【レポート】ザビエ・アストロロジー・名古屋2019秋 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

11月8・9・10日は名古屋にて【秋のザビエ祭り】でした!!

8日が新しく始まった基礎講座で、9・10日が「土星」をテーマにみっちりと学ぶ2日間。

本当にしみじみと、ものすごく良い講座だったので、しばらく内側で学びを反芻しながら、星を感じる時間を過ごしておりましたにやり

途中で実際に胃が消化不良になるほど(これは夕飯会で食べ過ぎたせいでもあるけれど)、たくさんの情報と知的刺激で、心身ともにふらふらに……。

それは、わたしがこれまで学び、探求してきた、たくさんの点たちが、すべて結ばれていき、謎が解けていくような、タイトル通りの「統合」が内側の深いところで起こった衝撃だったのだと思います。


ザビエの深い叡智は、いつも金太郎飴のように、どこで切り取っても変わらずにジューシィで、それはそれはとても美味しいのだけど、今回しみじみと思ったことは、

『やっぱり山羊座先生による、土星の講座は最高ベル

ということです。

やっぱり、ザビエの紋章は土星ですね~!! そして、今回の土星講座は定番として、2年に1度ぐらいはリピートしてやってもいいんじゃないかと思います。

というか、わたしたちの古いパターンは、すぐに昔のやり方にとらわれてしまうので、むしろ、それくらいの頻度で「これでもかっ、これでもかっ!!」と脳髄に反芻させなければ「わかっていても、なかなか抜け出せない」という罠に陥ってしまうでしょう。



1日目の基礎講座は、基礎講座といいつつ、やっぱりザビエなので「これが基礎!?」という濃厚さ。

くり返し語っていた「チャートはいつでも必ず新しい発見がある」というのは、本当にそうだと、わたしも経験的に感じていること。それはわたしたちがより遠くまで行けるようになり、より多くの人と関わり合うことで、必ず深く自分の内側にも潜れるようになるからかもしれません。旅から帰ると、新しい発見があって、新しい出会いがあると、そこにも発見がある、ということのくり返しですね。

占星学は外側の知識を学ぶものではなく、自分の内側から発見するもの。
すべてのシンボルはその人の内にあるので、誰もが自分自身の理解を通して、星を扱い、語ることができるようになる。占星学は「生きる意味を見出すこと」を助けてくれる……。

ザビエの言葉や態度やふるまいから感じることは、彼が人を尊敬してやまず、偏見を持たず、どんな人に対しても愛と敬意をはらうことを決して忘れないということ。彼の信念や哲学には「目の前の人を尊重すること」「どんな人でも、文化や、慣習を大切に扱うこと」があるのだと、そこかしこから感じます。

叡智と哲学と経験の塊のような人なのに、権威からくる尊大さのようなものは微塵もなく、誰に対しても本当にやさしくて、フレンドリー。本当にすばらしいグレイト・ティーチャーですニコ



わたしたちの中心に「点」があり、それは源であり、すべてのはじまり。
エネルギーは拡張し、体験して、多様に形を変えながら、より本来の形に近い高みをめざして、帰着する。

講義を聴きながら、自分のなかに流れているリズムやエネルギーを感じていました。つい、わたしたちは自分の感覚を投影して相手を見てしまうため、そこに偏見を持ってしまいやすいけれど……ザビエがいうように、誰もが目の前の相手をリスペクトして、相手が感じている世界を、自分も感じてみようと試みることで、相互の深い理解や共感がそこに生まれるのだろうと思います。それこそが真の「エンパシー」ですね。

ザビエは個人のチャートを「寺院(テンプル)」や「曼荼羅」に喩えるけれど、そのような発想が実に山羊座的で美しいな……と感じます。エネルギーを物や形で感じられるというのが、なんとも素敵。

「あなたのチャートは一体、どのような寺院でしょう?」

って、超かっこいい!!
そして試しに、自分の寺院を描いてみる……というのをやってみたら、ほんとうに個性豊かで、すごく面白いし、自分のことがよくわかるのでオススメです(やり方知りたい人はお声かけてください!!笑)

クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー

ザビエワールドは数々の神話や、作家や、映画に話が多彩に広がっていくのが実に魅力的。
あまりの神話の詳しさに、占星術仲間の蜜羽ちゃんは「ザビエさんはギリシア人」と思いこんでいたらしいです(可愛い…!!)

