こんにちは！
整理収納アドバイザー
七尾亜紀子です。
「忙しいママ」の毎日が
もっとラクに、
もっと楽しくなるための
収納・家事・インテリアの
アイデアを発信しています。
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今回は、久々に？こってり系の記事に
なってしまったので、早速ですが
本題から！
今回は、Stand.fmのレターでいただいた
こちらのご質問について取り上げたいと
思います。
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こんにちは。いつもブログやラジオを
楽しみにしております。
私は50代のパート主婦ですが、
七尾さんの仕事術のお話が大好きです。
大学生の娘が就職活動中なのですが、
行きたい業界が定まらずに悩んでいます。
私自身は結婚したら退職するのが
主流の時代だったので、
あまり深く考えずに就職先を
決めてしまったのですが、
今は女の人も一生働く時代ですよね。
七尾さんが前職の会社を選んだ経緯、
また女性が一生働くことについての
お考えをお聞きしてみたいです。
（Stand.fmのレターより引用）
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Stand.fmでは結構お片付け関連より
仕事術や発信に関するトピックが
多めになっています(^^;
（タイトルが「整理収納ラジオ」なのに
お片付けの話は週1くらいしかしてない！笑）
今回のテーマはちょうど最近読んだ本や
見た動画を絡めてお話したい！と
思ったので、ブログの方でも
取り上げさせていただきます。
今回のご質問自体はお子さんの
就職先に関してでしたが、
ご自身も今の仕事を続けるべきか？
または、今は働いていないものの
これからどうするか？といった
モヤモヤを抱かれている方が
少なくないと思います。
そこで本日の記事では、
「やりたい仕事が見つからない」
モヤモヤにはどう向き合う？
私の就職の経験談とコロナ時代の職選び
というテーマで、
私自身が就職したときの経験談や
これからの時代の仕事選びの
考え方のヒントについて綴りたいと思います！
■コロナ時代の「やりたいこと」の見つけ方
まず、今の時代の「やりたいこと」の
見つけ方について、先日読んだ
こちらの本が自分の中でとても
腹落ちしたのでご紹介します。
「自己理解メソッド」というのを開発して、
ブログで発信したり個人のコンサルを
行っている八木仁平さんの著書です。
新R25のYouTubeチャンネルにも
登場されています↓
まず、印象に残ったのが
「ジャムの法則」を取り上げた
こちらの一節です。
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選択肢が多くなると、やりたいこと選びは
難しくなります。
コロンビア大学の実験で分かった
「ジャムの法則」を知っているでしょうか？
スーパーの試食でジャムを24種類準備したら、
試食して購入した人は3%しかいませんでした。
そのジャムの種類を6種類に減らしたところ、
試食して購入した人がなんと30%に
増加したのです。
人は、選択肢が多いと「選択しない」という
選択をします。だから24種類のジャムは
売れないのです。
やりたいことが決められない人も同じです。
多すぎる選択肢の前で立ち止まって
「選択しない」という選択をして、
やりたいことを決めるのを先延ばしして
ダラダラと生きてしまいます。
（八木仁平・著「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」より引用）
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確かに、冒頭のご質問に当てはめると
50代のお母様の新卒時代に比べると、
これから就職をされる娘さんは
女性でも入社できる会社や業種も多く
選択肢が遥かに広がっていて、
逆にそれが悩んでしまう元に
なっているのかもしれませんよね
言ってみれば「贅沢な悩み」とも
言えるのかもしれません。
こういった状況下での仕事選びについて、
本の中ではこう続けて書かれています。
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では、そんな選択肢の多い複雑な世の中で、
自分の進む道を決断するには
どうすればいいのでしょうか？
最も危険なのは、「どの道を進むのが
一番メリットがあるだろうか？」と
頭で考えて判断することです。
時代の変化が早い中で、今メリットがある選択が
すぐにメリットの少ない選択になってしまうことは
普通にあり得ます。
（中略）
変化の早い時代に僕たちは、
「どちらがメリットがあるだろうか？」という
頭の判断とは、根本的に違う判断基準を持つ
必要があります。
その判断基準は、「どうしたいか？」という
心の基準です。
無数にある目の前の選択肢の中から
「どうすべきか？」というメリット重視の判断では、
選びきれない時代になりました。
けれど「どうしたいか？」という心の基準であれば、
選ぶのは簡単です。
自分が興味があること、自然と惹きつけられること、
価値観がマッチしていること、という
自分の内側にある基準で選びましょう。
（八木仁平・著「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」より引用）
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確かに、私が新卒の頃に人気上位だった
航空業界やテレビ業界などは、
コロナの影響やYouTubeの台頭などで
軒並み苦境に立たされています。
