オナベになりたかった少女リクの物語が、
とうとう完結いたしました☆


書き始めた当初は、ラストは全く想像していませんでした。
およそ33歳ぐらいか、せいぜい35歳ぐらいまで書いて、
その辺で何かフィニッシュ出来れば…という漠然とした感じで書いていました。

どんなラストになるのだろう?
と、自分でも想像出来ない感じのまま、
どんどん書き進めていたら、
ありのままの「今」まで辿り着いて、エンディングにまとめることが出来ました。



お話の最初からお読み下さった方、
ほんとうに長い間お付き合い下さってありがとうございました!
15歳から始まって(番外編入れると13歳~)結局40歳まで、
タイトルに反して、25年分以上を書いてしまいました。

途中からお読み下さった方も、
最後までありがとうございました!
ぜひ最初のほうも読んでみて頂けたら幸いです。






う~ん。やっぱり、「20年」じゃタイトルに偽りアリなので、
暫くしたら「25年」に変えておこうかなと思っています(笑)


そして、ちょこちょこと読み返しながら、
文章のおかしなところを、手直し入れていくつもりです。








もしも、気が向いたら、
なにか、そうですねえ…、

例えば、これまでに登場したメンズとの再会バナシを
創作小説として書いてみちゃうとか…
リクと誰を再会させようかしら?誰のその後談がいいかなあ~…

いや、でも、これまで実話を書いてきたのに、
創作になってしまうと白けちゃいますかね?

ならば例えば、これまでに書かなかったメンズのおハナシでも
ショートストーリーで書いてみるとか…

って言っても、書かなかったメンズの話というのは
殆ど火遊び的なものだったり、疑似恋愛みたいなのだったり…
スピンオフ短編として成立するかどうか???うーむ。。。







この実話日記小説をまとめあげた事が、
どんな意味を持つのか、
何かの役に立つのか、
わかりませんが、
とにかく途中で投げ出さずに最後までまとめきる事が出来たのは、
訪れて下さる方が沢山いて下さったお陰ですし、
あたたかいメッセージやコメントで励まして頂けたお陰ですし、
本当に皆様のお陰なんです。

フラバで書けない時期があったりもしましたが、
皆様の御陰で書き切ることが出来て、
とにかく今は感謝の気持ちでいっぱいです。
うまく言えませんが、本当にありがとうございました!


(稚拙極まりないあとがきで申し訳ありません!)

松尾璃玖
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 40歳の私は会社を引退し、
趣味のスポーツに明け暮れてた。

 18歳から二十二年間、
寝る間も惜しんで仕事ばかりしてきたその分、
ささやかなご褒美の生活。

 

