フインキーのふんいき レビュー -4ページ目

DVD「インデペンデンス・デイ」 レビュー

壮大なSF映画が得意なローランド・エメリッヒ監督。

インデペンデンス・デイ [DVD]/ウィル・スミス,ビル・プルマン,ジェフ・ゴールドブラム
¥1,490
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★

インデペンデンス・デイ、つまり独立記念日。
アメリカの独立記念日は1776年7月4日。
考えてみるとアメリカは誕生して、まだ240年弱しか経ってない計算になります。
中国4000年の歴史を差し置いて、このアメリカの強大な力はどこから来るのか…

宇宙からの侵略に立ち向かう人々の物語。
非常に良くできた娯楽映画です。

突然、宇宙から巨大なUFOがやってきて地球を破壊していく。
こんなことが実際に起きたらパニックでしょうね。
南の方ではお祭り騒ぎになりそうですが。

宇宙人の情報などがちらほら出始めてきている昨今。
個人的には、彼らが地球に攻撃にやってくるということは起こり得ないと思っています。
それならもっと早く侵略してもいいはずですし。

このような人工物の破壊は現在でも天災、地震、洪水、竜巻という形で起こっています。
ラッキーなのは自然と違い、宇宙人は武力によって対抗することができるということ。
人間と悪い宇宙人の正義と悪で切り分けられる図式なので、娯楽作品としては盛り上がります。
ただ、これが本当の宇宙人なのか、と想像すると気持ちが悪すぎて笑えません。

こんな宇宙人が来ないことを祈ります。笑

DVD「アイ・アム・レジェンド」 レビュー

フランシス・ローレンス監督。

アイ・アム・レジェンド 特別版(2枚組) [DVD]/ウィル・スミス,アリーシー・ブラガ,ダッシュ・ミホック
¥3,980
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★

2012年、人類がウイルスによって死滅。
しかし、たった一人そのウイルスの抗体を持った科学者、ロバート・ネビル(ウィル・スミス)だけが生き残る。
街はゾンビ化した人や動物が蔓延り、ネビルはウイルスにかかった人たちを治す薬の研究していた。


人々がウイルスにかかり、ゾンビ化して襲ってくる。
はて?最近そんなマンガを読んだような…
そうそう!「アイアムヒーロー 」。
何だか名前も似てるね。

色々な終末ものの作品があるけど、だいたい共通してるのは2012年ということ。
今年ですねー、怖いですねー。
残り半年何が起こるのやら。

さて、この映画は別のエンディングが用意されているようです。
なぜもう一つのエンディングを作ったのか?気になります。
でも\300を払ってまで見たいかと言われると、そこまでは…

現実世界ではマイアミでゾンビが!という嘘みたいな事件も発生して、どちらが現実なのかわからなくなりますが、実際に映画のような状況になる日がくるかもしれません。
日本でもパンデミックを示唆した「感染列島」という映画がありましたね。

しかし、たとえ起こったとしても最終的には神頼みになるのかなと思います。
だから、まぁどうしようもない。
日頃から行いを良くしときましょうね。

DVD「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」 レビュー

入江悠監督。

劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ [DVD]/二階堂ふみ,森下くるみ,劔樹人
¥3,990
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★

ニコニコ動画で有名になったバンド・神聖かまってちゃん。
彼らの曲をきっかけに人生をリスタートさせる人々の人間ドラマが描かれます。

登場人物たちのストーリーがなかなか面白い。
どれも人生うまくいかないの連続なんだけど、あるバンドを知ることで、ちょっとした変化が訪れる。
それが神聖かまってちゃん。

正直”かまってちゃん”の良さはいまいち分からないところではあるけど、映画に出てくる楽曲は映像と相まって心が震えるものがある。
これはラストのライブ映像を見てもらえれば分かると思う。

個人的に好きなストーリーは主人公の美知子(二階堂ふみ)の話。
大学進学をせずプロ棋士を目指し、色々な葛藤を乘り越えながら歩き続ける女の子。
思春期の一番感性が磨かれるときに、彼女の身に様々な嫌なことが振りかかる。
進路を親に反対され、友達に彼氏をとられ、兄は引きこもるという三連コンボ。
それでも前向きに生きていく姿は応援したくなってくる。
今時の高校生なんだけど、しっかりとした考えを持つ芯の強さに好感が持てる。

