2020年5月29・30・31日は名古屋にて、ザビエ・アストロロジー3daysでした
このような時期なので、オンラインでも受講できるようにオーガナイザーの持田直子さんがアレンジしてくれました。みなさんとご自宅からでも学びを分かち合うことができて、感謝です★
2018年5月から参加させていただいている「ザビエ・アストロロジー」も5回目となりました。ヨガ・リトリートを入れたら6回目かな?
天王星が牡牛座に入るタイミングで始まった「占星学のシンボルの探求」から「ゴールデン・チャイルドと占星学と錬金術」「宮古島でのヨガ・リトリート」「星の王子さまと占星学」「基礎編①星座」「土星の探求」さらに今年は2回のオンラインの講座やオンライン星飲みなども開催されました。
ザビエの講座はどれも味わい深くて、噛むほどに味が染み渡るスルメみたいなのですが、万人にぜひ観てほしいのが「土星講座」で、個人的にアンコールしたいのが「星の王子さま」ですね
ザビエの「星の王子さまと占星学」は、他の人には真似できない、隠れた名講座ではないか!?と思います。
あ、土星セミナーを見逃した方は、動画で視聴することができますよ!!
これは必聴です!!
2020「統合」という名の曼荼羅土星の山羊座から水瓶座への移行がわたしたちに伝えること
土星セミナーが開催されたのはコロナのコの字もなかった2019年11月でしたが、講座の終わりに「2020年はわたしたちの内なる寺院が全部(建て直し)だよ」と、さらっとザビエが言っていたことを思い出します。
今回の3daysは基礎編の2回目と神秘のマスター水星から学ぶ2020年の歩き方でした
基礎編は「12ハウス」です。基礎といいつつ、ザビエの基礎編なので、すでに占星術を学んでいる人にも聴き応えは十分。
ひとつずつのハウスで体験しうることについて、さまざまな角度から学びましたが、個人的にやっぱり8ハウスにグッときます。
一般的に「他者からもらうもの」を象徴する8ハウスですが、7ハウスが誰かと結んだ契約であれば、その結果として何を得たのかということが示されます。
愛から始まったものが、どのようなところへ行き着いたのか?!
そこには良いものだけではなく「裏切られた」といった類いの激しい経験をすることがあるかもしれず、他者との親密さを通して、自身の深いところに触れていく部屋でもあります。
深く関わり合った人とだけ、触れあうことのできる場所。深みに触れなければ、傷つくことはないけれど、そこに触れることでしか癒されないものも、わたしたちにはあるのでしょう。
そして、そこにはわたしたちが祖先から遺伝子として受け取ったものが表現されるのだとも、ザビエは言います。本当にそうですね。わたしたちの無意識の層のなかに、親や祖父母や、曾祖父母たちがいます。
ザビエならでは!!というのは、12ハウスにヘラクレスの12の功業と合わせて紹介してくれたところでしょう。それは各ハウスにおいて、わたしたちが向き合うべきコンプレックスのテーマでもあります。
たとえば1ハウスのテーマは「傷つかない自分」
いかに自分を傷つかないようにしているのか……というコンプレックス!!
ひとつひとつがいちいち刺さります(笑)
そして自身を顧みて、探求したくもなりますね~!!
時間をたっぷりかけて1日目は終了。
そして続く2-3日目は「神秘のマスター水星」の探求です!!
水星だけをみっちりと学ぶ2日間。
神話において、生後まもない赤ちゃんヘルメスが、母親の目を盗んで抜け出し、楽器を作り、牛を盗み、しれっと嘘をつくのがたまりません(笑)
水星の持っている機転と好奇心、クリエイティビティが遺憾なく発揮されていきます。
知性やコミュニケーション、商売や旅の象徴であると同時に、泥棒の神でもあるヘルメス。父親ゼウスがそんなヘルメスの資質を見抜いて、神々のメッセンジャーとしての役割を与えました。
水星にはモラルがない。なので、水星の賢さにはガイダンスとモラルが必要で、それは9ハウス・射手座・木星の役割であるとのこと。
ゼウス(木星)だからこそ、ヘルメスを導くことができたわけですね。
しかしそこにはクリエイティブや好奇心まで摘んでしまわないように残しておくことが肝心です。3ハウスと6ハウスという水星の部屋の向かいに、9ハウスと12ハウスという木星の部屋があることが、それを示しています。
そしてわたしたちの好奇心から生じた知性が、導かれて成長すると、それが他者に分かち合われることで叡智になっていきます。
分かち合って、知られなければ、それは知識でも叡智でもない、という言葉にグッときました。本当にそうですね。学んだことは世界に還元していかねば~!!
水星と太陽の角度や、エレメント・星座別の水星の話、水平か垂直か、嘘と真実の話など、水星がさまざまな角度から紐解かれていきます。
個人的には水星逆行の話にグッときました。私は水星逆行の生まれなんです。
子どもの頃からずっとある、自分のことを表現することが難しいという感覚。
誰にも伝わっていない、わかってもらえないというもどかしさ。
いつも、自分の気持ちをうまく伝えられなくて、言い方もタイミングも難しくて、もう終わったことなのに、内側で取り残された感情がこだまする。
いつも薄い空気のようにまとわりついている、全体から切り離されているという感覚をザビエが話してくれて、なんだかそんな自分が理解されたような気がしました。
水星の逆行は年に3回、1回だいたい22日ぐらいなので、6人に1人ぐらいは逆行生まれなのかな。
講座のあとでその話をしたら「代わりにグッとフォーカスして掘り下げることは得意でしょう?」と言ってくれました(笑)
ヘルメス・トリスメギストスの話。
エジプトの叡智の話。
錬金術と水星の話はとてもミステリアスで、人間の深い底にある欲望を取り出して形にしたようでもあり、いつもドキドキします。
1・2日目の終わりには、わたしの気になるチャートをザビエに読んでもらいました。役得です
ちょうど5月28日に全人代で香港の国家安全法が承認されたので、今後の運命が激しく揺れ動く中国の習近平首席と、同じくコロナ禍から暴動まで冥王星リターンを迎えるアメリカのトランプ大流領という双子座ブラザーズを読んでもらいました。
2日目は16歳の天才詐欺師フランク・アバグネイルのチャートを。彼は水星のコンバストで、リアル・ヘルメス!!といわんばかりの星で興味深かったです。
次のザビエ・アストロロジーは2020年の秋!
そのとき、世界がどうなっているかわかりませんが、スーパー・オーガナイザーの持田直子さんのアレンジで、きっと何らかの形でザビエの叡智に触れることができるでしょう。
また魅惑のザビエ・ワールドをご一緒いたしましょう
どうもありがとうございました~★