 そんなスポーツ三昧な日々の中、
ある時、足を骨折、入院~手術というハメになった。


 入院したのはスポーツ専門の整形外科が有名な大病院。
リハビリ室にはご老人などは一割程度、
九割が体育会系の学生や社会人アスリートたち…

 中にはプロのスポーツ選手もいる。
有名なバレエダンサー、格闘家、Jリーガーの姿も…







 手術を終えて入院中だった私も、
その中に混じって細々とリハビリ。

 ギプスの足をぶら下げ、両脇に松葉杖を抱えてやっとの移動。
磁気治療器を取ろうと、その棚の前に行った時…


「何か取りましょうか?」



「え?あ、いえ、大丈夫です。」



「どれ?取りますよ、これ?」



「あ…はい…すみません。ありがとうございます。」



 受け取ろうとしたが、渡さない彼。
彼もギプスや杖こそしていないが、足を怪我しているらしく、
歩くリハビリをしている途中だったようだ。

 30歳前後だろう。
私はサッカーの事は全く知らないけれど、
間違いなくサッカー選手であると見て取れた。



「持ってくよ。どこがいいかな?」



「え?いえ、大丈夫です、適当にこの辺でやりますから。」



「え~と、でもこの辺コンセント無いなあ…」



 そう言いながら、周りを見渡し、
リハビリ中のゆっくりした足取りで、
私の使う磁気治療器を持ってウロウロ…


「あの…、ほんと大丈夫ですから…」


「いいよいいよ、気にしないで。僕はこのぐらい歩けるから。」



「でも…」


「使える場所探すから、ゆっくり後でついて来て。」



 彼がそうやって場所を確保してくれて、
私はさっきの棚から随分離れた場所で磁気治療器を当てることに。



「すみません、ほんとありがとうございました。」


「終わったら、また僕に声かけて。持って行くから。」


「いえ、自分で…」



「ほんと、ほんと、終わったら言ってよ。」



「…すみません。」




 私がそこで磁気治療をしている間じゅう、
彼はリハビリ室内を何周もグルグルとゆっくり歩くリハビリ。

 私の前を通る度に、
私のそれが終わるかどうかを気にする素振りで通過する。




 これって、
「あの~終わりました」なんてこっちから彼に声を掛けたら、
なんだかその後会話しなくちゃいけない雰囲気だよな…

「お茶でも…」ってな話になるのは面倒だなあ…



 参ったな。どうしよ…








 いつの間にか、こういうシチュエーションを
<面倒>だと思うようになっている私。

 いつの間にか、良くも悪くも大人になったのだ。ハハハハ…










 周囲の話によると、やはり彼はプロサッカー選手だそうだ。32歳。
その名前を聞いても、サッカーを全く知らない私にはわからない。



 
 32歳の彼が私を年下だと決めつけたような接し方…
私はこの童顔のせいで
こういう扱いを受けることがしょっちゅうなのだけど、
これは増々めんどくさい。





 入院患者は手首に名前と病棟名と年齢が書かれた
リストバンドをしている。

 とりあえずリストバンドは裏返しておこう。




 若者の夢を壊さぬように…(笑)

















 恋愛の気持ちを持たなくなったリクは
いつしかもう随分と恋愛日記を書かなくなっていた。
書くことが無いのだから。



 もう恋なんてしない!と頑張ってるつもりも無いし、
もう恋なんてないんだろうな、と諦めてる訳でもない、
ただ疲れ切っていて、そんな気が起きない、それだけ。
頑なな気持ちは何も無い。


 いくら若く見えたって40代である事は事実。
もうこのまま終焉を迎えるのかもしれないし、
まだなにかあるのかもしれないし…


バツ2女の恋愛日記カミングアウト20年 ~愛ってなに?~ 失恋・SEX・モラハラ・離婚・妊娠・不倫・遠恋・虐待…私はどこへ行くのか?-inu


 ここまでの長い長い日記を振り返りながら、
死ぬ前に再会しておきたい人を思い浮かべてみたりしつつ、
私はこの日記のペンを置いた。


 いつか、また恋愛日記のペンを持つことなんてあるのだろうか…





 
 ないかな。






 あるのだろうか…






 それは、たぶん、
誰にもわからない。









       『バツ2女の恋愛日記カミングアウト25年 ~愛ってなに?~』 


《大変長らく駄文におつきあい頂き、本当にありがとうございました!
 ひきつづきこの後「あとがき」をUPさせて頂きます☆》
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 石塚さんと暮らし始めて丸三年が過ぎた…

 心に詰め込んだ鉄条網のおかげで、
平和で、ただただ愛されるだけの穏やかな日々。


 恋愛感情を持たなくなった私は、
安らかさを手に入れた。





 この癒しの日々を与えてくれている石塚さんを
大切に思ってはいるけれど、
恋愛感情とは違うし、
唯一無二の何か特別なものを感じているわけでもない。


 いつか終わりがくるのかもしれないとも思うし、
もしかしたらそうなる前に死ぬのかもしれないし、
まだまだ何年も何十年も一緒にいるのかもしれない…


 でもきっと、そのうち終わりがくる、
そう考えるのが一番自然な気もする。



 そうやって数年の癒しの関係を渡り歩きながら、
歳を取り、そのうちひとりぼっちになるのだろうと思う。




 でもそんな未来を、自然に受け入れられる自分がいる。

 悲しくないし、恐くもない。







 

 それで良いと思えている。




 私が殺した三人の子供たち…
あの子たちからの罰もまだ受けていない。

 大量殺人の罰…

 私が処刑されるその日がいつかわからないけど、
じゅうぶんに生きさせてもらった。
もう覚悟は出来てる。


 仕事も思う存分にやらせてもらった。

 夢をかなえさせてもらった。

 恋愛も、もうしたくないほど目一杯させてもらった。





 一番愛した人とは不幸な形だったけど…








 そもそも…愛って一体なんだろう?


 思い過ごしも恋のうちっていう歌があったけど、
恋愛なんてただの思い過ごしなんだろうか。
ひとときの思い込み?



