パイナップルケーキの中身を柿に変えて焼きました。パイナップルやいちじくで作る場合よりも噛み応えがあり、秋にぴったりな美味しさ。
でも「柿ケーキ」と呼ぶとパウンドケーキなどを連想してしまうので、名前は“ソフトクッキー”に。
これまでに正方形やマフィン型のレシピを載せたことがあるのですが、今回は長方形で焼いた小さめサイズ。
フィリングにはシナモンを加えるのがポイント。
主張は控えめですが、ほのかに華やかさが加わり、全体の風味をまとめてくれます。
出来立ての生地はサクサクで、数日おくとしっとりとした食感。
どちらも美味しいので、食べるタイミングはお好みで。

フィリングの柿は、無糖でセミドライにしたものを使いました。
そのドライ柿の甘さにより、レシピの砂糖の量は調整を。
そのまま食べるには少し甘く感じる程度がおすすめです。
【材料】
65×32.5×H21mmの長方形のパイナップルケーキ型 10個分
☆生地
無塩バター 85g
きび砂糖or粉糖 35g
薄力粉 130g
卵or牛乳 18g
☆フィリング
柿のセミドライ 100g
水 25g
レモン果汁 12g
きび砂糖 40g
シナモンパウダー 5ふり
【準備】
○バターを室温に戻す
○天板にオーブンシートを敷く
○型の内側に油脂を塗り、オーブンシートに並べる
【作り方】
①柿餡を作る。柿は1cm角にカットし、全ての材料を小さなフライパンや小鍋に混ぜ合わせて中火にかける
★水分が多いと包みにくく、生地も割れやすくなるため、しっかり飛ばします。
②130gになるまで煮詰め、シナモンを混ぜ合わせてよく冷まし、10等分する
★すぐに使わない場合はラップをかけて冷蔵庫へ。

③生地を作る。フードプロセッサーに生地の材料を入れてスイッチを押し、さらさらになってきたらパルス操作に切り替えてまとめる
★手作業の場合はバターと砂糖をボウルに入れ、泡立て器やハンドミキサーでなめらかになるまで混ぜ合わせ、卵や牛乳を加えてよく馴染ませる。薄力粉を加え、ゴムベラでよく切り混ぜてまとめる。
④生地を10等分し、9cmほどに丸く平らに広げ、パイナップル餡を包む。とじ目を下にして型に入れる
空気が入らないようにし、とじ目はちゃんととじつつ、厚くならないように気を付けます。
空気が入った感じがある時は、応急処置として楊枝で穴を開けて抜いています。
⑤オーブンを180度に予熱する。予熱中に、生地が型幅に均等に広がるよう、薄くサラダ油を塗るか強力粉を叩いた押し棒で押して、平らにならす

★押し棒に生地がつきそうになったら、サラダ油を薄く塗りながら行います。
⑥予熱が終わったオーブンに手早く入れ、軽く膨らむまで10分焼く。型ごと返して膨らんだ生地を軽くターナーなどで押さえ、更に10分焼く
★ひっくり返すのには5本指タイプのミトン(または清潔な軍手など)があると早く作業できます。
⑦天板を取り出したら、再度型ごと返し、粗熱がとれたら型を外して冷ます
⑧密閉容器に入れ、好みで2日ほど馴染ませて完成
★焼けてすぐのサクサクの食感の間に食べても美味。
期限は5日程度。
【材料について】
どれもわずかな違いですが、砂糖はどちらかのみでも半量ずつ混ぜてもOK。
粉糖は舌触りなめらかでややほろっとした食感、きび砂糖だとほのかに香ばしさと風味が加わります。
バターはあれば発酵バターもおすすめです。好みで塩を加えたり、加塩タイプでもOK。
薄力粉のうち10〜20gをアーモンドパウダーに変えるとクッキーぽさが加わります。
牛乳を使うと乳の風味が出て、卵よりもわずかにしっとりしています。(ただ数日休ませる場合は食感に大差なし)