DVD「河童のクゥと夏休み」 レビュー
原恵一監督。
この監督は感動系のクレしん映画で有名ですね。
これは河童と少年の話。
夏休み前のある日、康一は学校帰りに変わった石を拾う。
それを洗っていると、中から河童の子どもが現れ、日本語を話しだしたんだ。
初めは驚いた家族もクゥのことを受け入れ、クゥと康一は仲良しになったけど…
Yahoo!映画 の評価が異常に高く、異常に期待して観ました。
これがいけなかった。結果、惨敗です。
自分のような心が汚れた人間には、欠伸の涙さえも出させてくれませんでした。
これは子供の頃に見るべき映画のようです(アニメ全般そうか…)。
そう言われれば、思い当たるシーンもちらほら。
康一がクゥと仲良く遊び、一緒に旅するシーンは懐かしい香りがするし、犬や河童が頭の中で会話をするシーンなどは子供が見たら、身近な犬や猫に対して、更に愛情を持った接し方ができるようになるんじゃないかな。
もちろん出会いには別れがつきもので、辛さ、悲しさといった普遍の心理も含まれています。
その奥には相手の意志を尊重しようといった譲り合いの精神もあって、なるほど評価が高い理由も納得。
しかし、それを知ったからどう、といったことは今更ながら無く、やはりこれは子供に見せるべき映画だと感じます。
まぁ、絵は下手ですが(笑)
この監督は感動系のクレしん映画で有名ですね。
- 河童のクゥと夏休み 【通常版】 [DVD]/冨澤風斗,横川貴大
スコア選択: ★★★
これは河童と少年の話。
夏休み前のある日、康一は学校帰りに変わった石を拾う。
それを洗っていると、中から河童の子どもが現れ、日本語を話しだしたんだ。
初めは驚いた家族もクゥのことを受け入れ、クゥと康一は仲良しになったけど…
Yahoo!映画 の評価が異常に高く、異常に期待して観ました。
これがいけなかった。結果、惨敗です。
自分のような心が汚れた人間には、欠伸の涙さえも出させてくれませんでした。
これは子供の頃に見るべき映画のようです(アニメ全般そうか…)。
そう言われれば、思い当たるシーンもちらほら。
康一がクゥと仲良く遊び、一緒に旅するシーンは懐かしい香りがするし、犬や河童が頭の中で会話をするシーンなどは子供が見たら、身近な犬や猫に対して、更に愛情を持った接し方ができるようになるんじゃないかな。
もちろん出会いには別れがつきもので、辛さ、悲しさといった普遍の心理も含まれています。
その奥には相手の意志を尊重しようといった譲り合いの精神もあって、なるほど評価が高い理由も納得。
しかし、それを知ったからどう、といったことは今更ながら無く、やはりこれは子供に見せるべき映画だと感じます。
まぁ、絵は下手ですが(笑)
DVD「着信アリ Final」 レビュー
麻生学監督。
高校の修学旅行で草間えみり(黒木メイサ)は韓国に行くことになった。彼女は韓国に友達のアンジヌ(ジャン・グンソク)がおり、彼に会えるのを楽しみにしていた。
そんな中、友達の携帯から知らない着メロが流れ出し、奇妙な画像が送られてきた。それは首を吊った写真で…
ダメな映画ってこういうのを言うんだなっていう典型。
とにかく設定がめちゃくちゃで、突っ込みどころが満載な内容です。
ネタバレ
今回の死の宣告はメールで送られて来、一度だけクラスメートに転送することができます。
転送は一度きりで、転送されてきたメールは受信者の死をもって浄化されなければなりません。
そのため、保身のため友を見殺しにするという、ある意味バトル・ロワイアル 的な要素が面白いところだったりします。
しかし、怪奇現象という最終手段を用いた何でもありの世界観のせいで、面白さは完全に相殺されてます。
まず、怪奇現象をもたらした主が最後まで不明瞭なのは納得いきません。
次々と不審な死を遂げるクラスメートたち。
それはクラスからイジメを受けて自殺を試みたパム(堀北真希)の呪いということらしい。
また、パムも美々子という子供に操られていて、二重構造になってることは分かった。
でも、美々子って誰?何でしゃしゃり出てくるの?これ意味不明。
そして、ホラーなのに全然怖くないというオチ。
それもこれも殺され方が滑稽であるが故、ギャグというかコメディです。
電線が切れてグルグル暴れながらも、しっかり首に巻き「オエッ」なんて、ギャグとしか思えない(笑)
加え、矛盾点がいくつも。
特に韓国人のアンジヌ。
彼は耳は聞こえないが、手話でなくても読唇術で人が話す内容を理解できる。
もちろん日本語も可能だ。
しかし、相手の口が見えなくても受け答えしたり、電話口で話された言葉を理解できたりするのはどうしてだろう?
