こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

おもに東京・千葉で活動しています。

野沢ゆりこのプロフィールはこちら

 

 

 

どんな人に向けて活動しているの?

 

自己否定が強い

(自分はダメ、自分が嫌い)

自分責め、罪悪感が強い

(全部私が悪い、全部私のせい)

 

そんな人が過去はどうであれ、

「私っていいな」に変わるセラピー

を目指しています。

 

 

 

2024年3月より

リトリーブサイコセラピー協会のサービスであります、

電話カウンセリングを担当しております。

こちらもよろしくお願いいたします。

 

 

師走なのでこれから一か所大掃除を始めました。

今日は冷蔵庫の大掃除をしました。

 

 

中身を一旦全部出して要らないものを捨てました。

それにしても気づかぬうちに賞味期限切れの瓶詰の多いこと!

 

 

要らないものをたくさん冷やしていたんだなあ・・・

いつの間に要らないものがこんなに増えたの???

 

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人生の晩年が幸せな人とはというテーマでシリーズで書いています。

とても1回では書ききれず、ついに8回目になりました。

今回は、⑧怒りの扱い方を間違えない について書きます。

 

 

これまでのブログはこちらです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまで7つの記事を書いたのですが、

どれも身につまされることばかりです。

 

 

無事に歳を重ねるって難事業なのだと思います。

この年齢まで生てきた自分を誉めていいのです。

 

 

老人って何歳からをいうの?というと、

調べてみたら65歳から74歳までを前期高齢者、

75歳以上を後期高齢者らしいです。

 

 

私は今何歳なのか?を言うのは控えますがニコニコ

私はまだ老人には分類されません。

 

 

老人予備軍とでも言いましょうか?

まあ、いいお年頃の中年以上、老人未満です。

 

 

書店で目についた本を手に取って読んでみました。

人生の師と仰ぐ加藤諦三先生の本です。

「人生、こんなはずじゃなかった」の嘆き

加藤諦三 幻冬舎新書

 

 

私が一番見苦しいと思う老人とは、

意地悪で怒りっぽく弱い者を虐める人です。

 

 

カスハラをする、自分よりも下と見ればマウントを取る

過去の栄光を自慢する、SNSでの誹謗中傷など

 

 

私はこういう人をよく知っております。

私の父がそういうタイプでした。

(もう故人です。当時はSNSもカスハラという言葉もなし)

 

 

昔から不機嫌でしたがよく人を見下しておりました。

直接攻撃を加えないものの、陰では悪口を言っていました。

 

 

あんな醜い歳の取り方は絶対に嫌!

でも、このままいくと、私もそうなってしまうかもしれない・・・

 

 

そんな恐怖があり、なんとかしなくちゃマズイ!と、

リトリープサイコセラピーセラピーに出会うことになった気もします。

 

 

穏やかな老人をたまにお見かけします。こちらまで穏やかになります。

一方で怒りの問題を抱えている老人も多々見かけます。

 

本書P159~

 

なぜあんなことで、あんなに怒るのか?

 

 攻撃性は、直接表現されなければ、その人の心の底に蓄積されていく。

ある人の何気ない言葉が、その人の蓄積された憎しみに火をつけてしまったということがある。

 だからちょっと人が何か失礼なことをしたというだけで怒りが収まらない。

その場に不釣り合いな怒りを表現するときには、その人の中に怒りの抑圧がある。

 小さい頃から敵意を次々に抑圧していくと、敵意がその敵意の対象から乖離して一般化する。もう誰も彼もが憎らしくなる。

ちょっと失礼なことをいうだけで、心理的に不安定になり、ベッドに入ってからも怒りが収まらない。怒りでなかなか眠れない。

やっと寝られたと思うとすぐに目が覚める。そして怒りはもっと酷くなっている。そうして暗闇の中で朝まで眠れない。

 そういうことが日常茶判事である。単なる失礼な言葉がそこまで凄い影響を持ってしまうのはなぜか?

 それは敵意が、単にある人への隠された憎しみという段階からさらに別の人への隠された憎しみと複雑に融合し、変容し複雑化しているからである。

 そうした敵意が、心の中に表現されないままに慢性化してくる。

 敵意が慢性化しているということは、その人は「すぐに怒る性格」だということである。

 特定のある人に怒っているのではない。誰であっても怒りの対象になる。そのたまたま導火線に火をつけた人に向かって、溜まった怒りが爆発する。

 

 

(途中略)

つづき

 

 何かで怒るのは自然な感情である。しかしその怒りの大きさは、怒りの原因よりもはるかに大きかったということが問題なのである。

 なんでもない日常会話のような言葉に対する過剰反応は、その人が想像を絶する蓄積された怒りを持っているという証拠でもある。

 相手の態度が、その人の幼児期の屈辱的な数々の感情的記憶をその人によみがえらせたのかもしれない。

ただ本人にはその意識はない。ただその時の相手に向かって怒りを吐き出している。

小さい頃に怒りを表現できていないから、大人になっても消えていない。

小さい頃から怒りを隠しているので、周りの人皆が嫌いになっている。

だから人には何も言いたくない。大人になれば無口で不機嫌になる。

その人の怒りが激しすぎるのは、その人が「私は拒否されたという幼児期の感情をいまだに抱えていることを示しているからかもしれない。

 

 

 

その場にそぐわない強い怒りを感じる時、

相手の何気ない言葉に過剰反応する時、

 

 

その怒りの原因はおそらく幼児期にあります。

たとえ60歳、70歳、80歳のおじいさん、おばあさんであってもです。

 

 

「怒り」は自分を守るためにある大切な感情です。

「怒り」は大切なものを傷つけられた時に感じる感情です。

「怒り」は人をつき動かす原動力にもなります。

 

 

怒りを感じた時、その場で適切に表現すれば怒りのエネルギーは消失します。

それが何かの理由で表現できなかった場合、

怒りは体の中に残り続け、いつまでも消えません。

 

 

体に残り続けた怒りのエネルギーは、

体にダメージを与え健康を損ないます。

 

 

また放出することができない怒りは、人を無力にします。

そして人が嫌いになり、自分のことも嫌いになります。

 

 

幼少期に一体誰にそんなに怒っていたのか?というと、

それは大概は親だと思います。

 

 

目の前の店員さん、受付の女性、無礼な若者に怒っているようで、

実は幼少期の時の親に怒っているのですが、殆どの人はそれに気づきません。

 

 

怒りの原因は目の前の相手ではなく、自分の内側で起こっている過去の怒りが

複雑化したものです。

 

 

自分の怒りの扱い方を間違えると幸せが遠ざかります。

人間関係を壊し、人を傷つけ、人に嫌われ、孤独になります。

 

 

怒りは相手にぶつけるよりも、ちゃんと言葉で伝える方がいいのです。

難しいですけれども。

 

 

セラピーでは幼少期に表現できなかった怒りを取り扱い、消失させることができます。未完了の感情を完了させるためにセラピーはあります。

 

 

人生の晩年にキレてばかりいるよりも穏やかに過ごしたいですよね?

人と繋がって、人と関わって、楽しい時間を過ごしたいと思いませんか?

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

このシリーズはこれにて終了です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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