フインキーのふんいき レビュー -5ページ目

CD「ラブソング」 amazarashi

amazarashiの2ndフルアルバム。
約半年という短いスパンでアルバムを出してきました。


ラブソング(初回生産限定盤)/SMAR

¥2,800
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スコア選択: ★★★★★

今回の楽曲はどれも非常に耳馴染みが良い。
「ナガルナガル」「ハレルヤ」「ハルルウタ」など今までになかったギターロックも聴かせてくれる。

その中でも特に良かったのは「ナモナキヒト」。
これだけでもこのアルバムを聞く価値がある。

世の中を鋭く皮肉った詩が目立つamazarashiだけど、人生観が詰まった深いい詩も多い。
この「ナモナキヒト」も優しい心に響く歌である。

歌詞にこんなフレーズが出てくる。

誰かが君のことを悪く言っていたとしても大丈夫
人の生き方は良い悪いではないのだ
目の前の分かれ道の選択に悩みこそすれど
それを不正解と言ってしまう選択こそ
最も不正解なのだ



人の生き方に答えはない。
もちろん選択をしたことで大変な目に合うことはある。
でも、それを経験するために生まれてきてるって考えたら、これ以上のことはない。
そう考えると、今の人生に不必要なものなど何もない。
だから一生懸命生きよう。
人の心が世界を変えるから。


ナモナキヒト

DVD「ハムナプトラ3」 レビュー

ロブ・コーエン監督。
前2作は見てません。

ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝 リミテッド・バージョン [DVD]/ブレンダン・フレイザー,ジェット・リー,マリア・ベロ
¥4,179
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スコア選択: ★★★

永遠の命を求める秦の始皇帝が現代にミイラとして復活して、それを阻止しようとする主人公。
双方の力を結集させた手に汗握る戦いが繰り広げられる。


秦の始皇帝がいたのは2000年も前のことなんですね。
彼は中国を統治して、永遠の命以外は全て手に入れました。
そして現代でミイラ姿で蘇り、不老不死を手にしようとします。
どれほど欲深いのか。

しかし、その欲が自分自身を滅ぼすことになります。
欲を追求した結果、敵を多く作ったのです。
自分のことしか考えないと、こうなるという好例ですね。

ありきたりなストーリーですが、気づきは多く得られます。
どういう思いで秦の始皇帝は蘇ったのか、それに恨みをもつ人々は生き続けたのか。
その積年の思いは計り知れません。

ド派手なアクションシーンも見ごたえあります。
ワイヤーアクションはスローな気がしましたが、ぎこちなさが逆に面白かったです。

DVD「ステキな金縛り」 レビュー

三谷幸喜監督。

ステキな金縛り スタンダード・エディション [DVD]/深津絵里,西田敏行,阿部寛
¥3,990
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スコア選択: ★★★★

ダメ弁護士のエミ(深津絵里)は、ある殺人事件を担当することになる。
その被告人は犯行が行われたとき、金縛りにあっていたのでアリバイがあるとのこと。
そこで被告人にのしかかっていた幽霊の落ち武者、六兵衛(西田敏行)を証人として法廷に呼び寄せる。


幽霊を裁判の被告人として話させる発想が面白い。
普通見えない聞こえない幽霊を法定に上げるなんて、弁護士としてもどうかしてる。
しかし、この弁護士は幽霊の六兵衛が見える。

もちろん他の人は見えない。
そのため、どうしたら六兵衛の証言を皆に伝えられるか?この試行錯誤が面白い。
アナログ、デジタル色々な方法を使ってエミは奮闘する。
このあたり三谷幸喜節が発揮され、大いに笑わせてくれる。

この前見た「ハロー!?ゴースト 」もそうだけど、幽霊モノに共通しているのが、なぜ幽霊が見えるようになったのかという理由。
この映画ではいくつか理由はあるのだけれど、どれもだいたい共通しているのは一度死んだ、または死にかけた経験があるということ。
不思議だけど、自分の周りでもそういう人がいるので納得ができる。

映画ではこのような経験がある人が何人か出てきて、その人たちの協力の下、何とか証言を信憑性のあるものにしようと試行錯誤する。
そして意外な人の発言から法廷は意外な方向へ。

果たしてエミは幽霊を遣って裁判長を納得させる証言ができるのか。
見ものです。

アニメ「東京マグニチュード8.0」 レビュー

2009年にノイタミナ枠で放映されたアニメ。
全11話です。

東京マグニチュード8.0 (初回限定生産版) 第1巻 [BD] [Blu-ray]/花村怜美,小林由美子,甲斐田裕子
¥6,300
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スコア選択: ★★★★★

東日本大震災がマグニチュード9だったので、マグニチュード8というと相当大きい地震です。
それが首都圏で起きたらどうなるか?

第一話目のタイトルは「お台場、沈む」。
時期は2012年7月21日、もうすぐです。

ここに描かれている情景は非常にリアルでした。
人々の混乱、欲望、不安が東日本大震災のそのまま。
忘れていた恐怖感を追体験させてくれます。

これが2009年に公開されました。大震災の前です。
ただ、津波は計算に入ってなかったのか、そのような描写はありません。
だからか東北では予想もしていなかった津波で亡くなった方が多いのかもしれません。

そしてこれから首都圏で大地震が起こるとされています。
そのための心とモノの準備をしとかないといけません。


このアニメを見て思ったのは今、置かれている状況がどれだけ幸せかということ。
水、空気、人、どれが欠けても人は病みます。
親に感謝するでもいいし、人に親切にするでもいいし、いまできることをやっときましょう。
心を綺麗にしとくといいことあると思いますよ。

DVD「いま、会いに行きます」 レビュー

土井裕泰監督。
原作は市川拓司の小説です。

いま、会いにゆきます スタンダード・エディション [DVD]/竹内結子
¥3,990
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スコア選択: ★★★★★

原作の小説を昔読みました。
絵本のような内容で、スラーっと読めたように覚えています。
不思議な温かさをもったメルヘンな物語。

死んだはずの澪(竹内結子)が梅雨の時期だけ戻ってくる。
そんなとんでもない出来事を大まじめに信じている夫の巧(中村獅童)と息子の佑司(武井証)。

その願いが通じたのか、澪が戻ってきた。
しかし、どうも様子がおかしい。
澪は今までの記憶がなくなってしまったようだ。
そして、空白を取り戻すかのように3人は今を幸せに生きていく…


限られた期間しか一緒にいれないとわかっているから、この一瞬を大切にできる。
この気持は非常に重要で、つい日々に忙殺されて忘れてしまいがち。
見ていて、好きな人を想ってほっこりするような温かい気持ちを思い起こさせてくれました。

生きていること、家族がいること、隣にいる人とこの瞬間を感じられること。
このまま、ずーと同じ日が続くような気がして、何となくその場の感情に任せて過ごしてしまっている。
だけど、大切な人とあと少ししか一緒にいられないとわかったら?

寂しいでしょ

感謝するでしょ

自分が相手にできることを探すでしょ

それを今しなきゃって思う、それが大事ですよね。
そんな気づきを得られる映画でした。