映画「ソラニン」 レビュー
三木孝浩監督。
原作は浅野いにおの漫画です。
ソラニンとはじゃがいもの芽の毒のことである。
仕事のつまらなさから会社を辞めた芽衣子(宮崎あおい)と、音楽の夢をあきらめられないフリーターの種田(高良健吾)の恋話。
宮崎あおいファンには間違いなくアタリな映画。
とにかく今までにない程、彼女の可愛らしさが抽出されている。
寝起きの素顔、微笑み、とろーんとした顔、どれも自然体で見る者を魅了する。
しかし、ここまで魅力的な彼女を虜にする彼氏・種田はどれほどの男なのか?
イケメン、これは間違いない。
しかし、彼女の援助をあてにし、バンドを続ける彼の姿は一歩間違えれば最悪なダメ男。
仕事をすぐ辞めバイトで生計を立てるなんて、二人とも現実を見てるとは思えない。
とりあえずこの映画にメッセージ性は無い。
そもそも世界がこの二人だけで完結してるため、入っていく余地がなさそう…
それでも、感じるものはある。
恋、愛。
芽衣子と種田、この二人を見て、自分に重ねずにはいられない。
こんな恋愛したいって思う。
そして、自分の彼女を更に愛しく思えるようになる、たぶん。
これが一番この映画を観た収穫だと思う。
そんなわけで、カップルで見ることをオススメする。
現実的な人は序盤の展開を許容できるかに依る。
とりあえず、あおいちゃんファンは観ときなさい。
原作は浅野いにおの漫画です。
ソラニンとはじゃがいもの芽の毒のことである。
- ソラニン (宮崎あおい、高良健吾 出演) [DVD]/出演者不明
スコア選択: ★★★
仕事のつまらなさから会社を辞めた芽衣子(宮崎あおい)と、音楽の夢をあきらめられないフリーターの種田(高良健吾)の恋話。
宮崎あおいファンには間違いなくアタリな映画。
とにかく今までにない程、彼女の可愛らしさが抽出されている。
寝起きの素顔、微笑み、とろーんとした顔、どれも自然体で見る者を魅了する。
しかし、ここまで魅力的な彼女を虜にする彼氏・種田はどれほどの男なのか?
イケメン、これは間違いない。
しかし、彼女の援助をあてにし、バンドを続ける彼の姿は一歩間違えれば最悪なダメ男。
仕事をすぐ辞めバイトで生計を立てるなんて、二人とも現実を見てるとは思えない。
とりあえずこの映画にメッセージ性は無い。
そもそも世界がこの二人だけで完結してるため、入っていく余地がなさそう…
それでも、感じるものはある。
恋、愛。
芽衣子と種田、この二人を見て、自分に重ねずにはいられない。
こんな恋愛したいって思う。
そして、自分の彼女を更に愛しく思えるようになる、たぶん。
これが一番この映画を観た収穫だと思う。
そんなわけで、カップルで見ることをオススメする。
現実的な人は序盤の展開を許容できるかに依る。
とりあえず、あおいちゃんファンは観ときなさい。
DVD「同窓会」 レビュー
サタケミキオ監督。
主演も本人です。
映画会社社長の南克之(宅間孝行)は初恋の相手である雪(永作博美)と念願かなって結婚した。
しかし、克之は年下の女優と不倫をし、雪と離婚することに。
そして、正式に別れた後、雪の友達から、ある事実を聞かされる…
これは笑えた。
もうね、始まった時点から、ネタがバレバレ。
しかも、さもバレてないかのように、話はどんどん展開し、気づいてないのは主人公(監督)のみ。
監督は果たして、これで客を騙せてると思ってるのだろうか。
さすがにわざとやってると思いたい。
それを除外すれば、ストーリーは笑い所満載で、ラストは分かってても感動してしまう内容となっている。
克之が初恋の女性をひたすら追い続ける学生時代の回想シーンでは、ライバルや不良との喧嘩、愛の告白、様々な勘違いなどコメディ映画の様相を見せ、やっと手にしたかけがえのない人との大切な思い出にはホロリとさせられるような感動ドラマがある。
しかし、何と言っても一番ウケたのは、克之の思い違い。
恋敵が実は…なんて(笑)
それに纏わるサイドストーリーは狙いすぎだけど、良い話であることには間違いない。
あまり華が無い映画だけど、笑えて温かい気持ちになりたい人にはぴったりの良作。
主演も本人です。
- 同窓会 デラックス版 [DVD]/宅間孝行,永作博美,鈴木砂羽
スコア選択: ★★★★
映画会社社長の南克之(宅間孝行)は初恋の相手である雪(永作博美)と念願かなって結婚した。
しかし、克之は年下の女優と不倫をし、雪と離婚することに。
そして、正式に別れた後、雪の友達から、ある事実を聞かされる…
これは笑えた。
もうね、始まった時点から、ネタがバレバレ。
しかも、さもバレてないかのように、話はどんどん展開し、気づいてないのは主人公(監督)のみ。
監督は果たして、これで客を騙せてると思ってるのだろうか。
さすがにわざとやってると思いたい。
