麻布十番の【超】が付く人気店『アロマフレスカ』の隣にあるこのお店・・・・
厳密には、同じ建物で『カーザヴィニタリア』を通って『アロマフレスカ』に入る構造になってます。
うれしい事に、厨房は同じ、シェフも原田慎次シェフですから
原田レーベル(ブランド?)の異なったコンセプトのお店が共存していると言うのかな・・・
原田シェフのモットーは「素材に対して最短距離の調理」ということですが、
なるほどSTAUB社の鋳鉄製「ココット」を用いたお料理が多い様です。
このストゥブを使った店にはミシュラン☆獲得店であるテリーヌのフレンチ店『レザンファン ギャテ』がありました。
このストゥブを使ったお料理は、
重い蓋&低温でじっくりと火を入れ素材が持つ水分を鍋の中で循環させるという『無水調理』で仕上る為、
素材は凝縮された旨みと香りを保ちながらサーブされるのですね。
前置きが長くなりましたが
こちらでのお食事のお誘いがあったので尻尾フリフリ♪いそいそとお出かけです。
麻布十番から二の橋を通り越すと夜道にスタイリッシュな明かりの建物が出てきます。
入り口入ってすぐ、一階にはワインが販売され、HPもワイン販売のものなので
エノテカという位置付けが『カーザ ヴィニタリア』なのでしょうか。。。
営業も 深夜 1:00までと、大人がゆったりお酒を共に「自分時間」を過ごすには ハイセンスで
憎いほどのシチュエーションです。
意匠は白とダークブラウンのシックなもの、トータルで点数が非常に高く感じたのはサービスです。
担当の男性スタッフのホスピタリティは最高で、本当に
微に入り細に入り心配りが素晴らしいのひとことに尽きます。
距離感もありがたく、真心に裏打ちされた確かで暖かなプロの手腕を感じました。
全員が揃うと、メニューの説明してくださる途中で質問をした
「白トリュフ」が目の前にガラスの容器のなかに神々しい姿で鎮座して運ばれてきました
下にはお米が敷かれ・・・このトリュフの香りの移ったお米料理を頂く方がいらっしゃるのですね~(*^.^*)
説明とオーダーが終わるとお料理を待つ間はオリーブが出されますが、
こんなところもエノテカという意識なのでしょう。
さて。
肝心のリストですが、二件目利用でワインを主役にする方にも対応できるよう、アラカルトが豊富で
コースは一種類ですが、アロマフレスカよりはずっと優しいお値段です♪
Sala di VINITALIA(6500円)
■菜園風季節野菜のカーザヴィニタリアスタイル(単品3200円)
出てきた大きなお皿に花が咲いたような沢山の色とりどりのお野菜♪
(セロリ、赤パプリカ、黄パプリカ、胡瓜、アンディーブ、赤アンティーブ、カブ、ラディッシュ、ういきょう、紅しぐれ大根、紅芯大根、オクラ、甘長丸オクラ、エシャロット、キャベツ、ミニ人参、日野菜カブ、この日はコース利用が4名だったので、バーニャカウダソースとゴルゴンゾーラソースの両方で味あわせて頂きました。
スタッフさんが紙に書いて下さいました(*^.^*))
個人的にはやっぱりアンチョビの塩のパンチの効いたバーニャカウダに軍配かな~☆
お野菜が甘いですが、中には辛目の大根やエシャロットもありで緩急があって楽しい一皿です。
しかし、相当な料なので腹こなれはいいとしてもすべて平らげるとあとがきつくなるかも・・・
でも、お野菜LOVEな私にはまさに「お花畑」でした♪
■お好みの前菜「フォアグラのコトレッタ」(+400)(単品1800円)
チョイス大正解でした☆
私の大好きなイタリア風フォアグラコロッケは
相当に外側の衣がカリッとしっかりして中のフォアグラがトロフワ~、
添えられた半熟卵をソースにして絡めていただきます。
「何でこんなに衣が薄くてカリッと感が強いんだろう。。。」と思いながら
中身のフォアグラの油を逃がさず、余分な揚げ油をまわさない手法のお料理に舌鼓を打ちました☆
■手打ちパスタ 又は お米の料理(コースチョイス全員が同じ物をお願いするシステム)
「タラバ蟹、毛蟹。渡り蟹のリゾピラフ」(+600円)(単品2000円)

この日はいいタラバが入荷したとのこと、全員一致でお願いしました。
出てきたストゥブの中のリゾピラフは、まさに水分の多いピラフ、又は水分の少ないリゾットで
若干アルデンテに仕上げられたピラフは渡り蟹を長男、毛蟹を次男とする甲殻類のエキスをたっぷり吸って
上にはドドーーン!とジューシーで薫り高いタラバ蟹がブリブリ乗っていました。
食べ応えも満点☆。香りもエキスの甘みも旨みも余すところ無く楽しめる一品です。
素晴らしい!!
■本日の軽いメイン料理(コースチョイス全員が同じ物をお願いするシステム)
「もち豚のロースト モスタルダとラディッキオのグラタン添え」(単品3800円)
相当に長い時間60-70度で火を入れたもち豚はロゼ色で美しく、
油も程よく全体にまわって上質のお料理になっていました。
モスタルダとは、冬の保存食で果実や野菜のジャムに香辛料などが入った調味料のような物で
今回は杏をマスタードシロップでつけた物だとのこと。
ラディッキオは赤いチコリです。
油は肉全体にオイルコートをまわすために、あえて多めに残してあったような気がするので
お好みで塊部分は取り除いて頂いてもいいかもですね。
■野菜のココット(コースチョイス全員が同じ物をお願いするシステム)(単品800円)
「石川芋」
里芋の一種ですが、ココットの中で味に深みを出すためにラードが乗せられて旨みが足されて
いました。さすがです☆
■シンプルパスタ
「アーリオオーリオ」(単品800円/30g~2000円/100g)
コースの場合には量は好きなだけ選べます。
かなりお腹がいっぱいだったので、控えめに30gをお願いしましたがこれが美味しくって・・・
もっと多い分量をお願いすればよかった~(*^.^*)
■ドルチェ(好きな物をチョイスできます・・・単品800円)
「和梨のコンポート フロマージュブランのジェラート添え」
洋梨と違い、主張しすぎず風味も優しいですね。
なのでジェラートと引き立たせあって上品なドルチェで満足でした。
さっぱりと頂けてありがたかったです。
■カッフェテリア(300円~
キャラメルミルクティーなんていうのもありますが、かなりお腹に溜まっているので
やはりエスプレッソやハーブティが合いそうです☆
全体的にシッカリとした味付けで、ワインのあてにぴったりなお料理、
素材勝負でその旨みやジュースを逃さないお料理はとても食べ応えのあるものです。
ワインを片手に頂くのが本当でしょうが、実は今回はお酒は頂きませんでした。
アロマフレスカとの違いは一般人的に端的に言うと「値段」と「塩加減」そして次に解り易いのが「コンセプト」なんでしょうか・・・
しかしながらコースお料理としても前菜のコルトレッタから心底 感動し、
絶品だったリゾパスタ、菜園風季節野菜は塩分も強くなくいただけました。
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上質なサービスでワインを適度に頂いても良心的安心価格でいただける一流店。
是非、「大人の楽しみ」で使いたい空間と時間です(*^.^*)
Casa Vinitalia (イタリアン / 麻布十番、赤羽橋、三田)
★★★★☆ 4.0