ダイニング椅子選びへ
25坪の家着々と進んでいます。
外壁の色も決まり、年内には足場を外したいなというところです。
先日、友人でもあるマスタープランさんが手掛けるマンションリノベーションの見学会に行った際に、木と工房家具のJクオリアさんところで扱っている「宮崎椅子」が展示されていたので、ちょこっと坐ってみることにしました。
床には杉、壁には珪藻土、明るすぎない、ふんわりとした黄色の照明の空間の中で、カイのno42の椅子に座りキラキラと光るりビング越しに見える海を眺めていると時間軸がちょっと止まったような居心地の良さを感じました。
「贅沢な空間だわ。」
その時に椅子っていいなと率直に感じました。
居心地のいい空間に「長く居続けるためのアイテム」として家具は非常に大事な要素だと感じることができたんです。
早速、現在手掛けている「25坪の家」のお客さんが新築と同時にテーブル・椅子を新調と聞いていたので、さっそくお誘いし、木と工房家具のJクオリアさんに一緒に行くことにしました。
お施主さんは奇抜なものよりも、飾り気がなく素朴で、人肌を感じることができるものが好きなので、「宮崎椅子」は気に行ってくれると確信していました。
いろんな椅子に何回も座り、座り心地を確認して
結局、椅子を三脚を購入することになったのですが、
そのうちの1脚の小泉誠さんの新作、bochairはいい意味で裏切られました。
スポーク構造のウィンザーチェアーで、見た感じデザイン優先の椅子のように見えますが、座ってみると、絶妙な曲線を描いたスポークが背中にとてもフィットするんです。背中を優しく包み込んでくれる感じが、ここち良かったです。
まさしく、座り心地のいい何時間でも座ってられる椅子でした。
やっぱり椅子って実際に座ってみて肌で感じるもんです。
写真のものは樹種がウォールナットですが、部屋の雰囲気を考えて、ナラ材を選びました。
納品されて、部屋の中に入るが楽しみです。
あと、2脚は
私が一押しでお施主さんに強く勧めたカイ・クリスチャンセンのno42。
1940年にカイ・クリスチャンセンがデザインした北欧デンマークのヴィンテージ家具。
近年デンマークでは技術の高さから造られておらず、蘇らせたのが宮崎椅子製作所さんだったみたいです。
椅子に座った時にほかのファブリックの椅子の座面よりもなんだかふんわりとした優しい感じがしてお尻がきもち良いと思ったのですが、これは、通常の椅子は座面にはベニヤを敷き込むのですが、no42はベニヤではなく「ダイメトロール」というクッション素材を使って座り心地をさらに良くしているみたいです。
もうひとつ、背面がリクライニングするので、首がとても楽です。
この椅子はさすがこだわっているだけのことがあって。座りながら寝れるわと思いました。
私も家族ができたら真っ先に買いたいと思います!
