなく過ごしてきた。

そして、小学校最後の1年は普通に学校生活をと母親の希望で、五年生(アメリカの)から登校する事になった。

その1年間でイジメ、傷つき、葛藤、友情等を経験して成長していく。そして、クラスメート達も彼に接することで「人間の内面の価値には外見では推し量れないものがある」と気づいていく。

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人の本質を見て付き合えば外見なんて気にならないだろう。

難しいけどね。ビックリもするし、どう接したらいいかと考えたり、戸惑ったり。

それでも地球上に誰一人として同じ人間はいないのだから。いつも通りに。

みんなちがって、みんないい














昨日11月11日はVeterans Dayでした。日本語では「退役軍人の日」と言うのかな。

 
元々は、第一次世界大戦を終結させた休戦条約の締結記念日で「リメンバラスデー」を祝っていたのが、その後アメリカ合衆国では「ベテランズデー」となって、退役軍人を讃える日になった。
 
そして、この日は退役軍人、現役、そして未来の軍人達が五番街を26丁目から52丁目までパレードする。
 
そして今回初めてパレードに参加させてもらいました。沖縄のジュゴンちゃんを守れ!沖縄に基地は要らない!と毎週在ニューヨーク日本総領事館前でスタンディングをしている友人達がVeterans For Peaceと共に歩くと聞いたので交ぜてもらったのです。
 
さて皆さんは「Veterans For Peace (平和を求める復員軍人の会)」をご存知ですか?
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1985年に平和を求める退役軍人と賛同者で設立された。国連NGOに認定され、現在全世界にメンバー約8,000人、支部140の団体です。
 
彼ら退役軍人達は、戦地で人を殺めたかもしれない。傷つけたかもしれない。傷つけられたかもしれない。殺されそうになったかもしれない。
 
そういう経験をしてきた人達だからこそ叫べる「No More WAR!」「Peace!」は、とても説得力がある。
 
さて集合場所に行ってみると、そこはビルに挟まれた日陰だった。まさか1時間半もそこで待つとはその時は思うはずもなく、、、出発前にすっかり凍えた笑
 
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この写真を撮ってもらった時はまだ日向にいた笑
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みんなで平和を想ってパチリ
 
そろそろ出発です。VFPの旗がカッコいい。一緒に歩けることが嬉しくて。
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そしてVFPの先頭には、、、
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私達のお仲間が作ったジュゴンちゃんサイン。
それを持つのは、ヴェトナム戦争からの退役軍人で沖縄にも駐留していた方。「沖縄が好きだ。」と言ってくれた。
 
このパレードにはたくさんの団体が参加している。殆どがピシッとした制服に身を包んでいる。退役軍人然り、明日何処へ送られるかわからない現役軍人然り。そして小さい子ども達も。愛国心を植え付けるためか、、、
 
そしてそれを見ている沿道の人たちは、
彼らに「ありがとう!アメリカを守ってくれて!」と星条旗を振りながら叫んでいる。
 
その中にあってのVFPは、ある意味異端児的存在だったと思う。
 
何故なら、パレードに参加している団体の中で唯一「NO MORE WAR」と反戦と平和を声高々叫んでいたのだから。
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「アメリカを守ってくれてありがとう」と聞く度に違和感を覚えた。
 
アメリカは国民を守る為に戦争をしているんじゃない。
他国の問題に勝手に首を突っ込み、アメリカの正義を相手に押し付け果ては武力行使だ。
 
しなくてもいいのに何故?それは金儲けしたいから。戦争しないと軍需産業干上がっちゃう。
 
アメリカを守ってくれてありがとう、、戦場はアメリカから遠く離れている。犠牲になるのは戦場にいる人。それは戦っている兵士を含め、普通に生活している普通の子供から大人まで。
 
戦場では皆逃げ回っている。同じ頃アメリカでは日々の営みが笑顔と共に続いている。
 
PEACE PEACE PEACE
NO MORE WAR 
NO MORE WAR
 
 
今日はレイバーday。この日は「労働者の日」の祭日なんだけど、多くのアメリカ人にとっては、夏の終わりを象徴する日になっている。

そうか、もう夏も終わりなのか、、、
今年の夏は色んな経験をしたな…ブログは全然書いてないけど苦笑 そのうち書くかも😁

さて夏の終わりの日は良い天気に恵まれたからビーチに行ってきた。今年2回目にして最後のビーチに選ばれたのは、クイーンズにある「ロッカウェイビーチ」

前回はウッドサイドからバスに揺られて行ったけど、我が家からは地下鉄の方が便利だからAトレインに揺られて行ってきた。

メトロカード(2ドル75セント)で行けるビーチは他に「コニーアイランド」や「ブライトンビーチ」があるけど、私はロッカウェイの方が好きだな。

マンハッタンでAトレインに乗り込み、揺られること約1時間、着いた駅は「Broad Channel」
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ビーチに行く人はここでシャトルに乗り換え。
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これ皆んなシャトル待ちの人達。
1番混んでるビーチは90ストリート辺り。ストリートの数が大きくなるほど静かなビーチ。
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さあ着きました。
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なんと無料の日焼け止めがあった!
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さすが人が多い。皆んな考える事は一緒だね。何処も長蛇の列。
食料品は安いスーパーで買い込んで行ったから並ばなくて済んだけどね😁
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皆んな名残惜しげにビーチを楽しんでいた。

長い長い夏休みが終わり、子供達の学校が始まる。そして仕事をしていても、どこかバケーション気分だったのも終わりだ。

次は、冬のホリデーシーズンまで待たなきゃね。

ロッカウェイビーチ、、、来年も来よう。
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もうかれこれ3週間前になる。
とっても楽しみにしていた「Pow Wow」がManhattanの最北の西の果てで開催された。

