***Walk on the light side

***Walk on the light side

銀河に煌く星たちのように

銀河に輝く星たちと
わたしたちのハートは共鳴しています


【天にあるものは 地にもあり  内にあるものは 外にもある】


地上の星であるわたしたちも
天の星のように輝きを放っている存在です


惑星たちがそれぞれの公転周期でめぐりつつ
宇宙のどこかで時折会合するように
一期一会のご縁がありますように

インスタで展開していた天王星シリーズが2025年に入宮する双子座まで行きつきました。

 

 

天王星84年周期の切り替わりは、東日本大震災の翌日の2011年3月12日。前周期は戦争をはさんでの復興から、著しいスピードで近代国家になっていく姿が描かれましたが、今周期もまた人類史上でもかなりの「天王星的進化」を遂げる時期となるでしょう。

 

社会はいつでも新しく進化していますが、時々「天王星的人物」が出現して、これまで世界に存在しなかったものを突如として生み落としていきます。

 

いわゆる発明家や技術者、芸術家がこれに該当しますが、彼らの創り出したものは、瞬く間に世界の仕組みやインフラを変えてしまい、それはひとたび起きると不可逆で戻ることはありません。

 

一度でも文明の利器の恩恵にあずかってしまうと、それがない暮らしには戻れないわけですね。

 

天王星は過去の常識を覆すと同時に、過去から完全に切り離して、そこに依存しない状態に解放する働きがあるわけです。



個人にとって天王星は、位置している星座やハウスのテーマから、完全に自由に何にも依存しないで独立していられるように、うながします。

 

水瓶座のサビアンを読んでいると、その様子がとてもよくわかるのですが、天王星の役割は個人を一個体で完全な存在として、外に補償を求めているものの内在化をめざすのです。

 

そして、それは完全にそうなるまで続きます。つまり何かに依存している形をとっている限り、何度でもそれは裏切られ、覆されることになるでしょう。

 

天王星が獅子座であれば、完全なる自尊心が自身の内で確立されるまで、他者から認められず、傷つくことが起きるかもしれません。一時的に認められ、求められたとしても、自身でそれを満たさない限り、突き放されることが起きるでしょう。

 

乙女座であれば、完全な有能さといえるかもしれません。どんなことでも対応できる。知っている。乗り越えられる。そうなるまで、たびたび「充分ではない」という気持ちにさせられるでしょう。

 

天秤座であれば、どんな人物とも仲良く調和して渡り合えるようになるまで、何度でも対人関係の難しさを体験します。頼りすぎたり、距離を置いたりを繰り返して、個々が自由でいながら、仲良くできる絶妙なバランスを見つけるまで、そが続くのです。

 

蠍座であれば、自分の心の奥底を見つめて、深い闇を変容させるまで、何度でも人間関係において裏切ったり裏切られたり、支配されたり、嘘をついたりといったことを繰り返すかもしれません。

現在の天王星は牡牛座にありますが、これは経済的な自立をうながす配置で、自分で自分を養う力を持つこと……生き延びるための現実的な能力を内在させるように働きかけるでしょう。

 

企業が副業を認めたり、政府が新NISAを推奨するのも、その一環ですよね。いろんな手段で自分で稼いで、老後の資金も準備してね、というわけです。

 

天王星は私たちの本質を呼び覚まして、完全に自立させるために、繰り返し、依存しているものから唐突に梯子を外すようなことをします。

 

しかしそれは私たちを進化させるためのひとつの方法であり、宇宙からもたらされる愛のひとつの形なのでしょう。エゴからすると、まるでトラップのようにしか見えなかったとしても。