17年点検
建築して丸17年を迎えた小林市の岡原さんのお宅へ伺いました。
懸案だったデッキが縮小されて、
南側がスッキリしています。
西側も三分の一がカットされ、これから床板が何枚か交換される予定です。
メダカの泳ぐ沢山の大鉢には可憐な蕾。
ストーブ用の薪も沢山準備され、長期間掛けて乾燥されています。
夏の間、強い陽射しを遮るのに活躍する寒冷紗。
そして寒い季節には薪ストーブ。
今年の春50才を越えて、市役所を早期退職されたご主人。
準備されていた仕事を直ぐに創業され、順調な滑り出しでご多忙の様子です。
キッチンなどの水回りも問題無し。
和室や二階の居室なども特段の不具合無し。
洗面台・洗濯機・システムバスの下。
システムバスにも水漏れの気配は有りません。
トイレや
キッチンの下も問題無し。
薪ストーブの外気導入口。床下の補強もしっかり効いています。
最後にご夫妻の写真を撮らせて頂き、完了。
床下に貯蔵されていた12年ものの梅酒を頂いて帰りました。
建築時にはまだかわいい赤ちゃんだった娘さんは、専門学校を来春卒業して社会人になるとか。
こちらが年取るのも、むべなるかな・・ ^^;
打ち合わせ
延岡市行縢(ムカバキ)町で住宅を計画中の棚川さん宅に伺いました。
早く着いたので、10年前に建てた山小屋の跡を見に行きました。施主の亡くなられた後に移築され、敷地は生い茂る背の高い雑草に覆われていました。
その横には行縢山の雄岳と雌岳。
遥か南まで山々が連なって見える景色は、何も変わらず素晴らしいものでした。
ひでじビールの入口前を通り、その奥に予定地が有ります。
住宅配置予定の白線の上には行縢山、竹林の向こうに77m流れ落ちる行縢の滝が隠れています。
様々に考えられた間取りプランの到達点の一つは立体化され、
屋根を外すと二階の空間、
更に細かく間仕切られた一階と、緻密に作られています。
一年近いブランクの間にも、様々な間取りを検討された様子で、
現在の最終プランも立体化されていました。
屋根の角度を変え
北側半分が二階建てになり、子供部屋二つとロフトになっています。
三時間近く様々な内容で話し合いを重ね、今日から具体的に動き始める事になりました。
左の住宅の手前を通る道の最奥部が棚川さんの予定地。
「ひでじビール」の入口から行縢の滝をゆっくり拝見して帰途に就きました。










