あと、村澤さんのpepe
宮崎椅子さんの中でも特に人気の椅子。
座面も広くて座り心地も良かったです。
写真の樹種と同じチェリーを選びました。
赤味の木はキレイですよね。
結局約三時間くらい選んでいました。
特に、座面のファブリックの色選びで結構悩みました。
落ち着いた色が好みのお施主さんと小さいお子さんもいるので少し明るめの色がいいんじゃないかと主張する私。
どの色も間違いがないと感じていたのですが、3脚並べながらどの色がいいか悩み悩みました。
その時間はとても贅沢で、楽しい時間でした。
椅子ってずっと使い続けることができる一生もので、座り心地のいい椅子ってずっと座っていても苦にならないんです。
椅子に座って、いい景色を見ながら、ぼっーとして、いつの間にか寝てしまう。
それこそが贅沢な過ごし方ではないかと思いました。
ぐーたらな私だからでる発想なのかもしれませんが…。
外壁の色も決まり、年内には足場を外したいなというところです。
先日、友人でもあるマスタープランさんが手掛けるマンションリノベーションの見学会に行った際に、木と工房家具のJクオリアさんところで扱っている「宮崎椅子」が展示されていたので、ちょこっと坐ってみることにしました。
床には杉、壁には珪藻土、明るすぎない、ふんわりとした黄色の照明の空間の中で、カイのno42の椅子に座りキラキラと光るりビング越しに見える海を眺めていると時間軸がちょっと止まったような居心地の良さを感じました。
「贅沢な空間だわ。」
その時に椅子っていいなと率直に感じました。
居心地のいい空間に「長く居続けるためのアイテム」として家具は非常に大事な要素だと感じることができたんです。
早速、現在手掛けている「25坪の家」のお客さんが新築と同時にテーブル・椅子を新調と聞いていたので、さっそくお誘いし、木と工房家具のJクオリアさんに一緒に行くことにしました。
お施主さんは奇抜なものよりも、飾り気がなく素朴で、人肌を感じることができるものが好きなので、「宮崎椅子」は気に行ってくれると確信していました。
いろんな椅子に何回も座り、座り心地を確認して
結局、椅子を三脚を購入することになったのですが、
そのうちの1脚の小泉誠さんの新作、bochairはいい意味で裏切られました。
スポーク構造のウィンザーチェアーで、見た感じデザイン優先の椅子のように見えますが、座ってみると、絶妙な曲線を描いたスポークが背中にとてもフィットするんです。背中を優しく包み込んでくれる感じが、ここち良かったです。
まさしく、座り心地のいい何時間でも座ってられる椅子でした。
やっぱり椅子って実際に座ってみて肌で感じるもんです。
写真のものは樹種がウォールナットですが、部屋の雰囲気を考えて、ナラ材を選びました。
納品されて、部屋の中に入るが楽しみです。
あと、2脚は
私が一押しでお施主さんに強く勧めたカイ・クリスチャンセンのno42。
1940年にカイ・クリスチャンセンがデザインした北欧デンマークのヴィンテージ家具。
近年デンマークでは技術の高さから造られておらず、蘇らせたのが宮崎椅子製作所さんだったみたいです。
椅子に座った時にほかのファブリックの椅子の座面よりもなんだかふんわりとした優しい感じがしてお尻がきもち良いと思ったのですが、これは、通常の椅子は座面にはベニヤを敷き込むのですが、no42はベニヤではなく「ダイメトロール」というクッション素材を使って座り心地をさらに良くしているみたいです。
もうひとつ、背面がリクライニングするので、首がとても楽です。
この椅子はさすがこだわっているだけのことがあって。座りながら寝れるわと思いました。
私も家族ができたら真っ先に買いたいと思います!
あと、村澤さんのpepe
宮崎椅子さんの中でも特に人気の椅子。
座面も広くて座り心地も良かったです。
写真の樹種と同じチェリーを選びました。
赤味の木はキレイですよね。
結局約三時間くらい選んでいました。
特に、座面のファブリックの色選びで結構悩みました。
落ち着いた色が好みのお施主さんと小さいお子さんもいるので少し明るめの色がいいんじゃないかと主張する私。
どの色も間違いがないと感じていたのですが、3脚並べながらどの色がいいか悩み悩みました。
その時間はとても贅沢で、楽しい時間でした。
椅子ってずっと使い続けることができる一生もので、座り心地のいい椅子ってずっと座っていても苦にならないんです。
椅子に座って、いい景色を見ながら、ぼっーとして、いつの間にか寝てしまう。
それこそが贅沢な過ごし方ではないかと思いました。
ぐーたらな私だからでる発想なのかもしれませんが…。
土壁 荒壁
土を塗っている動画を少し撮ったので、UPしておきます。
下の動画は土にスサを混ぜ、土をポンプを通して、ホースで流すために、水を加え、硬さを調節しているところです。
いとも簡単に塗ってる様がかっこいい。
鏝板にいとも簡単に土をのせていますが、かなり重たくて、私の場合左手一本では持つことさえできないですよ。
左官の仕事って、豪快かつ繊細。
人の手でしたとは思えないくらい、壁の表面が平滑に。
一人前になるためには最低10年はかかるそうです。
年月かけて修行をし、人ができないことをいとも簡単にしてしまう。
かっこいい。
ホースからでてくる土をみてると、スッキリした感があって、癒されます。
ついでに建物横の里道から外観を撮ってみました。
現地に行くと妙見山の通り道みたいで、よく声をかけられます。
いつオープンするんですか?パン屋ですか?カフェですか?旅館ですか?