わたしは…というと、蠍座の神話にホッと、肩をなでおろしました。
ひとことでいうならそのストーリーは「愛する男に裏切られたので、恋敵を殺して、復讐を果たしたけれど、それは神に許された」です。

びっくりですよね?(笑)
蠍座的には「愛する男に復讐して、それで地獄に落ちても構うものか!!」かと思っていたのですが、実際には神に救われるのですから。

なぜなら古い時代から伝わる宇宙の法には「人の感情を弄んではいけない」とあるからです!!!

聴きました? 聴きましたね!?
わたし的には、というか蠍座的には、これはかなりのクリティカル・ヒットでした。イエス!! 裏切り者は許さんぞーー!!(笑)

月は傷つくけれど、太陽は決して傷つくことがない。
わたしたちの内なる深淵さをたっぷりと味わう基礎講座でした。



そして土星講座……これはもう、一言ではとてもとても語り尽くせません。
すべての人に聴いてほしいぐらい、わたしたちの人生にとって、そしてたましいにとって、大切なことでした。

どうして人生から「自由」になれないの?

その鍵が土星の作用にあるなんて……ホント、脱帽でした。土星をこのように深淵で美しく、わかりやすく、的確に語る先生って、はじめて出会ったような気がします。

土星って、本当に理解することがむずかしい惑星です。どの惑星もそうなのですが、わたしたちは自分が理解し、体験している限りで、星を語るため、どのようにそれを体感しているのかによって、どう表現するのかが変わりますよね。

ザビエの語る土星は、愛と慈悲そのもの。


誤解されやすく、間違って語られやすい土星の本質を、これでもか!!というほど、わたしたちにやさしく、語りかけてくれました。

 

話を聞きながら、何度もこみあげてくるものがあり、心が震えました。わたしだけでなく、何人もの参加者の方から「泣けました~」と言われ、確かにそこには本質に触れるものがあったのでしょう。


土星がもたらす、さまざまな事柄は「試練」や「厳しさ」「難しさ」と表現されることが多く、それゆえに占星術を学び始めた多くの人がそのように思いこんでしまうことが多いのですが……ザビエの語る土星は、いまここのリアリティに順応させる力であり、欠けたものを補償する愛。

土星はわたしたちが自分の才能やエネルギーを使っていないことに対する罪悪感を呼び覚ますことで「本当の自分に還ること」を常にうながしてくれます。

ちょうど2日目の11月10日の午後に天皇陛下のご即位パレードが行われたタイミングで、みんなで一緒にテレビでその模様を観ました。皇后雅子さまの5ハウスの金星に土星が重なる「存在の美しさと帰還」を感じさせる、素晴らしいシンクロニシティでした。



本当に土星は、わたしたちのたましいを導き、本当の自分でいることに留まらせてくれる星。そして、その輝きをもって社会と関わることができる2020年。

わたしたち、ひとりひとりが自分の曼荼羅や寺院を改めて見直し、いまの時代に最もフィットする形に再構築して、そのうえで社会と関わり、みずからの輝きを世界に分かち合っていくとき……。

時代が変わりゆくパラダイムシフトに、偉大なティーチャーから叡智を分けてもらう幸せを存分にかみしめた2日間でした。

ザビエ・ベトコート氏と、オーガナイザー兼スーパー通訳のなおっつこと持田直子さん、チームザビエのスタッフと、そしてご参加してくださってみなさまに、心から感謝とリスペクトです!! どうもありがとうございました~!!



そして、なおっつ(持田直子さん)と話していて、講座にご参加してくださった方々と12月11日の夜にオンラインのシェア会をしよう!!ということになりました。Come and Join us!!

ザビエは参加できませんが、メッセージをくれるとのことです~!!
講座の感想などをぜひシェアしましょう~!!