欧州連合(EU)の経済復興給付金は、パリ~ベルリンを4時間で結ぶ、ヨーロッパの超高速鉄道網に費やされる可能性が。

 

 

コロナウィルスのパンデミックにより荒廃させられたヨーロッパ経済を救済すべく、2兆ユーロ(240兆円)のEU復興給付金がフランスのマクロン大統領とドイツのメルケル首相により推進。

 

不況による損害とその長期化を避けるべく、観光産業など全土封鎖で打撃を受けた産業界を支援するのが目的。

 

これに対し、資金を最大限活用すべく検討しているウィーン国際経済研究所(Vienna Institute for International Economic Studies)は、ヨーロッパ超高速鉄道網を含む、大規模な経済基盤プロジェクトを提案。

 

既存の鉄道網を適用させて、平均速度を時速250~350㎞まで高め、旅行時間を半分に短縮に。これによると、パリからベルリンまで4時間で到着。

 

ヨーロッパ圏内の航空機利用者を半減させることにより、国際商用航空機の二酸化炭素排出量を4~5%削減させる可能性が。また鉄道貨物が増加すればトラック輸送が減り、こちらも二酸化炭素排出量を削減できるということ。

 

提案されるのは、以下4つの鉄道ライン:-

 

1、パリ~ダブリン(地図上:緑色)

2、リスボン~ヘルシンキ(同:朱色)

3、ブリュッセル~バレッタ・マルタ(同:青色)

4、ベルリン~ニコシア・キプロス(同:えんじ色)

 

ウィーン国際経済研究所の提案報告書:-

https://wiiw.ac.at/how-to-spend-it-a-proposal-for-a-european-covid-19-recovery-programme-dlp-5352.pdf

 

・・・・・

 

莫大なお金と、大掛かりな鉄道網。計画が壮大すぎて、利便性の実感が湧きませんが。。。

 

 

 

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