まさかこんなことになるとは、
20年近く前には誰も予想だに
しなかったことと思います。
私自身の就職先選びも、今振り返ると
この「どうしたいか？」を重視したことが
結果的に良かったと感じているので、
次に自分自身の仕事選びの経験についても
綴ってみたいと思います。
■私自身の就職・転職経験談
私自身は、新卒でITベンチャー系の
企業に就職して、そこで15年ほど
働きました。
前職の会社を選んだ経緯は、元々は
WEBデザイナーに憧れていたのですが、
デザイナーは経験者しか採用がなかったので、
やむなくIT系全般に対象を広げて
就職活動をしていました。
その結果、IT系大企業のSE職からも
内定をもらいましたが、自分の中では
前職の会社に早い段階から
入ろうと決めていました。
当時前職の会社は小さかったので
正直、大学の友人や母親からは
なんで大企業の方を選ばなかったのか？
と何度も聞かれました
でも、理由を一言で言うと、
「ワクワクしなかったから」
ということに尽きます。
元々WEBデザイナーに憧れたのも、
自分が創ったものがすぐ世に出せて
反応がすぐ感じられる、ということに
魅力を感じていたからだと思います。
そう考えると、自分が作った成果物が
世に出るまでに何年もかかって、
さらにどこを自分が作ったのか
外からはわからない大企業のSEには
私はワクワクを感じられませんでした。
そのため、忙しくても日々自分の
アウトプットに対する反応が見える
ベンチャーの方が素直にやってみたい！と
思えたので、自分では全く迷いませんでした。
正直なところ、会社に入ってからも
激務で毎晩のように終電帰りで、
母親から仕事中に、
「お願いだから会社を辞めてほしい」
と電話がかかってきたことも
ありました
確かに仕事は大変でしたし、なんで
こんなに生き急いでるんだろう？と
思うこともありましたが、
結果的に、普通の会社で得られる
何倍もの経験ができたのではないかと
感じています。
さらにその会社も退職して
整理収納アドバイザーとして
独立することになるわけですが、
これもメリット重視の判断をしていたら
きっとこの決断はできなかったと思います。
でも、「どうしたいか？」という
自分の気持ちを優先したら、
挑戦しないという選択肢はなかった。
あの時決断したお陰で、今は本当に
充実した毎日を過ごせているので、
本当に本に書かれていた通りだったな、と
振り返ってみて感じます。
■誤答のない人生なんてない
でも、親御さんの立場からすれば
できるだけ失敗してほしくない、と
思うのは当然ですし、
ご自身の仕事選びであっても、
やっぱり悩まれるのではないかと
思います。
そんな方に向けて、私自身が
最近見て印象に残った動画を
ご紹介したいと思います。
私がファンでよくYouTubeやテレビで
拝見している、クイズノックCEOの
伊沢拓司さんの講演会の動画です。
（最近クイズノックさん紹介しすぎかも！？笑）
こちらの講演会では、
プロフェッショナル 誤答の流儀
〜クイズ王はまた間違える〜
というテーマでお話をされています。
「誤答の流儀」とはなんぞや？ということを、
簡単にセミナー内容からかいつまんで
ご紹介させていただきます。
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・クイズ王であってもいつも
正解できるわけではなく、誤答は必ずある
・クイズの世界では「良い誤答」と
「悪い誤答」がある
・戦略や仮説に沿ってトライした結果、
その仮説が間違っていた場合には、
それは「良い誤答」
・戦略性もなく闇雲に答えて間違えるのは
「悪い誤答」
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講演の中では、伊沢さんご自身の
職選びの経験談についても
語られていたのですが、
今はクイズノックCEOである
伊沢さん自身も元々は会社を
立ち上げるつもりはなく、
研究者の道を歩むつもりで
大学院に進学されていました。
でも、実際に進学してみたら、
自分より遥かに研究者向きで
優秀な人達に圧倒されて、
自分に研究者は向いていないという
ことを痛感して、好きなクイズを通じて
教育について発信する、という道を
進むことを決めたのだそうです。
結果的に大学院を中退されましたが、
伊沢さんにとっては、
このチャレンジは
「良い誤答」だった
と語られています。
仕事選びでも、この変化の大きい時代に
最初から「一生の仕事」を
見つけられることはほぼありえない
と思います。
何か自分がその時に「やりたい」と
思えた仕事を選んでみて、
その結果合わなかったと感じたとしても、
それは「良い誤答」です。
年齢を問わず、
まずは自分が「どうしたいか」
という直感を信じた上で、
一歩を踏み出してチャレンジしてみることが
大事なのではないかと思います。
以上、私自身の経験談や最近読んだ本、
見た動画を交えながら、
コロナ時代の職選びについて
思うことを綴らせていただきました！
思えば、私が新卒の頃はそもそも
お片づけが仕事になる、という
概念自体がほぼなかったんですよね
また、ブロガーやYouTuberという
職業自体もその当時は存在しませんでした。
そう考えたら、また10年後・20年後は
全然思いもよらない仕事を
してるのかもしれないな〜とも
感じたりしています（笑）
でも、私の根本にある価値観は
常にワクワクしていたい
ということだと改めて感じたので、
自分の直感に素直に従いながら、
新たなチャレンジに飛び込んで
いきたいと思います(^^)
仕事術・仕事選びに関しては
こちらの過去記事も参考にどうぞ↓
＜ワーママ関連のトラコミュはこちら＞
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