ログハウス・ビルドのブログ -8ページ目

組み建て開始

 

秋日和の中、いよいよ組み建てが始まります。

 

 

先ずはブルーシートが外され、これから梱包が解かれます。

 

 

メーカーの資料を見ながら打ち合わせをし

 

 

組み建て図とログ梱包図を確認しますが、番号が全く違う事が判明。

 

 

広い敷地に助けられ、全てのログを加工・サイズごとに仕分けする事が出来ました。

 

 

先ずは、防水ルーフィングを天端に設置された束石の上に、一段目が準備され

 

 

要所に防水コーキングを入れながら

 

 

更に次々と一本ずつ組まれていきます。

電気屋さんにもお出で頂き、棟梁と共に上下緊結用ダホ穴の中から選択して、電気配線用の穴を確保してもらいました。

 

 

コーチスクリューで束石の羽子板とログが固定されていきます。

 

 

ダボを打ち込まない様に、電気配線用の穴の場所には青いテープ。

 

 

今回は東西のログ壁を入れ替えて左側に窓がきて、南面はログを反転してドアを右側に窓を左側にもっていきます。

 

 

順調にログが組み上がっている様に見えますが

 

 

多くのログに反りや捻じれが有り、荷締めや矯正器具を使って四苦八苦。

 

 

下げ振りで確認しながら

 

 

道板を斜めに取り付け

 

 

垂直具合をあちこちで何回も確認しながら、力技で矯正しています。

 

 

しかしながら、好天にも恵まれ、ベテラン大工さん達のお蔭で、予想以上に組み上げる事が出来ました。

天窓のブラインド修理

ベルックス社にお願いして、鹿児島市の天窓修理代理店から腕利きのプロを派遣してもらいました。

 

 

私の腕では如何ともしがたかったブラインドが、優しく丁寧な棒捌きで素直に動くようになり

 

 

これで、今後も大きな明かりを室内にもたらし、換気にも活躍してくれる事間違いなしです。

 

 

ついでに、別な天窓から外れていた取っ手もがっちりと設置し直してもらいました。

 

 

雲に覆われていた桜島が、西からの陽光を浴びながら、姿を見せようとしています。

キット到着

 

神戸港の倉庫からキットを運んできた10トントラックが、予定より早く来てくれたものとみえ、偶然にも途中から一緒になり前後して到着しました。

 

 

全体を覆っていたシートが外されると、中から4つの大きな梱包が出現。

 

 

地盤が少しゆるいので10トン車はこれ以上バック出来ません。

その横に4トンユニック車が並べられ

 

 

先ずは、各種板類や注入材等の一番重い梱包と、その上の2段増しログが

 

 

慎重にゆっくりと吊り上げられて4トン車の荷台へ。

 

 

三列に枕木が用意された場所へ移動し

 

 

90度回転させて一番奥へ下ろされていきます。

同様にしてログが詰まった二つの梱包も、手前に並べられました。

 

 

最初に組み建てるログの梱包を右側の基礎近くに置き、来週月曜日からの建築開始を待ちます。

生コン打設

 

土間高の目印が付けられた鉄筋が要所に立てられ、

 

 

犬走りの外周となる厚板には墨が弾かれて釘が打たれ、

 

 

束石の側面にも高さの目印が準備されました。

 

 

大き目の石を下に置き、鉄筋を浮かせています。

 

 

生コン車が到着。

 

 

一輪車で生コンを受け、先ずは反時計回りに外周部に敷き詰めます。

 

 

充分に練られた生コンが勢い良く出て来ます。

 

この後、重い一輪車が倒れない様に動き回るのが精一杯で、写真撮影を失念しておりましたが、ベテランが振動機を使って隅々まで丁寧に生コンを行き渡らせました。

 

 

お二人の連携で、中央部を幾らか高くしながら、少しずつ予定の高さに均されていきます。

 

 

そして金ゴテを使い分けながらしっかりと押さえられ、

 

 

犬走りの隅は角ばらない様に専用のコテが使われています。

 

 

水糸を張って基礎造作の測りとして働いた貫が外されました。

 

 

良い天気で生コンの固まりが早く、水を振り掛けながらの仕上げ作業が続き、

 

 

最後にインスタントセメントを加えながら、犬走りがきれいに磨かれていきます。

 

 

明日から曇りのち雨予報ですが、しっかりと固まった土間コンには程良い湿り気となりそうです。

 

 

10日(火)神戸港の倉庫を出発したログハウスのキットは、11日(水)の10時に現場到着の予定。

 

基礎工事3

 

ログを載せる高さ270mmの束石16個が終わり、続いて外付け造作部分の高さ210mmの束石9個が、ログ本体の直ぐ北側に設置されていきます。

 

 

束石を載せた生コンが固まると、余計に盛り上がった周囲の生コンは砕かれ、全体が台形に整えられました。

 

 

そして、掘り下げて砕石で固められた場所に

 

 

犬走りの外周となる生コン止めの厚板が取り付けられ

 

 

大量の生コンの重圧にしっかりと耐えられる様に

 

 

後ろから木材を組み合わせて補強が施されていきます。

 

 

大工さんや基礎屋さんの知恵と経験が各所に活かされ

 

 

束石の据え付けが終わりました。

 

 

最後に、直角に曲げたり、重ね部分を計測してカットし、深堀した犬走り部分に鉄筋が並べられ

 

 

番線でしっかりと組み合わされ、後は明日の生コン打設を待ちます。