果たして、耳が聞こえないというのは嘘じゃなかろうか。
もしかして、アンジヌが犯人とか…
など想像もしたんですが、全く覆らずそのまま終了。
なんだコレ、時間返せ!
ここまで酷い映画も久しぶりに観ました。
黒木メイサ、堀北真希目当て以外では観ないことをオススメします。
高校の修学旅行で草間えみり(黒木メイサ)は韓国に行くことになった。彼女は韓国に友達のアンジヌ(ジャン・グンソク)がおり、彼に会えるのを楽しみにしていた。
そんな中、友達の携帯から知らない着メロが流れ出し、奇妙な画像が送られてきた。それは首を吊った写真で…
ダメな映画ってこういうのを言うんだなっていう典型。
とにかく設定がめちゃくちゃで、突っ込みどころが満載な内容です。
ネタバレ
今回の死の宣告はメールで送られて来、一度だけクラスメートに転送することができます。
転送は一度きりで、転送されてきたメールは受信者の死をもって浄化されなければなりません。
そのため、保身のため友を見殺しにするという、ある意味バトル・ロワイアル 的な要素が面白いところだったりします。
しかし、怪奇現象という最終手段を用いた何でもありの世界観のせいで、面白さは完全に相殺されてます。
まず、怪奇現象をもたらした主が最後まで不明瞭なのは納得いきません。
次々と不審な死を遂げるクラスメートたち。
それはクラスからイジメを受けて自殺を試みたパム(堀北真希)の呪いということらしい。
また、パムも美々子という子供に操られていて、二重構造になってることは分かった。
でも、美々子って誰?何でしゃしゃり出てくるの?これ意味不明。
そして、ホラーなのに全然怖くないというオチ。
それもこれも殺され方が滑稽であるが故、ギャグというかコメディです。
電線が切れてグルグル暴れながらも、しっかり首に巻き「オエッ」なんて、ギャグとしか思えない(笑)
加え、矛盾点がいくつも。
特に韓国人のアンジヌ。
彼は耳は聞こえないが、手話でなくても読唇術で人が話す内容を理解できる。
もちろん日本語も可能だ。
しかし、相手の口が見えなくても受け答えしたり、電話口で話された言葉を理解できたりするのはどうしてだろう?
果たして、耳が聞こえないというのは嘘じゃなかろうか。
もしかして、アンジヌが犯人とか…
など想像もしたんですが、全く覆らずそのまま終了。
なんだコレ、時間返せ!