 ただの思い込みで腕を丸ごと一本失ったりしないか…



 愛も、恋も、ただの幻想なのかもしれない。
幻想を信じるか信じないかだけで。

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 他人の夫と三年間、全身全霊で愛しあった。
その酬いで腕をもぎ取るハメになった。二度と生えてこない。
不倫の愛に対する、それが神の下す答えだと思う。


 だけど…、腕を丸ごと引きちぎられるほどの傷を負ってでも、
不倫を終わらせて良かった。
私はノブヒコさんを永遠に愛しているままかも知れない。
だけど、彼と別れて本当に良かった。

 どんなに凄い傷を負ったとしても、
薄汚い後ろめたさにまみれ、薄汚れたドブネズミのような、
「それでも愛なの」と必死にしがみついている
嘘にまみれた罪人の人生から抜け出せたのだから。

 たとえ腕を失っても、
堂々と青空の下で日を浴び、まっさらな希望に溢れた道が
目の前にいくつも広がっている
安らぎと笑顔に満ちた真っ当な人生を取り戻せたのだから。




 腕は二度と生えはしないけど、
血はいつかは止り、傷の痛みも消える。

 断ち切る勇気は、必ず自分を救ってくれる。

 堂々と生きていられるというのは、
驚くほど幸せだらけなのだ。



 
 覚醒剤…
もちろん覚醒剤を使用したことは無いけれど、
伝え聞く覚醒剤中毒の様子と、不倫の恋愛は酷似していると思う。

 覚醒剤を断ち切るのは地獄の苦しみ。
後ろめたくても使い続けていれば幸せでいられる。
でもそれは本当の幸せなんかじゃない。
幻覚に過ぎない。
廃人への道、いや人間でなくなっていく道でしかない。
当人はそれに気付いてないのだから悲惨だ。

 死ぬより苦しい禁断症状を乗り越えて、
覚醒剤を断ち切れば、
そこには、
想像もしなかった程の、明るくて安らかで、
天国のような笑顔に満ちた世界がある。

 不倫の恋愛は、覚醒剤とソックリ…



 
 不倫は民法上の不法行為。

 法に触れる罪悪。




 恋愛は誰にも止められない…?

 バレなければ無いことと同じ…?

 だから、バレなければ覚醒剤コソコソ使用し続けてて
アナタはそれで良いのですか?
 

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 例えば、腕が一本もぎ取られたら、
大量の血が流れ続けるだろう。


 もしかしたら、出血多量で死んでしまうかも知れない。


 体の一部を強引に引きちぎられるというのはそういう事。




 私にとってノブヒコさんは体の一部だった…






 人間の腕は、引きちぎられたら、もう元には戻らない。
いつか出血が止り、命を取り留めたとしても、
失った腕がまた生えてくることは無い。




 彼との三年間に終止符をうつと決意した時、
私は体の真ん中を丸ごと素手でエグリ取られたようだった。

 大量に吹き出し続けた血はいつしか止り、
命を取り留めたけれど、
体の真ん中にドカンと空いた風穴は元には戻らないのだ。

 腕が二度と生えてこないように。





 そこに風穴が有る限り、
それを何かで埋めようと、塞ごうと、してしまう。
たとえ自ら望まなくても、そこに何かが入り込もうとする。


 その度に、また生傷をエグる痛みが襲ってくる。




 


 そのうち、無意識に風穴の中を鉄条網で埋め尽くした私…

 何もここに入り込まぬように。





 骨が折れてもまたくっつく。

 爪がはがれてもまた生える。

 切られた傷も治る。




 だけど…、腕が二度と生えてこないように、
再生出来ない傷もある。





 ノブヒコさんという既婚者と一心同体になるまで愛しあった。

 ノブヒコさんは私の身体の一部だった。

 ノブヒコさんという身体のパーツを無理矢理引きちぎり、
私は自分の身体に、永遠に塞がらない大きな風穴を空けた。


 これは、仮に、彼とヨリを戻したところで
決して塞がるものではない。


 もぎ取られた腕と同じなのだから。

 何をしたって元には戻らない。




 仮に、彼が独り身になって、
私と一緒になったとしても、真の幸せは訪れなかっただろう。

 「略奪」という罪悪感に蝕まれて身も心も腐り落ちたか、
罪悪感に支配されて壊れた人形のようになっていたか… 



◆ ◆ ◆ ◆ ◆
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ほんと厳しいことばっか言って
申し訳ないと思ってるんだけど、
彼女があまりにも可哀想でね。
思わず言葉が止まらなくて…

渦中にいる人間だから
冷静に判断出来ないのかも知れないけど、
大の大人の男なんだから大好きな彼女のために、
ズルズルしてないで、もっとしっかりしなきゃ!


