床下造作
床下の造作が始まりました。
「隅付け」・・・基礎に建物の芯が墨で描かれていきます。
ブルーシートが外されて、最初に現れてきたのは「防腐防蟻剤加圧注入材」。
125×125mmの「土台」と95×95mmの「大引」
主要な場所に土台が載り、その間に大引が渡されます。
大引を支えるのは「鋼製束」
土台と大引の上に、45×70mmの「根太」が載りました。
根太の上には構造用合板12mmと床板28mmが載り、床板がログ下にきっちり納まるように、40mm強の「スペーサー」がログの下に敷設されました。
ログとスペーサーの間には防水用の板金「出隅」が設置されています。
工事終盤には根太の間に50mmの「断熱材」が取り付けられます。
出窓FIXガラス取替え
内村邸で結露・錆の出だしたFIX窓を交換致します。
アルミクラッドの外部枠とガラスの間にある、防水シーリング剤をカッターで切って離します。
吸盤をガラスに取り付けて、少しずつ枠とガラスを離していきます。
ようやく外れそうです。
どこから空気が進入したのか分かりません。二枚のガラスは四方ともシーリングゴムでしっかりと密閉されているように見えます。
押し縁の四つ角接点を45°にカット。
細かな作業が続きますが、押し縁が隙間無くきれいに収まるか仮の取り付けです。
新たなペアガラスが登場しました。
外部では四辺のシーリング。
押し縁を小さな釘で留めていきます。
最後に、マスキングテープを張って、
内部のシーリング。二時間半で完了致しました。
キット到着・荷降ろし
大塚町の広い駐車場を拝借し、フィンランドからようやく届いたコンテナの、荷降ろし
が始まります。
博多を朝4時に出発したコンテナが到着致しました。
ユンボも到着。
那須さんのお父様に封印を切ってもらいました。
ユニック車を舞台にして、引き出しては吊り上げる作戦です。手前右側の最初の梱包は「窓」。
先ずは「窓」2梱包が降ろされました。
メーカーが取り付けておいたくれたベルトを、少しずつ真っ直ぐ引き出していきます。
ここまで引き出して、次は13トンのラフターで吊り上げます。
天井目一杯の高さまで梱包が重ねられています。どうやって入れたのか、頭がつかえて出てきません。梱包を載せたパレットの角材を壊して、何とか引き出されました。
時折小雨の降る生憎のお天気でしたが、全てがしっかりと梱包されていますので、一部破れた個所をガムテープで防水しながらも、作業は順調に進んでいきます。
建築現場に全ては置けませんので、近くに仮り置き場を二ヶ所お借りしました。そちらへ運ぶ梱包には「B」・「C」と書かれここにまとめられていきます。
一階の壁を構成するマシンカットログの梱包が出てきました。一つで1.5~2トンになるログの梱包は5つ。
ユニック車を舞台に、ユンボで引き出して、ラフターで吊り上げる作業がスムーズに進んでいます。
二台目の開封。
こちらは大型の「外部ドア」が最初です。
床下で使う防蟻剤加圧注入材は裸のまま。
一番長い棟木や母屋が出てきました。
早い段階で使う梱包には「A」と書かれ、こちら側に置かれていきます。
31梱包、総重量32トン。全ての梱包が無事降ろされました。




















