と住宅とは思えないらしいです。
あと、
ここを設計した人は?と聞かれ、「私なんですが」、と答えるとびっくりされます。
わからないらしいです。
服装がゆるすぎるんでしょうか?顔が栄えないんでしょうか?
下の動画は土にスサを混ぜ、土をポンプを通して、ホースで流すために、水を加え、硬さを調節しているところです。
いとも簡単に塗ってる様がかっこいい。
鏝板にいとも簡単に土をのせていますが、かなり重たくて、私の場合左手一本では持つことさえできないですよ。
左官の仕事って、豪快かつ繊細。
人の手でしたとは思えないくらい、壁の表面が平滑に。
一人前になるためには最低10年はかかるそうです。
年月かけて修行をし、人ができないことをいとも簡単にしてしまう。
かっこいい。
ホースからでてくる土をみてると、スッキリした感があって、癒されます。
ついでに建物横の里道から外観を撮ってみました。
現地に行くと妙見山の通り道みたいで、よく声をかけられます。
いつオープンするんですか?パン屋ですか?カフェですか?旅館ですか?
と住宅とは思えないらしいです。
あと、
ここを設計した人は?と聞かれ、「私なんですが」、と答えるとびっくりされます。
わからないらしいです。
服装がゆるすぎるんでしょうか?顔が栄えないんでしょうか?
土壁の土を塗る
土を塗るということで、ちょっと塗らせてもらいに行ってきました。
現場に着くや否や、なんともいえない独特の土の匂い。
いいなこの自然の匂い。
左官屋さんが片手にもった鏝板にたっぷり土をのせ、いとも簡単に壁に塗る込んでいるのを見て、
まあ自分もできるかな
と思っていたのですが・・・
鏝板にのった土を片手で持つことさえ難しい。すぐに左手がパンパンに。
鏝板にのっている土を鏝で掬い上げるのもやっとのことで、壁にうまく塗れず、足元に土をポタポタと落としているだけという始末。
全く役に立ちませんでした。
お施主さんも後から参加して一緒に塗りました。
私も小さい時に両親に家を建ててもらった記憶の様に、お子さんもほんの片隅でも、家づくりをしていたことを覚えてくれたら嬉しいな。
左官屋さんもお施主さんに優しく塗り方を教えてくれる様子を見ると、もの作りはほんといいなと思いました。
左官の仕事がどんどん減ってきて、左官屋さんになりたいという人も減ってきているみたいです。
昔は苦労をしても、手に職をつけることをしたいと私も含めて思ったものです。
「人に真似できない仕事」はなくならず、継承していってほしいし、そういう人になって欲しいなと思います。
現場に着くや否や、なんともいえない独特の土の匂い。
いいなこの自然の匂い。
左官屋さんが片手にもった鏝板にたっぷり土をのせ、いとも簡単に壁に塗る込んでいるのを見て、
まあ自分もできるかな
と思っていたのですが・・・
鏝板にのった土を片手で持つことさえ難しい。すぐに左手がパンパンに。
鏝板にのっている土を鏝で掬い上げるのもやっとのことで、壁にうまく塗れず、足元に土をポタポタと落としているだけという始末。
全く役に立ちませんでした。
お施主さんも後から参加して一緒に塗りました。
私も小さい時に両親に家を建ててもらった記憶の様に、お子さんもほんの片隅でも、家づくりをしていたことを覚えてくれたら嬉しいな。
左官屋さんもお施主さんに優しく塗り方を教えてくれる様子を見ると、もの作りはほんといいなと思いました。
左官の仕事がどんどん減ってきて、左官屋さんになりたいという人も減ってきているみたいです。
昔は苦労をしても、手に職をつけることをしたいと私も含めて思ったものです。
「人に真似できない仕事」はなくならず、継承していってほしいし、そういう人になって欲しいなと思います。