それを除外すれば、ストーリーは笑い所満載で、ラストは分かってても感動してしまう内容となっている。
克之が初恋の女性をひたすら追い続ける学生時代の回想シーンでは、ライバルや不良との喧嘩、愛の告白、様々な勘違いなどコメディ映画の様相を見せ、やっと手にしたかけがえのない人との大切な思い出にはホロリとさせられるような感動ドラマがある。
しかし、何と言っても一番ウケたのは、克之の思い違い。
恋敵が実は…なんて(笑)
それに纏わるサイドストーリーは狙いすぎだけど、良い話であることには間違いない。
あまり華が無い映画だけど、笑えて温かい気持ちになりたい人にはぴったりの良作。
BD「2012」 レビュー
災害ものが得意なローランド・エメリッヒ監督。
ブルーレイ、100インチのスクリーンで視聴。
2009年、リムジン運転手のジャクソン・カーティス(ジョン・キューザック)は子供とのキャンプ中、奇妙な場所を見つけた。そこには過去にあった湖が枯渇し、蒸気した乾地があった。
インドの科学者テンジン博士はその事実を地球上の内核が溶解しているためだとし、数年後に地殻変動により世界が滅びる事を知る。その後、次々と恐ろしい災害が起こる…
この映画は大きい画面で見ることをオススメします。
普段22インチのモニタで見てる自分ですが、今回100インチのスクリーンで観て、映像の迫力に圧倒されました。
まるで自分がその場にいるような感覚に陥ります。
特に地震による激しい揺れは気持ち悪くなるほど。
このハラハラドキドキ感は大満足でした。
ストーリーですが、これは人によってかなり評価が別れそうです。
こんなミラクルストーリーありえない!という人は観ない方がいいと思います。
ストーリーを一言で言えば、ご都合主義。
主人公はどれほど危機が迫っても、絶望的な状況でも、奇跡的に先に進むことができます。
とにかく映像が凄いので、のめり込めるのですが、やってることはアクションゲームのよう。
悪く言えば先が読める、単調。
そこを許容できる、心の広い人は面白く観れるかと思います。
最近、迫力満点の映画を見てなかったので、たまにはこういう映画もいいな、と思える作品でした。
ブルーレイ、100インチのスクリーンで視聴。
2009年、リムジン運転手のジャクソン・カーティス(ジョン・キューザック)は子供とのキャンプ中、奇妙な場所を見つけた。そこには過去にあった湖が枯渇し、蒸気した乾地があった。
インドの科学者テンジン博士はその事実を地球上の内核が溶解しているためだとし、数年後に地殻変動により世界が滅びる事を知る。その後、次々と恐ろしい災害が起こる…
この映画は大きい画面で見ることをオススメします。
普段22インチのモニタで見てる自分ですが、今回100インチのスクリーンで観て、映像の迫力に圧倒されました。
まるで自分がその場にいるような感覚に陥ります。
特に地震による激しい揺れは気持ち悪くなるほど。
このハラハラドキドキ感は大満足でした。
ストーリーですが、これは人によってかなり評価が別れそうです。
こんなミラクルストーリーありえない!という人は観ない方がいいと思います。
ストーリーを一言で言えば、ご都合主義。
主人公はどれほど危機が迫っても、絶望的な状況でも、奇跡的に先に進むことができます。
とにかく映像が凄いので、のめり込めるのですが、やってることはアクションゲームのよう。
悪く言えば先が読める、単調。
そこを許容できる、心の広い人は面白く観れるかと思います。
最近、迫力満点の映画を見てなかったので、たまにはこういう映画もいいな、と思える作品でした。
小説「ガリレオの苦悩」 東野圭吾
ガリレオシリーズ4作目。
今回は初心に戻り、短編集です。
ドラマの影響で、登場人物の姿が彼らにダブって映るようになってしまいました。
これはいいことなのか、悪いことなのか。
「新参者」は阿部寛のイメージが先行しそうなので、加賀ファンはドラマより先に本を読んだほうがいいと思います。
さて、この本は5篇収録されています。
そのうち、TVで放映されたものは1話目の落下ると2話目の操縦る。
この2話だけで一冊の半分弱を占めているので、あまり新鮮味が感じられないかもしれません。
この中で一番面白かったのは2話目の操縦る。
TVで観たとはいえ、改めてラストのどんでん返しにはため息が出ました。
タイトルの所以はこの話が中心にあるからではないでしょうか。
ガリレオ先生の更に先生が関わっているこの事件。
これを解決するために、ガリレオは苦悩するわけです。
しかし、真相は更に深いところにあり、それをガリレオが見つけるところが新しい。
以前よりガリレオがどんどん人らしくなってきているので、この先どうなっていくのか気になるところです。
筆者自身が理系だけあって、どの話も論理的に展開し、最後には誰もが納得してしまうものばかり。