今さら一旦距離を置くっていうのは、
想像以上に物凄く強靭な意志がいる事。
あっと言う間に何だカンダと理由をつけて
ダラダラした関係に戻ってしまうのが
有りがちなパターン。
本気でちゃんと一旦友達に☆というなら、
『二人きりに絶対にならない』
『言葉・文字・態度で絶対に愛を口にしない』
これだけは死守しないと、
いくら会社で毎日会うからって、
「仲良く普通の飲み友達に戻ろう」
なんてヌルいこと言ってたら、
結局ダラダラな関係になるだけだから、
そこだけ最後にクギ刺しておきますね。

今さら距離をおく自体、
彼女にとっても寂しい苦しい切ない不幸なんです。
だけど、その場しのぎなダラダラは結局もっと不幸だから、
彼女が大事なら何としても心を鬼にして頑張ってね。

色々キツイ事ばかり言ったけど、
男なら、本当の幸せが何か、考えてあげること、
今、好きだから、今、愛してるから、
一緒にいる幸せ…っていうんじゃなく、
一点の曇りもない彼女の本当の幸せの為に
貴男が強さをみせること、祈ってます☆
──────────────────────







 このメールを送った後、しばらくして、
彼は本当に彼女を幸せにしたいと深く考えた末、
彼女とは別れる、という苦渋の決断をしたそうです。




from:リク

切れる、別れる、と言いながら、
何度もなしくずしにズルズルと
関係を断ち切れないまま続いてしまう
それが既婚者との恋愛のありがちなパターン。
そうではなく、
本当にキチンと切れたというのなら、
「やっと彼女に本物の愛を示したんだね」
と祝福してあげられます。
切ないけれど、
これが彼女が一点の曇りも無い幸せを掴む
一番の方法なのだから。
これまで彼女を苦しめて来た事は本当に最低だけれど、
貴男の愛の力で彼女を幸せにしてあげたことになる。
少しは救われるね。

失恋して簡単には心の整理がつかないように、
お互い愛し合ってるのに不倫の恋愛を解消した時は、
なおさら、ちょっとやそっとじゃ気持ちの整理は付きません。
前にも言ったけど、
私はかれこれもう十年も経つのに、
未だに泣いちゃう事があります。
それぐらい辛いです。
でもそれは、
不適切な関係に対する
罰を受けねばならないのだと思っているし、
それに、
そのまま付き合い続けていたり、
仮に略奪結婚でもしてたら、
間違いなくもっと、
永遠に罪悪感に苦しむだけの人生になってた。
だから、どんなに辛くても、
別れて良かったんだと自信をもって思える。


どんなに辛くても、
絶対に間違いなくお互いの為に良かった。
ほんと、そうだから、
ちゃんと真直ぐ前を向いて歩いて行ってね☆


ほんと、色々キツイこと言ってごめんね。
でも、貴男が卑怯者じゃなくて本当に良かった。
──────────────────────


バツ2女の恋愛日記カミングアウト20年 ~愛ってなに?~ 失恋・SEX・モラハラ・離婚・妊娠・不倫・遠恋・虐待…私はどこへ行くのか?-kumori


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高校時代の友達へのメール文のつづきです
◆ ◆ ◆ ◆ ◆



若い女性は恋愛すると生活のすべてが、
人生のすべてが恋愛になってしまう。
目の前の貴男との楽しい時間、愛しい時間に翻弄されたら、
だんだん貴男のペースに巻き込まれていっちゃうだろうけど、
そんな風になし崩しに巻き込むのは本当に可哀想。

そんなに彼女が必要だというなら、
もっとちゃんと覚悟決めて、身辺整理して、
堂々と何の障害も無い状態にしてから
迎えにいってあげなくちゃ。

当たり前のこと言いやがってと思うかも知れないけど、
結局何よりそこだよ~。


キツイ事を言うようだけど、
貴男が「身辺整理するから」なんて
彼女にほのめかすのは、ズルイよ。
本当にヒドイ手口。エゴ以外の何でも無い。
そんな事言われて、
ハイそうですか宜しく、とか、
ヤッター♪嬉しい♪なんて、
まともな神経を持った女の子なら
言えないし思えないに決まってる。
貴男に何の問題も無くなって
晴れて何の不安もなく、
公に出来る堂々とした関係になれるほうが
イイに決まってるけど、
だからと言って、
相手の家庭を壊したり、
子供との絆を壊したり、
それが予想される事を
単純に喜んだり出来る訳無いじゃん。
そんなの当たり前!