先ずPow Wowを知らない方に。
以下を参照ください。


先ず私がPow Wowに興味を持った経緯だが、それは、ダコタ・アクセスパイプラインの反対運動がきっかけだ。

それまでアメリカ先住民の事については無知だったのが、DAPL で彼等先住民の事を知り、彼等の虐げられてきた歴史、そしてそれが今も続いている事を多少なりとも知る事ができた。

彼等の歴史等を書籍で調べていたら「Pow
wow」に出会った。動画も観てみた。
是非近くで観たいと思った。

早速調べたら、ニュージャージーで2日に渡る盛大なPow Wowが開催されるじゃないか。これは行くしかないと交通手段を調べて落ち込んだ。

公共の交通手段では行けない場所だ。そう、交通手段が問題なんだ。Pow Wowが開催される場所は何故かいつも自家用車が無いと行けない場所なのだ😭

何とかして行けないものかとネットサーフィンしていたら見つけた。
規模は小さいけどManhattanの最北のInwoodで開催!雨天決行らしい。

6月4日日曜日、空はどんより今にも雨が降って来そうな天気だが、私はウキウキと出かけた。

会場に着いた。
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色々な出店も多数あった。
こちら↓は先住民に関する書籍を販売していた。
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バッファロー君
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会場には「Water is Life」の大きなサインが。そう、「水は命」私達の命を守らなければ!
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先住民の可愛いアクセサリーやバッグ等の出店に心の惹かれたけど、今日の目的はPow Wowだ。
ランチを仕入れて場所取りだ。
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インディアンタコスだって。
半分でお腹いっぱい。

芝生に座って待つ事40分。
雨もパラパラ降ってきた頃、それは始まった。

いつも動画で見ていたドラムの音と歌。そして、ダンサー達が入ってきた。私の目の前で舞っている。
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なんとも言えない躍動感。そしてとても美しい。なんでかわからないけどウルウルしてしまった。来て良かった。

行けなかったニュージャージーで開催された大規模なPow Wow。

それと同じ規模のものが8月5日、6日の土日にベアーマウンテンで開催される。
もちろん交通手段を調べた笑

なんとバスがあった!
はい、勿論行きます笑
今から楽しみだ🎵




先日友人に借りた本「米軍と農民」を読み終えた。
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この本の著者は、「沖縄のガンジー」と言われた阿波根昌鴻氏。

第二次大戦時の激戦地沖縄県伊江島。米軍占領後は、島の6割が爆撃、落下傘降下等の演習地として使用された。

島の人達は土地を取り上げられ、家を取り壊され、命を奪われた。やむなく米軍を相手取った必死の闘いに挑んだ。「非暴力と不服従」の闘いだ。この非暴力の闘いの記録が、この本に記されている。

アメリカが他人の土地や所有物を搾取する。そのやり方は、いつの時代も同じだ。

美味しい交換条件を並べ立て、相手に条件を呑ませる。契約が成立すると、直ぐに契約を反故にする。それを訴えれば威嚇する。我慢できずに行動に出ると、待ってましたとばかりに暴力で制圧する。

私が先ず頭に浮かんだのは「DAKOTA38」だ。詳しくは、以前書いた⇩のブログを参照ください。


そう、相手の言葉に反応したり、反撃に出たら、こちらの負けだ。相手はそのチャンスを手ぐすね引いて待っているのだから。

伊江島の島民の闘い方は「非暴力、不服従」だ。公民権運動のマーティン・ルーサー・キング jr 牧師も「非暴力、不服従」で闘った。そして、現在の辺野古やDAPLでも同じだ。

「非暴力、不服従」でインド独立へと導いたマハトマ・ガンジーから現在まで続いている。

キング牧師はガンジー氏についてこう語っている。

私は、ガンジーの哲学を深く探求するなかで愛の力への懐疑がしだいに消え
愛の力を社会変革に適応する可能性を
理解するようになりました。
彼を知る以前は、
私は、イエスの倫理が有効なのは、
個々人の関係だけであると
考えていたのです。後
自分がまったく
間違っていたことがわかりました。
彼はおそらく、イエスの愛の倫理を
個々人の関係から強力で効果的な
社会的な力へと大規模に上昇させた
最初の人物だったでしょう。
私は、まさに
このガンジーの愛と非暴力の主張に
長い間探し求めていた
社会変革の方途を発見したのです!

非暴力の天才は、粘り強い忍耐力と、何があっても冷静沈着でいられる理性が必要だ。打てば直ぐ響く私には難しい。

ガンジー氏、キング牧師、そして阿波根氏
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故に、彼らは粘り強く、理性的であったのだろう。

彼らは、それぞれの「非暴力、不服従」闘いで、自由を勝ち取った。

そして、沖縄の辺野古では今、海を、自然を、大地の宝を守る為に何度も、何度も打ち負かされても、粘り強く諦めないで毎日「非暴力、不服従」で闘っている人たちいる。
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機動隊との衝突や、面と向かっての誹謗中傷に傷つき、カーッとなって酷い言葉等を投げてしまう事もあるかもしれない。それでは負けだし、非暴力では無くなってしまう。

「非暴力、不服従」の闘いとは?と思う方は、是非、この本を読んでみてください。伊江島島民の闘いから、非暴力の闘いが見えます。

粘り強く粘り強く、諦めないこと。

ガンジー氏や非暴力等、最近は学びたい事が多々ある。インプットの時期なんだなと思う。