ここまで酷い映画も久しぶりに観ました。
黒木メイサ、堀北真希目当て以外では観ないことをオススメします。
DVD「ウォッチメン」 レビュー
アメコミの実写版。
評判がとても良いようで見てみました。
アメリカで起こる犯罪や事件を監視するヒーローの”ウォッチメン”。
そんな数々の歴史的事件にかかわってきた彼らが次々と殺されていくという事件が起きる。
この映画の一味違うところはヒーローの設定。
ヒーローを特別視している普通の映画とは違い、ヒーローは特別なものではなく一般に浸透しているものとされています。
ウォッチメン(一般人)が異常な力で格闘戦を繰り広げ、尋常なスピードで移動し、テレポートしていることが既存の事実として話が進むため、序盤は説明の少なさに戸惑うことがあるかと思います。
しかし、これは後々語られるヒーローたちの日常のクローズアップによって、徐々にこの映画の姿が見えてきます。
とりあえず、ここでは”ヒーロー”とはキッズのために悪党をやっつけ、困ってる人を助けるだけの奴ではないということ。
現実に起きた事件とヒーローたちの言動を重ね合わせ、それぞれの事件に喩えられた真意を知ることがこの映画での一番の収穫でしょう。
個人的に見た直後と、批評、レビューなどを見た後では評価が変ったので、色々と人の意見を見てみることもオススメします。
この映画はマクロな目で見ることが大切かと。
物語が重めな事と、登場キャラに共感しにくい事と、冗長(163分)である事に耐えれれば、きっとあなたにとって興味深い作品となるでしょう。
評判がとても良いようで見てみました。
アメリカで起こる犯罪や事件を監視するヒーローの”ウォッチメン”。
そんな数々の歴史的事件にかかわってきた彼らが次々と殺されていくという事件が起きる。
この映画の一味違うところはヒーローの設定。
ヒーローを特別視している普通の映画とは違い、ヒーローは特別なものではなく一般に浸透しているものとされています。
ウォッチメン(一般人)が異常な力で格闘戦を繰り広げ、尋常なスピードで移動し、テレポートしていることが既存の事実として話が進むため、序盤は説明の少なさに戸惑うことがあるかと思います。
しかし、これは後々語られるヒーローたちの日常のクローズアップによって、徐々にこの映画の姿が見えてきます。
とりあえず、ここでは”ヒーロー”とはキッズのために悪党をやっつけ、困ってる人を助けるだけの奴ではないということ。
現実に起きた事件とヒーローたちの言動を重ね合わせ、それぞれの事件に喩えられた真意を知ることがこの映画での一番の収穫でしょう。
個人的に見た直後と、批評、レビューなどを見た後では評価が変ったので、色々と人の意見を見てみることもオススメします。
この映画はマクロな目で見ることが大切かと。
物語が重めな事と、登場キャラに共感しにくい事と、冗長(163分)である事に耐えれれば、きっとあなたにとって興味深い作品となるでしょう。
DVD「60歳のラブレター」 レビュー
深川栄洋
監督。
住友信託銀行が毎年行う同名のキャンペーンで集まったハガキからから、ピックアップして作られた作品。
これは3組の男女の物語だ。
仕事一筋の夫・孝平(中村雅俊)と献身的な主婦・ちひろ(原田美枝子)の熟年離婚夫婦。
糖尿病の夫・正彦(イッセー尾形)と勝気な妻・光江(綾戸智恵)のウォーキング夫婦。
血が怖い内科医・佐伯(井上順)と独身貴族の翻訳家・麗子の奥手な二人。
これら3つのストーリーが別々に進んで行く。
時には交わることもあるけど、それぞれの物語には一切関与しない。
どれもあり得ないほど純粋で、憧れるような恋の話だった。
この中で特に良かったのはイッセー尾形と綾戸智恵のウォーキング夫婦。
喧嘩しても、性生活がなくても、貧乏で生活に苦労しても、愛があって、それを長年積み上げてきた夫婦ってのは強い。
それをしみじみ感じる夫婦だった。
夫が弱っているときには妻が強く、その逆も然り。
