ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、『韓国美食回顧録(洋食編)』です。今回は、ソウル市とスウォン市で頂いた洋食からいくつかご紹介します。店名に過去の記事をリンクさせていますのでご興味ございましたらご笑覧ください。
まずはソウル市から
#01 ハンバーグステーキ
ソウル駅構内にある
韓国で最初の洋食レストラン
1925年開業の老舗です
牛肉100%つなぎなしのパティ
少し甘めのデミグラスソースと相まって
とても美味です
面白かったのは
バゲットがついているのに
ライスも出てきたことです
#02 メコム・トマト・トンカス
人気スポット『イクソンドン(益善洞)』にある
お洒落なレストランです
キョンヤンシクを漢字にすると『軽洋食』
日本が占領時代に持ち込んだ
とんかつやハンバーグなどを指します
ソースはデミグラスソースと
ややスパイシー(メコム)なトマトソース
悩みましたが
トマトソースを選択
韓国でもとんかつは人気がありますが
ほとんどの店では薄切りで提供されます
厚切りの場合には
『イルボンシク(日本式)』と
書かれていることが多いですね
こちらの店も薄切りですが
肉質も良く
トマトソースにマッチし美味
#03 トンカス・ジョンシク
ソウルスプ(ソウルの森)近くにある
人気の町の洋食屋
直訳すれば『尹(ユン)さんの軽洋食』
基本のメニューは
とんかつ(韓国ではトンカスと発音されます)
柚子味のトンテキ
ハンバーグの3種類
頂いたのはとんかつ定食
比較的厚切りですが
柔らかくジューシーで美味
デミグラスソースは
コチュが入っているのでしょうか
ちょっとピリ辛の不思議な味
・・・でも美味しかったです
#04 オムライス
イテウォン(梨泰院)の裏通りにある
小さな洋食屋
とんかつ、ガーリックシュリンプ
グラタンなどがありますが
一番人気は店名が示す通り
オムライスです
オムライスは
ガーリックバターライス
甘さ控えめのデミグラスソースは
ふんだんに散りばめられた
フライドガーリックチップと合わさり
言葉にできない美味しさです
#05 コロッケカレー
ソウル市内に数店舗を展開する
日本風カレーの専門店
私が伺ったのはイデ(梨大)駅近くの店
店頭に
『100時間、心を込めて作ります』
日本語でそう書かれていますが
日本人経営ではありません
辛さは0~4までの5段階
無難なところで2にしました
ルーはとても美味しいのですが
辛さ2でも結構スパイシーでした
コロッケは
可もなく不可もなく
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次はスウォン(水原)市です
ソウルの南35㎞
人口130万人超
キョンギド(京畿道)の道庁所在地です
韓国では
人口100万人を超える都市は
道から独立し広域市になりますが
何故かスウォン市は広域市になっていません
#06 オルグン・コチュジャンソース・ハンバーグ
スウォン駅前の繁華街
『ロデオ通り』にある
ハンバーグ専門店
料理研究家で実業家
様々な形態のレストランを展開する
ペク・ジョンウォン氏の店です
頂いたのは
『ちょっぴり辛いコチュジャンソースのハンバーグ』
野菜たっぷりの煮込みハンバーグ
パティは170~180gあり
ハヌ(韓牛)100%
ソースはトマトとコチュジャンがベースで
最初は甘く感じますが
じわじわと辛さが迫り
最終的にはピリ辛になります
ハンバーグもソースも
絶品でした
#07 チーズとんかつオムライス
こちらも駅前のロデオ通りにある洋食屋
オムライスの上にとんかつがトッピングされ
オムライスの横にも
とんかつの上にも
ケチャップが
肉の質はよく
衣もサクサクで美味
でもチーズは何処に?
ケチャップライスではなく
塩味のチャーハン風
ここにチーズが入っていました
どことなく中韓洋折衷
それにオムレツととんかつが参戦し
多国籍?無国籍な感じですが
パーツでもトータルでも美味しかったです
韓国美食回顧録(洋食編)につきましては
現在プサン(釜山)&キョンジュ(慶州)の
画像と資料を整理していますので
近々アップできると思います
次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、兵庫県神戸市中央区です。