注意この小説には、倫理に反する事柄も色々と出てきます。
(この先しばらくは不倫にのめり込む話が続きます)
実話小説として書き始めた以上、それら酷い話も書いて行くと決めています。
私はそれらを猛反省しながら今を生きています。
出来れば大きな心でお読み頂くか、もしくは不快な方はお読みにならないようお願いします。
その辺り、どうか御理解をお願い致します。m(。・_・。)m
なぜ不倫話をあえて書くのか、
作者の意図をこのあたりに書かせて頂いてます。↓ご一読頂けると幸いです↓
『小心者の葛藤』http://ameblo.jp/liku-matsuo/entry-10132533528.html
『今後の展開』http://ameblo.jp/liku-matsuo/entry-10133174316.html

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前回のお話↓
http://ameblo.jp/liku-matsuo/entry-10158530571.html
↑『悪いことは悪い!』その10




…━━*━━…






 31歳、1999年のクリスマス。


 ノブヒコさんと一緒に過ごせたクリスマスは29歳のあの時だけ。
去年のクリスマスも、その前後にデートしただけだったな。

 今年は”しばらく逢わない”と決めた冷却期間中。
逢えるハズもない。




 やっぱり寂しい。




バツ2女の恋愛日記カミングアウト20年 ~愛ってなに?~ 失恋・SEX・モラハラ・離婚・妊娠・不倫・遠恋・虐待…私はどこへ行くのか?-xmas



「僕には松尾さんの誕生日のほうがずっと特別な日だからね。
だから寂しくはないよ。
クリスマスは誰でも皆が知ってる日だけど、
誕生日は僕と松尾さんだけの特別な日だから。」





 嬉しい。
でもやっぱり、
ちょっと寂しい。






 ”寂しい”を感じる度に、
紛らわせるためにチャットでお喋り。

 仲良したちと話して時間をやり過ごす。

 小栗君と話し込んでは気を紛らわす。










 そうやって年末がやってきて、
私はとうとう大好きだった会社を退職した。

 今は勤務地も部署も違うノブヒコさんとは
ずっと顔を合わせることも無いまま最後の日を終えた。
なのに彼の奥様とは最後の挨拶をして、
そして私は、会社を去った。




 彼の奥様がバイトに来なければ、
私は会社を辞めなかっただろう。
あの会社に骨を埋めるつもりだった…





 彼ではなく、
彼の奥様が、
私の人生を大きく変えたターニングポイントだった。

 











 お正月、
彼からの年賀状は、いつも宛名が奥様の手書き。
毎年決まって息子さんの写真の年賀状。
それを見るのに毎年ドキドキする。

(”新しい家族が増えました”になってるかも…)

 私しか抱けないと言っている彼が、
じつは奥様ともラブラブで、その証拠に新しい赤ちゃんが出来てたら…
その現実に突き落とされるのが恐い。




 祈るような気持ちで年賀状をめくる…




《長らくお待たせ致しました。また止まるかも知れませんが、一応再開です!
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