フインキーのふんいき レビュー -2ページ目

DVD「SP 野望篇」 レビュー

波多野貴文監督。
ドラマ「SP」の劇場版。

SP 野望篇 DVD通常版/岡田准一,堤真一,真木よう子
¥3,990
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スコア選択: ★★★

テレビからの続編。
テレビドラマからの残された謎が語られる。
しかし、映画も2部作ということで、最終的な結末は次の革命篇に続くという、おあずけ仕様。


途中までとはいえ、それなりに内容はある。
ただ、きちんとドラマを見ていた人にとっては…のこと。
この映画から見始める人にとっては、色々と説明不足なところもあり内容がきちんと入ってこない可能性がある。

良い点をいくつか。
カメラワークや音の効果によりアクションシーンが格好いい。
このあたりうまいなぁと思う。

ストーリーとしては政治の権力争いなど、地味なところが描かれるためそこまで面白いものではないけど、その圧倒的な権力に対抗する尾形(堤真一)の真の姿にワクワクするものがあった。
プラス井上(岡田准一)率いるSPたちはどう立ち回っていくのか、というのが見所。

前編ということもあり、消化不良な感じで一旦終わる。
収録時間も短いので、サクッと見れるのはいいところ。
次の作品の序章としてみるのがいいのかな。

DVD「ペイ・フォワード 可能の王国」 レビュー

ミミ・レダー監督。

ペイ・フォワード [DVD]/ケビン・スペイシー,ヘレン・ハント,ハーレイ・ジョエル・オスメント
¥2,625
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スコア選択: ★★★★

中学に入学したトレバー(H・J・オスメント)は、その後の人生を変える授業を受ける。
その内容とは

もし自分の手で世界を変えたいと思ったら、何をする?

というものだった。
トレバーは考え、あることを思いつく。

3人に対して自分しかできない助けをあげよう!

そして、トレバーはその3人から恩返ししてもらう代わりに、各々自分がしてもらったように3人を助けてあげて!という恩送り(ペイ・フォワード)を伝えた。

彼は皆がこれをすることで世界は変わると思ったんだ。
そして世界は動いた。


一人ひとりの存在の偉大さを感じさせられる話だった。
1人が3人にバトンを渡し、それが続けばどうなるか?
すぐに計算できないような膨大な数になる。
そして、バドンは巡り巡って自分のもとにたくさん回ってくるだろう。

つまり、自分から与えれば、その何倍ものモノが後から返ってくるということを示している。
普段からこの心を忘れずにいれば、どれだけ心豊かな世界になるだろう。

でも、どこかでこのバトンは埋もれてしまう。
これは仕方がない。
皆自分のことで精一杯だから。

他人と比べ、常に欠乏感に苦しんでいる豊かな人々。
そのしがみついているものを手放すことで心豊かになれるんじゃない?
そうしたらきっとその何倍ものモノが返ってくるよ。

はやく気づきなさい。

DVD「映画 怪物くん」 レビュー

中村義洋監督。
藤子不二雄Aのマンガが原作です。
キャストはドラマからの続投。

「映画 怪物くん」豪華版DVD<初回限定生産>/大野 智,松岡昌宏,八嶋智人
¥5,040
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スコア選択: ★★★

ワガママな怪物くんが人間界に降り立って、人とぶつかり合い、うまくいかないことを学び、周りに助けられながら成長していく物語。
子供向けな内容です。


割りと玄人向けな作品が多い中村義洋監督なので、こういった映画は逆に新鮮で面白いですね。

怪物くんの成長ストーリー。
子供と一緒に見に行った親の方は、子供と怪物くんとを重ねあわせたのではないでしょうか。
ワガママでも、周りを助けられる心優しい子に育ってほしいな、なんて思ったり。

ワガママとは何か?

この映画でも度々話題になります。
言葉はその人の解釈によっていい意味にも悪い意味にもなります。
怪物くんのワガママはさて…どちらなのか。

アクションシーン、リアクション、ストーリー、CG、どれも大味なので、何も考えずに楽しめます。
子供と一緒に見るにはもってこいの映画じゃないかと。

DVD「サニー 永遠の仲間たち」 レビュー

カン・ヒョンチョル監督。
2011年公開の韓国映画です。

韓国映画 サニー(Sunny) DVD(3DISC)(韓国盤)/作者不明
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スコア選択: ★★★★

韓国映画は派手さはないけど、ホロリとさせられる映画が多くて好きです。
観客の心を掴むのが上手く、低予算でもしっかりした内容のものを作ります。
洋画はだいたいネタが尽きてきたようですが、韓国はまだまだ…みたい。

高校時代につるんでいた仲間たち、サニーというグループ。
そのリーダーであるチュナが病に伏し、余命2ヶ月と宣告された。
それを知った主人公・ナミは25年ぶりに仲間を集めることに決める。
しかし、思うように皆に会うことができず…


大人になった彼女たちと、子供のころの彼女たち。
それぞれの時間軸での出来事を対比させながら、友情を描いていく。

喧嘩あり、恋あり、愛情あり、とにかくはやめちゃな高校時代。
しかし、大人になってもその心は忘れないところがいい。
大の大人が高校の制服を着て、高校生に殴りこみとは。
しかも警察に捕まってもひょうひょうとしてるという。笑

この映画は主人公のナミの魅力によるものが大きい。
何にでも全力でやり、ときには失敗をし、喜怒哀楽の感情も思いっきり表現する。
そんな人間臭さがとても好感が持てた。
だからこそ周りの人を惹きつけるのだし、見てるこちらも心を揺さぶられるのだろう。

後半のダンスのシーンからラストのくだりは心を持ってかれた。
このあたり韓国のお決まりのパターンだけど、やっぱり好きだな。

この映画を見てると、周りの目を来にしてる人生なんてクソ食らえって思える。
誰しも周りが気味悪くなるくらい自分を表現できる日が来ればいいなぁ。

DVD「タイタンの戦い」 レビュー

ルイ・ルテリエ監督。
1981年のリメイク作品。

タイタンの戦い [DVD]/サム・ワーシントン,ジェマ・アータートン,マッツ・ミケルセン
¥1,500
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スコア選択: ★★★

ギリシャ神話をベースとした神々と人間たちの戦いの物語。

登場人物は
神の王・ゼウス(リーアム・ニーソン)。
そのゼウスと人間との間で生まれたペルセウス(サム・ワーシントン)。
悪の神である冥界の王ハデス(レイフ・ファインズ)。

このペルセウスとハデスの戦いが描かれています。

まず映像がすごい迫力。
巨大なモンスターや壮大な風景はCGで描かれていて、目を奪われます。

そして物語も手に汗握ります。
スピード感があり、あっという間に見終わってしまいます。

ギリシャ神話は全く知識ありませんが、神と人間がくっつくという発想は新しいですね。
その神の子・ペルセウスは人間として育てられ、人間として生きていくことを決めます。
せっかく神の力を持ってるのにもったいない…
しかし、体は神の力がやどっているため、人智を超えた力を発揮します。

そして(悪の)神に対抗するという発想もまた面白い。
地を正し、天を正す。
天も間違うことがあるってことですね。

続編がやってるみたいなので、それも見てみたいと思います。