土壁の値段
竹小舞完成です。
最近よく「土壁ってなんぼするの?」と聞かれるんで、ちょっと紹介を。
竹小舞ですが、3300/㎡円といったところでしょうか。
あと、荒壁で、2750/㎡ 中塗り 3200円/㎡ 仕上げ材は今回は中塗りで仕上げとするのでなし。
ですので、土壁に掛かる費用は9250円/㎡となります。土運賃別9000円×3台くらいかな。
30坪(壁面積)の家ならば、100㎡×9250円/㎡=925000円
内部の壁をオール珪藻土にしてる自然派のお家って結構ありますよね。
内部の壁を全て珪藻土にした場合
1900円(材工)+3500円=5400円/㎡
この数字をみると、家の内部を全部左官仕上げにするのであれば、
プラス(9250-5400)円/㎡×100㎡=385000円だして土壁にしたしまったほうが得な気がします。
60mmの土壁のほうが、プラスターボード+珪藻土よりも、当然調湿性、蓄熱性が高いので、
ランニングコストである冷暖房費で40万の差は軽くペイできそうな気がします。
夜の竹小舞もなんだか、風情がありましたの写真を。
いよいよ、今週末から荒壁を塗っていきます。
荒壁は仕上げじゃないので、私にもできそうなので、やらせてもらお。
土あそびをしに行くつもりなので、戦力にはなりませんが・・・
竹小舞からニョキッとでてる給水管がなんか面白い。
最近よく「土壁ってなんぼするの?」と聞かれるんで、ちょっと紹介を。
竹小舞ですが、3300/㎡円といったところでしょうか。
あと、荒壁で、2750/㎡ 中塗り 3200円/㎡ 仕上げ材は今回は中塗りで仕上げとするのでなし。
ですので、土壁に掛かる費用は9250円/㎡となります。土運賃別9000円×3台くらいかな。
30坪(壁面積)の家ならば、100㎡×9250円/㎡=925000円
内部の壁をオール珪藻土にしてる自然派のお家って結構ありますよね。
内部の壁を全て珪藻土にした場合
1900円(材工)+3500円=5400円/㎡
この数字をみると、家の内部を全部左官仕上げにするのであれば、
プラス(9250-5400)円/㎡×100㎡=385000円だして土壁にしたしまったほうが得な気がします。
60mmの土壁のほうが、プラスターボード+珪藻土よりも、当然調湿性、蓄熱性が高いので、
ランニングコストである冷暖房費で40万の差は軽くペイできそうな気がします。
夜の竹小舞もなんだか、風情がありましたの写真を。
いよいよ、今週末から荒壁を塗っていきます。
荒壁は仕上げじゃないので、私にもできそうなので、やらせてもらお。
土あそびをしに行くつもりなので、戦力にはなりませんが・・・
竹小舞からニョキッとでてる給水管がなんか面白い。
昔懐かしい竹小舞
ほたるの家
いよいよメインの土壁工事が始まります。
土壁を塗るための下地、竹小舞(たけこまい)。
今回の竹は九州から入れています。


柱と柱に固定された貫(ぬき)に縦に入れた割竹をシュロ縄で編み込んでいるところです。
なかなか難しいそうですが、竹小舞屋さんはいとも簡単に綺麗な碁盤の目に編んでます。
ちょっと見苦しい動画でしたが、勘弁してください。
ちゃんちゃんこを着たおばちゃんいい味出しています。田舎のおばあちゃんをふと思い出しちゃいます。
腰にぶら下げているのがシュロ縄です。
シュロ縄って、その名の通り、シュロの木の皮から作られているんですが、丈夫で、水に強く、伸縮性があるため、昔は田植えに使ったり牛の引き綱したり、漁などよく使われているみたい。
竹小舞って編みものと似ていることもあり、昔はご近所の主婦たちでやってたらしいです。
下の写真は一面完成したものです。
キレイな碁盤の目ですよね。そこに土をねじ込んでいくんです。