そんな貴男の側の事情なんて、
彼女の前に持ち出す事自体が、
彼女を苦しめる事なのに。
そんな事は彼女にチョッカイ出す前に、
密かに自分でカタを着けておく事だよ。
第一、彼女にそんな話を持ちかけるなんて、
自分がしようとしている身辺整理の罪悪感とか
そういったものをちゃんと一人で抱えようとせずに、
彼女も巻き込んで共犯になってもらおうと
しているようなものだもの。
どうしてそんな残酷な事をするのでしょう。
「愛している」と言いながら、
結局自分の欲求を押し付けるばかり。
本当に愛しているなら、彼女を苦しめない事、
彼女の真の幸せだけを優先すべきでしょう?

子供たちの事だってそう。
彼女のせいではなくいずれ離婚したんだとしても、
今こうなってしまってる以上、
彼女は、
自分のせいで子供たちの両親がバラバラになる、
という重荷を勝手に背負わされてるんだよ。

何不自由ない幸せな恋愛が出来るはずの
輝かしい女の子が、
その気にさせられた挙げ句に、
子供たちへの責任とかそんな事にまで
悩まなきゃいけない状況を
貴男が押し付けたんだよ?

ごめんね、キツイ事ばっか言って。

潔く自分一人で全てをクリアするまで、
彼女とも関わらず距離を置いて、
男らしく自分で誠実なケジメをつけ終わってから、
全てを終わらせてから、正々堂々と彼女に
「もう何も心配しなくていいよ」って改めて向き合う、
それが彼女に与える傷を最小限にする唯一の術。
それでも彼女には「略奪」という傷の苦しみは残る。


貴男が先走ってチョッカイ出したせいで、
そうやって距離を置く事だって、
すっかりその気にさせられてる彼女にとっては
寂しい切ない苦しみになるわけじゃん。
かといって付合いを続けながら身辺整理なんて、
共犯の苦しみを味合わせる最低の残虐行為だしね。

それと、もうひとつ、言っておきたいんだけど、
若い彼女にとっては、
貴男が今後重荷になりかねないってこと。
恋愛なんて先はどうなるか誰にもわからないよね?
今は恋愛の興奮で舞い上がっちゃってるから、
そんな事ないだろうけど、
気持ちが冷めたり、他に移ったり、
無いとは言い切れないのが人生。
だけど、
身辺整理をした貴男が
正々堂々と彼女に向き合うってことは、
彼女にとってみれば、
「妻や子供を捨てさせてしまった」
という重い責任を嫌でも背負わされる訳でしょ。
貴男が「君のせいじゃない」といくら言ったってね。
だから、もし堂々と付合えるようになったら、
とことん彼女を自由にしてあげてね。
彼女が貴男の捨て身の愛に
応えなければならない責任なんてない、
貴男を捨てようが、
もっと悩みのないキレイな幸せを選ぼうが、
彼女がハッピーでいられるための
全ての選択権は彼女にある。
残念ながら、
貴男には彼女に何も求める権利も選択権も無い。
ちゃんとクリアした後で、
とっくにバツ1で、
普通の独身男性として彼女にアプローチしたのなら
お互い対等な恋愛をする権利があったハズだけど、
そうじゃないのに自分の欲を抑えられずに
結局彼女を巻き込んだのだから、
貴男には何も望む資格はないよ。

(もう少しだけつづきます(^-^;)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
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 高校時代の男友達からメールが届いた。


 彼とは最近再会してメル友のような感じだった。
そのメールは唐突にも恋愛相談だった。


 彼女は24歳の独身女性。
彼は妻子持ちなのだ。


 夫婦仲はもう長年断絶していて、
彼は妻を「ルームメイト」と呼ぶ。
息子二人をとても可愛がってはいるけれど、
妻とは”便宜上同居しているだけ”で、事実離婚状態だと言う。




 今までの人生で有り得ないぐらい24歳の彼女の事を、
真剣に愛していて、彼女との結婚も考えているという。

 彼女も彼を凄く愛してくれているらしいのだが、
彼女曰く「子供たちの事を不幸にしたくない」と…








 文面を見ていて、鳥肌が立った。
締め付けられる想いがした。

 年上の男に惚れて、舞い上がって、
”結婚”に夢膨らませて翻弄されてさんざん泣いた。
若かったあの頃…

 そしてノブヒコさんとの生涯最大の恋愛、
究極の幸福感と究極の苦しみとが交互にやってきて
どうしようもなく不幸な恋愛。




 

