そこがヘンだよレザークラフト_トップコート編 | 皮革用塗料の専門家

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(豆まきした?

 

 

*ぞーさん

 

 

今日はそこがヘンだよレザークラフトについて書いていきます

 

*けっして喧嘩を売りたいわけでは無く、思ったことを忖度無しで書き殴るのをポリシーとしています。あしからず。。

 

レザークラフターって括りだけど、ブランドリペアも該当する

そのぐらいトップコートって間違って捉えている人が多いと思うのね

 

 

一般的にトップコートとは・・・塗装工程のうち、最後に行う塗装のことを指します。 いわゆる「上塗り」ことです。 トップコートは塗料の仕上がりを決める工程で、模様や光沢、色などがこの工程で決まります。

 

ググってきたけど、だいたいそういうことね。

 

ここで気を付けないといけないのは固定観念

というより安易にイコールとか、安易に紐づけないコト

 

トップコートは○○が最強ですよっていうのは簡単

最強で言ったら、ウレタントップで間違いない

 

でもね、強いだけが正義じゃない

それがでしょ( ー`дー´)キリ

 

「トップコートは何が良いのでしょうか?」

 

こんな唐突な、トップコートを履き違えた質問が多いような気がする…

 

染料が色落ちするとか。顔料が色落ちするとか。。

それらをトップコートでどうにかしようっていうのが間違いね

 

前述の定義の通り、トップコートは最終工程を指すだけで最強ではない…

トップコートでどうにかなる!という考えをやめるべき

 

トップコートは最後に行う塗装であって、それまでの塗装のすべての欠点を改善できるほど超優秀ではない

磨き映えを求められる皮革用だから、硬めで磨耗性の強いラインナップが多いだけ

 

手染めした染料が色落ちするなら、色落ちしづらい配合工程を組むべき

Lizedなら下地にプラントオイルを塗っておくことで染料の使用量を少なくする設計

 

顔料が色落ちするのなら、根本的にミスマッチな塗料或いは配合工程なのでは?と疑うべき

Lizedのエッジカバーは割れない剥がれない色が落ちないという強度を重視した設計

 

トップコートだけで改善しようという考えを外すさないと配合工程は組めません

トップコートは・・・軽く添えるだけ、サンドウィッチのパセリのように。

 

目的と状況に合わせて、塗料を配合して工程を組み合わせる

その最後の塗装がトップコートなだけね

 

艶感とか感触とか。微妙な調整ができるのがトップコートだと思うのね

だからこそ選択肢を多く持つことが大切というより絶対である

 

守るべき何かがあって固執するのは否定しないけどね(でも、そんな時ある?

 

状況と目的によって使い分ける

 

レザークラフターにとっては下地や革の名前が同じだけで、状態は異なる

ブランドリペアにとっても、製品名は同じでもダメージ状態は異なる

 

なのに1種のトップコートでどうにかしようって間違ってませんか?というお話

 

そのうち実践編を書きますので、お待ちくださいませ♪

 

 

つづく

 

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