両面合わせて60~70mmの土を塗るので、強度もある程度しっかりとしていないと、仕上げの左官の壁に影響してきます。
夕方に竹小舞から射す光がいい感じなんです。
土を塗ると見えなくなるものなのですが、見えなくなる部分でもこれだけ繊細に仕事ができるってすごいなと思います。
竹小舞が完成すると、いよいよ、土を塗っていきます。
わかりやすく、ほのぼのする動画があったので、ご参考まで。
いよいよメインの土壁工事が始まります。
土壁を塗るための下地、竹小舞(たけこまい)。
今回の竹は九州から入れています。


柱と柱に固定された貫(ぬき)に縦に入れた割竹をシュロ縄で編み込んでいるところです。
なかなか難しいそうですが、竹小舞屋さんはいとも簡単に綺麗な碁盤の目に編んでます。
ちょっと見苦しい動画でしたが、勘弁してください。
ちゃんちゃんこを着たおばちゃんいい味出しています。田舎のおばあちゃんをふと思い出しちゃいます。
腰にぶら下げているのがシュロ縄です。
シュロ縄って、その名の通り、シュロの木の皮から作られているんですが、丈夫で、水に強く、伸縮性があるため、昔は田植えに使ったり牛の引き綱したり、漁などよく使われているみたい。
竹小舞って編みものと似ていることもあり、昔はご近所の主婦たちでやってたらしいです。
下の写真は一面完成したものです。
キレイな碁盤の目ですよね。そこに土をねじ込んでいくんです。
両面合わせて60~70mmの土を塗るので、強度もある程度しっかりとしていないと、仕上げの左官の壁に影響してきます。
夕方に竹小舞から射す光がいい感じなんです。
土を塗ると見えなくなるものなのですが、見えなくなる部分でもこれだけ繊細に仕事ができるってすごいなと思います。
竹小舞が完成すると、いよいよ、土を塗っていきます。
わかりやすく、ほのぼのする動画があったので、ご参考まで。
25坪の家 祝上棟
25坪の家。
祝上棟です。
約2週間おきににああでもないこうでもないと打ち合わせを重ね、ついに上棟の日を迎えました。
やはりうれしいものです。
お施主さんにとっては夢のマイフォーム。
この日は忘れないことでしょう。
いつもの通り、梁は杉、柱は杉、桧です。
先月にゆずはら森林組合さんのところへ加工を見に行ったので、梼原の山が思い浮かびます。
この柱や梁などの木って当然のことなんですが、何十年もかけて育てられたものなんです。
ですので、1本1本育ち方や癖が違うんです。
綺麗な木は見えるところへ、強い木は荷が架かるところへ、水に強い木は湿気の多い床下や水周りへと、それぞれ適材適所のところへ使ってやると、いいものになります。
まあ人間と同じですよね。
それをプロデュースする側がとても肝心ということになります。
25坪のコンパクトで効率の良い住まい。
構造骨組は妥協することなく、ふんだんに利用しています。
造っていく過程を楽しみたいと思います。
祝上棟です。
約2週間おきににああでもないこうでもないと打ち合わせを重ね、ついに上棟の日を迎えました。
やはりうれしいものです。
お施主さんにとっては夢のマイフォーム。
この日は忘れないことでしょう。
いつもの通り、梁は杉、柱は杉、桧です。
先月にゆずはら森林組合さんのところへ加工を見に行ったので、梼原の山が思い浮かびます。
この柱や梁などの木って当然のことなんですが、何十年もかけて育てられたものなんです。
ですので、1本1本育ち方や癖が違うんです。
綺麗な木は見えるところへ、強い木は荷が架かるところへ、水に強い木は湿気の多い床下や水周りへと、それぞれ適材適所のところへ使ってやると、いいものになります。
まあ人間と同じですよね。
それをプロデュースする側がとても肝心ということになります。