 私のメールを打つ手は止まらなかった…。






from:リク

「幾つになっても、結婚しても、子供がいても、
 やっぱ恋してたいよね、
 ゴールなんて関係ない純粋な恋って素敵、、、」

…とかって、物わかりの良いオトナぶって
(実は単なる自己弁護、正当化するための言い訳でしかない)
無責任な事を言う人は世の中ゴマンといると思います。
自分にとって気持良い話だけを聞いていたければ、
そんな風に無責任に賛同してくれるご都合主義な人は
ゴキブリみたいに沢山いるから、
ゴキブリとだけ仲良くしてれば良いのかも。
自分もゴキブリに成り下がれば。

私は昔、自分が独身で相手が既婚、
という状況で世紀の大恋愛をしました。
人生で一番とことん真剣に愛しました。
彼もそうだったようです。
当時私は既にバツ2で結婚する気なんて無かったから、
ただ彼と付合っているだけで幸せだった…ハズだった。
けど、どちらかが独身でどちらかが既婚、
つまり公に出来ない関係というのは、
罪悪うんぬんは勿論のことですが、
それより何より、とにかく物凄く
「辛い・苦しい・切ない」のオンパレードになります。
一緒に居られる幸せに比例して
苦しみが必ずセットで大きくなる。

私ね、もう彼と別れておよそ十年も経って
今はもう未練もなくただの思い出なのにね、
それでも当時の事を思い出すと
未だに簡単にボロ泣きしちゃうんです。
そのくらい当時辛かったんです。
凄く愛しあって凄く幸せでもあったんだけど、
本当に切なくてボロボロになったんです。

不倫の恋愛は純粋であればあるほど、
愛が深ければ深い程、人を残虐に壊します。
私にはその痛みがあるから、
独身の女の子が既婚男性と付合うのは絶対に反対なんです。
私が味わったあんな苦しい思いを
独身の女の子に味合わせたくないから。
本当の恋愛は「どちらかが不幸になる」ものじゃない。
何かを壊すものでもない。
どちらかだけが独身っていうのは、
必ず不幸になる。必ずです。
それは結婚する事を目的で付合っていなくてもです。
細かい説明は今は省きますが、とにかく断言出来ます。


既婚者が婚外恋愛したけりゃ、
フェアに既婚者同士ですべきかもね。
お互いの家族を傷付けること覚悟の上で。
っていうか、本来、婚外恋愛なんてしたいなら、
結婚の誓いをしたのが間違い。
自分で誓っといて何が婚外恋愛?
でなきゃ、
キチンと独身になってから堂々と恋愛すべき。

相手の女性を本当に好きで、心から大事に思うのなら、
自分の気持を満たす事は我慢して、
相手の女性の本当の幸せを実現してあげる。
まやかしの幸せや、その場しのぎな幸せじゃなくね。
自分の気持を満たすその場のトキメキのために、
相手の女性に不安や不自由や
苦しさ切なさを与えるなんて鬼か悪魔。
ほんとに愛してるなら、
それら苦しみをゼロにしてあげるのが愛だもの。

端折って書いちゃってるから、
真意が伝わりにくいかも知れないけど。
不自由な恋愛は、
不自由な分だけ恋心も募って熱くなりやすいもの、
でも不自由な恋愛は絶対に涙がつきもの。
女の子を不安にさせてはいけないし
泣かせてはいけない。それが全てだと思う。
どんなに好きでも、
好きなひとを泣かせることは愛じゃない、絶対に。


それでもどうしても彼女がいなきゃ駄目なんだ、
なんて思うのなら、
だったら、答えは簡単じゃん。
さっさと離婚すべき。
そっちをちゃんと出来ないうちに
自分の恋愛感情を満たそうとするのは大間違い。
自分の身がキレイでないのに
彼女を求めるのは身勝手以外の何ものでも無い。
彼女がもっと踏み込んでくれない事を
我慢してるのが嫌だと思うなら
貴男が覚悟決めて、
自分の身をキレイにして正々堂々と彼女に
何のセーブする必要もない、
何の不安も無いという事を、見せてあげる。
それしかないよ。
本当に彼女を大切に思うなら、
自分が完全にキレイになるまでは
一切チョッカイ出さないっていう位の
男としての潔さが必要だと思う。
彼女の前に現れて良いのはその後のハナシ。

(メール文まだつづきます)
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