また、”かまってちゃん”の話では、メジャーになっても売れ線の曲は作らない確固たるバンドスタイルを美和子とリンクさせているのか、重なる部分が多かった。
他の人も何かしら譲れないものを抱えて生きている。
それが監督のメッセージなんだろう。
そのあたり「サイタマノラッパー 」とも通じる。
この監督面白いかも。

DVD「イエスマン "YES"は人生のパスワード」 レビュー

「チアーズ!」のペイトン・リード監督。

イエスマン “YES”は人生のパスワード 特別版 [DVD]/ジム・キャリー,ズーイー・デシャネル,ブラッドリー・クーパー
¥3,980
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★★★

ことあるごとに誘いやアドバイスを断る男・カール(ジム・キャリー)。
彼は生き方を変えるために何に対しても「イエス」と答えることに徹する。
すると、運命はどんどん良い方向に向かっていった。


去年、自分の尊敬する方がこんなことを言っていました。

自分から半径2メートル以内に来るものはすべて自分のためになるもの
だから来るものすべてにチャレンジしなさい
2015年には来るべきものも来なくなってしまうから

この言葉を聞いたとき、非常に響くものがありました。
普通、全てのものに「イエス」と答えると、大変なことになってしまうのではないか?そう思ってしまいがちです。
しかし、何億円の商品を買いませんか?など身の丈にあわない話はそもそも来ないもの。
あとちょっとで手が届きそうなモノでも、挑戦することで可能性が広がるから…と驚くようなエピソードを色々聞かせてくれました。

すべてのことにOKすることははっきり言って無理です。
しかし、いざモノが来たときに即座に「NO」と言わず、検討することが大切だと感じます。
何事もこれは自分にとって何の意味があるのだろう、そう考える習慣はつけておくべきです。
自分の経験としては自分がやりたいなと思うモノで、周りが反対するものはやると案外良い方向に向かうことが多いです。
法に触れるものはもちろんダメですが。


この映画の主人公は全てのことに「YES」と答えます。
そしたら人生が開け、連鎖的に良いことが続き、驚くほど主人公は明るくなっていきます。

主人公は「YES」と言い続け、ホームレスに車で送り、携帯を貸し、お金を貸します。
そのおかげでガス欠、バッテリー切れ、金欠という3大苦を味わい、徒歩でガソリンスタンドまで向かいます。
一見損としか思えない出来事、その後に幸運がやってきます。

人生には本当にこういった奇跡的な出来事があるものです。
相手に善を与えることで、自分に戻ってくる。
それを主人公は「宇宙のしくみ」と言っていました。

何かしら生活のためと保守的に考えてしまいますが、この主人公たちのように人生チャレンジしてもっと楽しんでいいと思います。
この世は遊び場なのだから。

マンガ「最強伝説黒沢」 1-11巻(完結)

筆者はカイジで有名な福本伸行。

最強伝説黒沢 1 (ビッグコミックス)/小学館
¥530
Amazon.co.jp

ギャンブル漫画が多い福本作品では珍しく、冴えない中年の日常生活を描いた内容です。

何をやっても裏目に出てしまう黒沢。
職場の工事現場で周りから慕われる若いカリスマリーダーに一人闘志を燃やし、皆の気を引こうと色んな方法で頑張るがどれも自分を下げる方向にいってしまう。
そして信用ゼロに…

かわいそうだけど、こういう人っているよね。
一歩下がってみてみれば気づくはずなのに、暴走してるからどんどんはまっていってしまう。

しかし、我が道を行く黒沢はある事件をきっかけに存在を認められるようになる。
そこから伝説の黒沢ワールドが広がっていく。

黒沢が人を惹きつけるところ。
それは周りの目を気にせず欲望に任せて行動できるという点。
これはすごい。
ただ単に単細胞といってしまえばそれだけだけど、ある意味世界一幸せな人なのではないかと思う。

それに加え、性格が優しい。
彼は人のためを想って動くことができる。
それが顕著に現れるのがラストの公園での決戦。
このラストの終わり方は、心に爪痕を残す。

ずっと苦渋を舐め続けてきた黒沢が何を求めていたか。
それを達成できたのか。
このラストのストーリーで全部わかる。

最初の方読んでると、人生嫌になるくらいネガティブ要素ばっかりで毒なのかと思ったけど、読み終わってみればいい話じゃんと思える、そんな物語だった。