25坪のコンパクトで効率の良い住まい。
構造骨組は妥協することなく、ふんだんに利用しています。
造っていく過程を楽しみたいと思います。
屋根 煙筒
屋根のガルバリウム鋼板葺き始めました。
屋根の面積も大きく、地面からも屋根が結構見えるので、見た目にも大きく影響しそうです。
勾配がゆるいので、職人さんも作業がしやすそう。
色はこの地域の景観を損なわないように、いぶし瓦に近い色。
2階のこの高さけっこう気に入ってます。
この下屋根にスノコを並べれば、そこはもうバルコニーに変身です。
薪ストーブの煙突も屋根から出すので、屋根と煙突の取り合いの工事もしていました。
なかなか見る機会が少ないので、貴重な写真。
不燃材で囲んだ450角の開口の中に煙突をさしこみ固定しています。
屋根は雨漏りの危険性が最も大きいところなので、取り合い部分は厳重に。
なかなか違和感なく馴染んでいますね。
今年のから薪ストーブ大活躍してくれることでしょう。
屋根の面積も大きく、地面からも屋根が結構見えるので、見た目にも大きく影響しそうです。
勾配がゆるいので、職人さんも作業がしやすそう。
色はこの地域の景観を損なわないように、いぶし瓦に近い色。
2階のこの高さけっこう気に入ってます。
この下屋根にスノコを並べれば、そこはもうバルコニーに変身です。
薪ストーブの煙突も屋根から出すので、屋根と煙突の取り合いの工事もしていました。

なかなか見る機会が少ないので、貴重な写真。
不燃材で囲んだ450角の開口の中に煙突をさしこみ固定しています。
屋根は雨漏りの危険性が最も大きいところなので、取り合い部分は厳重に。
なかなか違和感なく馴染んでいますね。
今年のから薪ストーブ大活躍してくれることでしょう。
屋根で遊ぶ
「屋根の上でくつろぐ」って
漫画の世界のようで、非現実的なことのように思いますが、
今回は、平屋建てにロフトがのっているようなお家ですので、屋根が低いうえに軒高を出来るだけ低く設定したので現実的になりました。
四方建物はなく、自然を上から見渡すことができる贅沢な空間です。
家族で記念写真。
子供さんが登れるんだから、安心なんがわかると思います。
また、下屋根から大屋根へも簡単に上れます。
下屋根は1寸勾配なので、ここにデッキを敷けば下の縁同様に、川のホタルの鑑賞用テラスに。
贅沢な空間です。
屋根の上って、使えるという発想が湧かないと思いますが、使うと面白い。
私はこんな必然的な偶然のちょっとした夢のある空間が大好きです。
漫画の世界のようで、非現実的なことのように思いますが、
今回は、平屋建てにロフトがのっているようなお家ですので、屋根が低いうえに軒高を出来るだけ低く設定したので現実的になりました。
四方建物はなく、自然を上から見渡すことができる贅沢な空間です。
家族で記念写真。
子供さんが登れるんだから、安心なんがわかると思います。
また、下屋根から大屋根へも簡単に上れます。
下屋根は1寸勾配なので、ここにデッキを敷けば下の縁同様に、川のホタルの鑑賞用テラスに。
贅沢な空間です。
屋根の上って、使えるという発想が湧かないと思いますが、使うと面白い。
私はこんな必然的な偶然のちょっとした夢のある空間が大好きです。
屋根 ホタルの家
ホタルの家、屋根工事です。
2階の天井は構造現しなので、いつもの通り断熱材は屋根に敷ならべる外張り断熱。
断熱材はA種押出法ポリスチレン フォーム保温板3種の65mmを使っています。
屋根の厚みをあまり分厚くしたくなかったので、トレードオフを利用して、省エネ4等級は確保しています。
上の写真は軒裏を下からとったものなんですが、穴があいているのがわかりますか?