もちろん科学的にも、心理的にも、プロットがよく練られていると感じます。
改めて恐れ入る作品でした。
今回は初心に戻り、短編集です。
- ガリレオの苦悩/東野 圭吾
スコア選択: ★★★
ドラマの影響で、登場人物の姿が彼らにダブって映るようになってしまいました。
これはいいことなのか、悪いことなのか。
「新参者」は阿部寛のイメージが先行しそうなので、加賀ファンはドラマより先に本を読んだほうがいいと思います。
さて、この本は5篇収録されています。
そのうち、TVで放映されたものは1話目の落下ると2話目の操縦る。
この2話だけで一冊の半分弱を占めているので、あまり新鮮味が感じられないかもしれません。
この中で一番面白かったのは2話目の操縦る。
TVで観たとはいえ、改めてラストのどんでん返しにはため息が出ました。
タイトルの所以はこの話が中心にあるからではないでしょうか。
ガリレオ先生の更に先生が関わっているこの事件。
これを解決するために、ガリレオは苦悩するわけです。
しかし、真相は更に深いところにあり、それをガリレオが見つけるところが新しい。
以前よりガリレオがどんどん人らしくなってきているので、この先どうなっていくのか気になるところです。
筆者自身が理系だけあって、どの話も論理的に展開し、最後には誰もが納得してしまうものばかり。
もちろん科学的にも、心理的にも、プロットがよく練られていると感じます。
改めて恐れ入る作品でした。
DVD「奈緒子」 レビュー
「ロボコン
」の古厩智之監督。
原作は同名漫画です。
12歳の奈緒子(上野樹里)は喘息療養のため船で長崎に向かう途中、海で溺れ、彼女を助けた雄介(三浦春馬)の父は波に呑まれ亡くなってしまう。
それから6年が過ぎ、奈緒子は陸上大会に出場していた雄介と偶然再会した。
ハッキリ言って奈緒子がいなくても成り立つストーリ-。
それくらい彼女の存在感は薄いように感じた。
奈緒子は雄介率いる浪切島高校の陸上部の手伝いをしている。
とはいっても、ほとんど監督である鶴瓶のアシスタントだ。
そんなわけで、完全に脇役である奈緒子。
そんな彼女でもランナーたちを励まし、勇気やパワーを与えたのならタイトルたる所以も分かる。
しかし、駅伝競技にはほどんど関わってないし、ランナーたちにも影響を与えたとは言い難い。
影響を与えたのは序盤の雄介にだけである。
以上より、この映画は奈緒子の話ではない。
さて、目線を変えよう。
この映画のメインは奈緒子ではなく、駅伝競技なのだ。
駅伝大会は1時間少したってから始まる。
ここからは面白い。
逆に言えばここまでは眠くなるほどつまらない。
波切島高校の駅伝メンバーは少ないが、仲間同士の結束が強く、皆それぞれを信頼している。
距離は離れていても、心はタスキで繋がっているってやつ。
競技中、タスキを繋ぐことの大変さ、それを達成したときの嬉しさが仲間同士の掛け合いによって上手に表現されていた。
また、監督と選手との師弟関係の描き方も良かったと思う。
鶴瓶は相変わらず力の抜き方が絶妙。
やはり、いけないのは中盤までの面白さに欠ける展開。
あと一歩で化ける作品かと。
原作は同名漫画です。
- 奈緒子 [DVD]/上野樹里,三浦春馬,笑福亭鶴瓶
スコア選択: ★★
12歳の奈緒子(上野樹里)は喘息療養のため船で長崎に向かう途中、海で溺れ、彼女を助けた雄介(三浦春馬)の父は波に呑まれ亡くなってしまう。
それから6年が過ぎ、奈緒子は陸上大会に出場していた雄介と偶然再会した。
ハッキリ言って奈緒子がいなくても成り立つストーリ-。
それくらい彼女の存在感は薄いように感じた。
奈緒子は雄介率いる浪切島高校の陸上部の手伝いをしている。
とはいっても、ほとんど監督である鶴瓶のアシスタントだ。
そんなわけで、完全に脇役である奈緒子。
そんな彼女でもランナーたちを励まし、勇気やパワーを与えたのならタイトルたる所以も分かる。
しかし、駅伝競技にはほどんど関わってないし、ランナーたちにも影響を与えたとは言い難い。
影響を与えたのは序盤の雄介にだけである。
以上より、この映画は奈緒子の話ではない。
さて、目線を変えよう。
この映画のメインは奈緒子ではなく、駅伝競技なのだ。
駅伝大会は1時間少したってから始まる。
ここからは面白い。
逆に言えばここまでは眠くなるほどつまらない。
波切島高校の駅伝メンバーは少ないが、仲間同士の結束が強く、皆それぞれを信頼している。
距離は離れていても、心はタスキで繋がっているってやつ。
競技中、タスキを繋ぐことの大変さ、それを達成したときの嬉しさが仲間同士の掛け合いによって上手に表現されていた。
また、監督と選手との師弟関係の描き方も良かったと思う。
鶴瓶は相変わらず力の抜き方が絶妙。
やはり、いけないのは中盤までの面白さに欠ける展開。
あと一歩で化ける作品かと。
