フインキーのふんいき レビュー -3ページ目

DVD「感染列島」 レビュー

瀬々敬久監督。

感染列島 スタンダード・エディション [DVD]/妻夫木聡,檀れい,国仲涼子
¥3,990
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スコア選択: ★★★

風邪かと思った患者が未知の感染症にかかっていた。
飛沫感染で被害はどんどん広がり、日本はパニックに陥る。
人が亡くなっていく、どうしようもない状況がリアルに描かれる。


娯楽作品というよりも、一つの参考題材として見るとよくできた作品だと思います。
これを見て、頭の片隅に少しでも残るものがあれば成功でしょう。
鳥インフルしかり、ゾンビウイルスしかり、パンデミックは本当にありうる話だからです。

地震より津波より人にとって一番脅威なのは致死ウイルスです。
助かる見込みがなく、周りがバタバタ倒れていく。
そんな状況で人はどうなるか。

たとえ小さな子供を連れた母親であっても子供ではなく自分が助かる道を選ぶかもしれません。
それくらい周りが見えない状況になるでしょう。
でも、そういうときこそ共生が大事なのだと思います。
日本人らしい相手を思いやる気持ちがあれば不可能ではないはず。

映像があまりにもリアルなので、見た後は食欲不振になりそうです。
やはり血がドバッと出るのはあまり気持ちのよいものではないですね。

このような映画ができた以上、覚悟はしておかないといけないかもしれません。
そのときはパニックにならないようにしましょうね。

DVD「バグジー」 レビュー

バリー・レヴィンソン監督。
ベンジャミン・シーゲルを題材とした映画。

バグジー [DVD]/ウォーレン・ベイティ,アネット・ベニング,ハーヴェイ・カイテル
¥1,480
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スコア選択: ★★★★

バグジーがラスベガスにカジノ付きのホテルを建てるという話。

ノンフィクションものなので、少し固めの内容なのかと思いきや、非常に波瀾万丈で驚きに富んだ内容になっています。

バグジー自身、破天荒な性格らしく、思い立ったら考えずにすぐにやる人。
たとえ困難があっても何としてでもやり遂げるところが成功者なんですね。

ルックス良し、根性あり、能力もあり、なんでもできる彼。
しかし、知らぬ間に敵を作ってたり…
上に立つ人間はやりたくないこともしなければならない、そんな教訓を含んだ内容です。

そう考えると、いいことも悪いことも全て自分の中で完結しているんだなと感じます。
いいことをすればいいことが返ってくるし、悪いことをすれば自分自身に悪いことが返ってくる。
そのあたり貧富の差は関係無く、公平だと感じます。

ラスベガスといえば華やかな世界というイメージですが、実は大変なその舞台裏を見ることができます。
彼がいなかったら、このラスベガスは無かったと思うと感慨深いものがありますね。

波瀾万丈な人生は終わりも壮絶でした。

CD「ENTERTAINMENT」 SEKAI NO OWARI

いつの間にかバンド名がアルファベット表記になってたんですね。
待望の1stフルアルバムです。

ENTERTAINMENT 初回版(CD+DVD)/トイズファクトリー

¥4,200
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スコア選択: ★★★★★


CD+DVDの非常にボリュームたっぷりな内容です。
CDは70分超、DVDは100分超。
それなのにこの安さ。

DVDは日本武道館でのライブが収録されています。
その楽曲はこのアルバムの曲がほぼ網羅されているという驚きの内容。

映像も綺麗だし、ライブとしての完成度も高い。
DVDだけでも買いだと思います。

さて、CDの内容はというと、シングルからの曲が7曲と多いため、バランス的にどうかなと思いましたが、その他の曲も負けず劣らずの完成度で全体的に良くまとまっています。
特に6曲目から9曲目までの流れがよろし。

天使やら悪魔やら、曲調からしても西洋を意識しているようで、楽曲に奇抜さはありません。
が、ポップスセンスは抜群で、耳馴染みの良い曲が並びます。

前作よりも聴きやすくなったような印象です。
安心して聞ける一枚。

スターライドパレード

DVD「TIME/タイム」 レビュー

アンドリュー・ニコル監督。

TIME/タイム 2枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー〔初回生産限定〕 [Blu-ray]/ジャスティン・ティンバーレイク,アマンダ・セイフライド,アレックス・ペティファー
¥4,190
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スコア選択: ★★★★

そこは時間が何よりも力を持つ世界。
人々は命の時間(寿命)を得るために働き、自分の時間を削ってやりたいことをする。
貧しい青年のウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)は富裕層の世界へ行くため、大富豪の娘・シルビア・ワイス(アマンダ・セイフライド)を人質にして時間を得ようとする。


お金の概念が無くなったら幸せな世界になるのではないか。
お金を稼ぐために人を騙し、自分の心を騙し、常に不安と戦う日々を過ごす。
そんな騙し合いの世界は無くなればいいのに、そう思っていた。
しかし、お金の概念が無くなっても何も変わらなかった。

人々は時間というお金を得、それを消費することによりモノを得る。
コーヒーを買うのにも自分の命の時間を使う。
寿命と経験の物々交換。

明日生きるために他人の時間を奪い、殺す。
死が迫っているのが目に見えるため、余計拍車がかかる。
自分が生きるためには何でもやる、心が無くなった世界。

実際にこんな世界になったらどうなるか。
人々は今より時間を大切にするだろうか。
今ダラダラと過ごしている時間は刻々と寿命を縮めていることに気づくだろうか。
そして思うだろうか、今を大切に生きなければいけないと。

時間つぶしという言葉がある。
多分、裕福な国にしかない言葉だろう。
生きるのに精一杯な難民の子供たちは時間をつぶす余裕なんてないから。

今一度、人は時間・お金・心という概念を見つめなおさないといけないだろう。
この金融混乱時期にこのような映画ができるという事自体、何かのメッセージだと思う。
とても考えさせられる映画だった。

DVD「300」 レビュー

ザック・スナイダー監督。

300<スリーハンドレッド>特別版(2枚組) [DVD]/ジェラルド・バトラー.レナ・ヘディー .デイビッド・ウェナム.ドミニク・ウェスト.ビンセント・...
¥3,980
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スコア選択: ★★★★

スパルタの兵士300人が大量のペルシア軍と戦う話。


まず映像が綺麗。
色彩を調整して、光と影のコンストラストが非常に美しかった。
戦闘シーンもスピードに強弱がつけられ、血しぶきが舞うシーンでさえ美しさを覚える。
芸術作品として完成度が高い。

鍛えに鍛えられた精鋭のスパルタ軍300人。
それに対し、謎に包まれたペルシア軍は何万人いるのか…
たとえ、一人ひとりの力が強くても、こんな数の差で敵うわけがない。
しかし、彼らは立ち向かう。国に残る人を守るために。

この決死の覚悟で戦うペルシア軍たちの有志が胸を熱くする。

果たして自分がこのような立場だったら、立ち向かっていくだろうか。
死ぬ覚悟で…怖いなぁ。

状況は違えど人生の中で試練というものは誰しも必ずやってくる。
そういったときに正面からぶつかって行かないといけないんだよな。
この映画の主人公・レオニダスに比べれば、今の自分の試練はなんてちっぽけなんだろう。
そう思ってがんばろう、うん。