上から見た写真。
アップの写真。(このあと、虫が入らないようにステンレスの網を貼っています。)
これは屋根の熱がこもらないようするための換気口なんです。
この軒先の穴から空気を入れて、断熱材の上の隙間を通って、棟で空気が抜けるようにしています。
換気すると、屋根の熱も逃せるし、結露も防げるので、結構これ重要なんです。
あと、薪ストーブもあるので、煙突部分の下地に不燃材。
ブログが追いつかないスペースで工事は着々と進行しています。
2階の天井は構造現しなので、いつもの通り断熱材は屋根に敷ならべる外張り断熱。
断熱材はA種押出法ポリスチレン フォーム保温板3種の65mmを使っています。
屋根の厚みをあまり分厚くしたくなかったので、トレードオフを利用して、省エネ4等級は確保しています。
上の写真は軒裏を下からとったものなんですが、穴があいているのがわかりますか?
上から見た写真。
アップの写真。(このあと、虫が入らないようにステンレスの網を貼っています。)
これは屋根の熱がこもらないようするための換気口なんです。
この軒先の穴から空気を入れて、断熱材の上の隙間を通って、棟で空気が抜けるようにしています。
換気すると、屋根の熱も逃せるし、結露も防げるので、結構これ重要なんです。
あと、薪ストーブもあるので、煙突部分の下地に不燃材。
ブログが追いつかないスペースで工事は着々と進行しています。
ホタルの家 祝上棟
ホタルの家
上棟しました。
いい天気に恵まれ良かったです。
やっぱり、この時が一番家が建つんだと実感するときです。
地面で見ていた大きな丸太もレッカーで吊るされると小さく感じました。
リビング・ダイニングのところに松の太鼓梁を入れているんです。
松なんでけっこう癖があって曲がってます。
あまり圧迫感が出ないように、下品にならないように大きさを検討したんですが、丁度いい大きさでした。
松の太鼓梁を受けるこれもまた松の丸太梁。
この梁とかは、手加工ですが、一度仮組みをしているので安心して見ていられました。
丸太に太鼓梁が刺さっているのがわかりますか?
一日で棟も上がり、引き続き、屋根の化粧板を取り付けています。
今回は登り梁ではなく、垂木を化粧にしました。
登り梁はなんとなく、重たい感じなんで、ほっそりとした垂木を尺五寸間隔で入れてみました。
屋根の下りが長いのでいい感じです。
桁の高さは間延びしないように出来るだけ低く設定しました。
この屋根の勾配のことはまた別の日に書こうと思うのですが、結構悩みこだわりました。
無事に棟が上がりホッとした一日でした。
上棟しました。
いい天気に恵まれ良かったです。
やっぱり、この時が一番家が建つんだと実感するときです。
地面で見ていた大きな丸太もレッカーで吊るされると小さく感じました。
リビング・ダイニングのところに松の太鼓梁を入れているんです。
松なんでけっこう癖があって曲がってます。
あまり圧迫感が出ないように、下品にならないように大きさを検討したんですが、丁度いい大きさでした。
松の太鼓梁を受けるこれもまた松の丸太梁。
この梁とかは、手加工ですが、一度仮組みをしているので安心して見ていられました。
丸太に太鼓梁が刺さっているのがわかりますか?
一日で棟も上がり、引き続き、屋根の化粧板を取り付けています。
今回は登り梁ではなく、垂木を化粧にしました。
登り梁はなんとなく、重たい感じなんで、ほっそりとした垂木を尺五寸間隔で入れてみました。
屋根の下りが長いのでいい感じです。
桁の高さは間延びしないように出来るだけ低く設定しました。
この屋根の勾配のことはまた別の日に書こうと思うのですが、結構悩みこだわりました。
無事に棟が上がりホッとした一日でした。