最高にバランスのとれた形だと思う。
軽く叩く悪口もまるで愛嬌に感じるほど、彼らには愛がある。
こんな夫婦いいなぁ。
って感じで、後半涙が止まらなくなった。
どのストーリーも映画になるくらい、とても印象的。
その中でも一番感動したのは、やはりイッセー尾形の歌声だ。
住友信託銀行が毎年行う同名のキャンペーンで集まったハガキからから、ピックアップして作られた作品。
- 60歳のラブレター [DVD]/中村雅俊,原田美枝子,井上順
スコア選択: ★★★★★
これは3組の男女の物語だ。
仕事一筋の夫・孝平(中村雅俊)と献身的な主婦・ちひろ(原田美枝子)の熟年離婚夫婦。
糖尿病の夫・正彦(イッセー尾形)と勝気な妻・光江(綾戸智恵)のウォーキング夫婦。
血が怖い内科医・佐伯(井上順)と独身貴族の翻訳家・麗子の奥手な二人。
これら3つのストーリーが別々に進んで行く。
時には交わることもあるけど、それぞれの物語には一切関与しない。
どれもあり得ないほど純粋で、憧れるような恋の話だった。
この中で特に良かったのはイッセー尾形と綾戸智恵のウォーキング夫婦。
喧嘩しても、性生活がなくても、貧乏で生活に苦労しても、愛があって、それを長年積み上げてきた夫婦ってのは強い。
それをしみじみ感じる夫婦だった。
夫が弱っているときには妻が強く、その逆も然り。
最高にバランスのとれた形だと思う。
軽く叩く悪口もまるで愛嬌に感じるほど、彼らには愛がある。
こんな夫婦いいなぁ。
って感じで、後半涙が止まらなくなった。
どのストーリーも映画になるくらい、とても印象的。
その中でも一番感動したのは、やはりイッセー尾形の歌声だ。
DVD「スティング」 レビュー
1973年公開作品。
第46回アカデミー賞作品賞を受賞。
1936年。シカゴで詐欺師が通り掛かりの男をだまし、金を奪った。
しかし、彼らが手にしたその金は莫大な金額であった。
それもそのはず、この金はNYの大物ロネガンの金だったのだ。
怒った組織は、仲間の一人であるルーサーを殺害する。
軽快なタッチで描く、コメディ映画。
名作に違わぬ、緻密に計算された作品でした。
まず最初に流れる聞き覚えのあるメロディが素敵。
そして、主役二人のキャラが抜群に立っている。
最後に、騙しの手口が鮮やかで爽快。
好きな点を挙げたらきりがないですが、一番は何といっても主役のゴンドーフ。
ぐうたらした外見とは裏腹、騙しとなると一変、シーンによって性格を使い分け、相手を手のひらで転がすその手腕は非常に大胆で痛快。
後半はその計画が知れないがためにソワソワしましたが、それもこれも観客を騙すため。
まんまとやられました。
単純に見えて、構造は複雑で、一度観ただけでは全てを理解できないようなところも名作である所以だと感じます。
見る度、新しい発見にワクワクする作品でした。
第46回アカデミー賞作品賞を受賞。
1936年。シカゴで詐欺師が通り掛かりの男をだまし、金を奪った。
しかし、彼らが手にしたその金は莫大な金額であった。
それもそのはず、この金はNYの大物ロネガンの金だったのだ。
怒った組織は、仲間の一人であるルーサーを殺害する。
軽快なタッチで描く、コメディ映画。
名作に違わぬ、緻密に計算された作品でした。
まず最初に流れる聞き覚えのあるメロディが素敵。
そして、主役二人のキャラが抜群に立っている。
最後に、騙しの手口が鮮やかで爽快。
好きな点を挙げたらきりがないですが、一番は何といっても主役のゴンドーフ。
ぐうたらした外見とは裏腹、騙しとなると一変、シーンによって性格を使い分け、相手を手のひらで転がすその手腕は非常に大胆で痛快。
後半はその計画が知れないがためにソワソワしましたが、それもこれも観客を騙すため。
まんまとやられました。
単純に見えて、構造は複雑で、一度観ただけでは全てを理解できないようなところも名作である所以だと感じます。
見る度、新しい発見にワクワクする作品でした。


