カノン進行とは | Lilveria Blog -音楽制作メモ-

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最近、マルーン5がこういった新曲CDをリリースしました。

 

 

 

Memories / Maroon 5

 

 

 

 

 

素敵な曲音譜だと思いますが、この出だしのメロディどこかで聴いたことありませんかはてなマークキョロキョロ

そう。これです。

 

 

 

 

 

カノン / ヨハン・パッヘルベル

 

 

 

 

 

「カノン」

別に普段クラシックを聴かない方でもご存知な有名曲ですよねイヒ

 

 

 

 

 

マルーン5がこのカノンを引用したかどうかは、調べてないのでわかりませんけど

まあ、有名すぎるメロディなのでそこだけは引用しているとは思いますニヤ

 

 

 

「じゃあパクってんじゃん!」なんて思っちゃう方も居そうですが、

とっくにカノンの著作権は切れておりますので

もし、この曲のメロディを用いていたとしても特に問題はありません口笛

 

 

 

注意ちなみに、著作権が切れていない曲のメロディを許可なく引用するのは当然ダメですよ。

意外と知られていないかもしれませんが、盗作はかなりの重罪になるそうです。

轢き逃げよりも重い罪だとか聞いたことありますから、軽い気持ちでも絶対やっちゃダメですからね!

 

(それが例えアマチュアの曲で、

JASRAC等の管理団体に登録なくとも著作権はその人が曲を発表した時点で自動発生します)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな「カノン」でありますけど、実はJ-POPと非常に強い関係があります。

通称「カノン進行」ってご存知でしょうか?

 

 

 

いわゆるコード(和音)進行の定番でありまして、よく作曲される方なら知っているかと思います。

 

 

たまにこれ。TV番組などでも取り上げられるので、どこかで耳にしたことあるかも知れませんが

実はあらゆるJ-POPの曲に使われているんですニヤニヤ

(多少コードが一部違う場合もありますが大まかには)

 

 

 

 

 

 

これを簡潔に解説します。

解りやすく「♪ドレミー」のお馴染みの音階を使うKey in C (ハ長調・ド)に置き変えて説明しますと…

 

 

Key in Cの場合、基本で使うコードはC・Dm・Em・F・G・Am・Bdimの7種類(3和音の場合)なんですが

(CDEFGAB≒ドレミファソラシ)

この「カノン進行」というのはその名の通りカノンに倣い、

「C→G→Am→Em→F→C→F→G」という風に曲の伴奏が進むコード進行のことですウインク

 

(ちなみにコード進行自体には著作権はありませんので、マネしてもOKですグッド!

 

 

 

何故それだけ使われるかというと、非常に聴き心地が良いコード進行(ハーモニー)ラブラブなんですよね。

なので、この進行を使った曲はヒット曲が多いし

編曲をするにしても難しくない構成な上にイジりやすいので、使い勝手が抜群合格です。

 

 

 

 

 

ですので、良く言えばこれを使えば「間違いないクラッカーんですが、

悪く言えば「定番すぎるもやもやという面も。

 

 

 

こんな便利なコード進行があるなら、手っ取り早く作曲において頼っちゃいたくなりますけど…

 

 

上記の動画の例のように、昔からすでに結構いろんな曲に使われている上に

カノン進行ばかりだとオリジナリティは、なかなか広げられないかなと私は思います。

 

(カノン進行じゃないですが、は昔ある固定コード進行ばかり使っていて痛い目パンチ!見たことありますあせる

詳細は過去記事(←リンク)にて)

 

 

 

○○進行とか他にもありますけど、あくまでそれらは確立されている定番な一つの方法としてなので

他にもいろいろなコードも取り入れてみたり、数々の曲のコード進行を研究してみると

もっと作曲の引き出しの数は増えるはずです笑い泣き

 

 

 

 

 

ちなみに私。ukkiyの場合ですけど、

昔は前述の通り、あれだからこれだとか型にはまっていた所もありましたが

今はわりと適当です。

 

 

色々と作っていくうちに、一回りして結局は何でもありスタイルに行き着きましたキラキラ

今や、セオリーなんて気にせずにめっちゃ合わない変なコードもたまに使いますチョキ

こんな感じですね。私はニヒヒ

 

 

 

 

 

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